
2024年07月09日
活字文化の普及促進や文化芸術活動の支援で「コーチャンフォー」のリラィアブルが北海道と包括連携協定
リラィアブルと北海道の包括連携協定締結式。左から鈴木直道知事、佐藤暁哉社長(7月8日、道庁知事会議室)
【リアルエコノミー提携】本・音楽・文具・飲食を扱う、全国最大規模の複合店「コーチャンフォー」を道内外で展開するリラィアブル(本社・釧路市)は7月8日、北海道と包括連携協定を締結した。文字・活字文化の普及推進や文化芸術活動の支援、店舗を通じた道産食材、商品の魅力発信などに協働で取り組む。 (こ)
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2024年01月03日
北方ジャーナル1月号の誌面から 石川寿彦氏による漫画「回顧2023 コロナは去ったが…」

「回顧2023 コロナは去ったが…」の巻頭頁
読者の皆さま、明けましておめでとうございます。本年もどうぞ本誌北方ジャーナルと本公式ブログをよろしくお願いいたします。
能登半島での大地震、羽田空港での日航機炎上と新年早々、災害や事故のニュースが飛び込んで来ています。今年はこれらを教訓にいっそう気を引き締めていきたいものです。2024年がどんな年になるのか、それを占うためにも昨年の出来事を1月号に掲載した石川寿彦画伯による「回顧2023 コロナは去ったが…」で振り返ってみたいと思います。 (く)
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2023年12月02日
ナルク札幌のピンコロ劇団が文化祭で見せたシニアの底力 大盛り上がりの笑劇にやんやの拍手

出演者全員で平和を祈願した「笑劇・どうする家康~風雲関ヶ原の戦い」のラスト場面(11月26日午後、札幌市北区の麻生地区会館)
高齢者による全国組織「ナルク」(神野毅会長)の地方拠点のひとつであるNPO法人「ナルク札幌 さくらんぼ」(北区・八百坂康子代表)が11月26日、恒例の一大イベント「さくらんぼ文化祭」を麻生地区会館で開催した。
「自立・奉仕・助け合い」を基本理念に掲げる「ナルク」は元松下電器常務取締役だった高畑敬一氏(故人)の発案で約30年前に発足したボランティア団体(正式名称は特定非営利活動法人ニッポン・アクティブライフ・クラブ)だ。大阪に本部を置き、全国各地をはじめ海外の拠点でシニアたちが奉仕や互助の活動に取り組んでいることで知られる。 (く) 続きを読む
2023年10月29日
現役50周年のフリーキャスター佐藤のりゆきさんがファンとの集い「トークショー&縁かいパーティー」開催

50周年記念イベントで軽妙なトークを披露する佐藤のりゆきさん
10月28日夕、フリーキャスター佐藤のりゆきさん(73)の現役キャスター50周年記念「トークショー&縁(えん)かいパーティー」が、札幌市中央区のホテル・ラ・ジェント・ステイ札幌大通2階の「Northern Kitchen All Day Dining」で開かれた。番組関係者や視聴者など約80人が出席、本人の50周年を祝った。さくらCSホールディングス、かんぽ生命保険、鶴雅ホールディングスが協賛、UHBが協力した。
(こ)(く) 続きを読む
2023年10月20日
名和豊春・北大総長解任損害賠償事件が本人尋問後に異例の結審。判決は来年3月13日に下される見込み

右から小野寺信勝代理人、佐藤博文代理人、名和豊春氏(10月18日夕、口頭弁論後の報告会で)
職員への威圧的行為などを理由に北海道大学総長を解任された名和豊春氏(69)が、文部科学大臣と北大を相手取って解任処分の取り消しと報酬や慰謝料約1470万円の損害賠償を求めた訴訟の第15回口頭弁論が10月18日、札幌地裁805号法廷で開かれた。
この日は、本人尋問が午前と午後にわたって行なわれ、右田晃一裁判長はこの日をもって結審することを表明。判決を来年(2024年)3月13日(水)13時10分に行なうことを示した。 (こ) 続きを読む
2023年08月22日
縄文時代の国宝・文化財を一堂に集め「北の縄文世界と国宝」展を開催中 多種多彩な道内遺跡の出土品

左が函館市著保内野遺跡出土の中空土偶(国宝)、右奥は青森県八戸市風張1遺跡出土の合掌土偶(国宝)複製(写真は全て7月21日の報道機関向け展示説明会で撮影)
2021年に北海道・北東北の縄文遺跡群がユネスコ世界文化遺産に登録されたことを記念して、10月1日まで北海道博物館(札幌市厚別区)で特別展「北の縄文世界と国宝」が開催中だ。 続きを読む
2023年06月21日
【7月号の誌面から】北海道フォトエッセイ 「北見市のルーツはキリスト教団体 北光社開拓記念広場」
2023年06月08日
ゲームの世界観を独自に掘り下げ急逝した元ゲーム同人誌編集発行人・荒木聡さん 市立小樽文学館が追悼展を開催へ

ゲーム同人誌の世界を深掘りした荒木聡さん(写真は藤井昌樹さん撮影)
1980年代、札幌を拠点にゲーム同人誌『おーるらうんど』の編集発行に携わり、昨年12月4日に57歳で急逝した荒木聡さん。これまで一連のゲーム展の中で荒木さんの同人誌を紹介してきた市立小樽文学館は、今回の逝去を受けて企画展「荒木聡 追悼展 ゲームとアニメの間に―JOSCA THE CREATOR―」を8月下旬から開催する。追悼展の準備に奔走するライターの藤井昌樹さん(54)は「自分の好きなことを楽しみ、その後もオリジナル小説の執筆やボーカロイドによる音楽制作を手掛けるなど非凡な人でした」と高く評価する。 (あ) 続きを読む
2023年05月22日
【6月号の誌面から】北海道フォトエッセイ「土と水がせめぎ合う神秘的な香りの世界 地の果て、野付半島」
野付半島の海岸風景(撮影日:2023/4/13)©️白井暢明
今月号の北海道フォトエッセイで白井暢明さんは、春まだ浅い、北海道の東端、野付半島に足をのばした。本人が「土と水がせめぎ合う神秘的な香りの世界 地の果て、野付半島」と評した、その世界の一端を感じてもらえれば幸いだ。(く) 続きを読む
2023年04月12日
フリーキャスターの佐藤のりゆきさんが現役生活50周年 記者会見・懇親会で語った「これまでとこれから」

記者会見でこれまでを振り返る佐藤のりゆきさん(4月11日夕、札幌市内)
アナウンサー・キャスターとして現役生活50周年を迎えた佐藤のりゆきさん(73)が4月11日、札幌市内で馴染みの記者たちとの懇親会を兼ねた会見を行ない集まった関係者に自身の「これまでとこれから」を語った。正確には昨年が50周年だったが、「知事選に出馬した時は1年間お休みしたので、今年が本当の50年」と佐藤さん。偉ぶらず、いつでも等身大の「のりさん」だからこそ続いた半世紀かもしれない。 (こ) 続きを読む
2022年10月08日
岩内町の市民科学者・斉藤武一さんが木田金次郎の絵本を出版 地元の画家の業績を一冊に
自費出版した『木田金次郎の絵本』
岩内町在住の市民科学者、斉藤武一さん(69)が、このほど郷土の画家・木田金次郎をモチーフにした『木田金次郎の絵本』」を自費出版した。木田は有島武郎の小説『生れ出づる悩み』のモデルとして知られる。斉藤さんは大学時代にこの小説を読んで感銘を受け、以前には木田の評伝も上梓。今回の絵本は、以前に制作した木田の紙芝居を撮影した写真が出てきたことから思いつき、7月から作業に取り組んできた。「今年は木田の没後60年、ニセコの有島農場の開放から100年の記念すべき年。絵本を通してひとりでも多くの人に木田の業績を知ってほしい」と話している。
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2022年08月30日
本誌でお馴染みの、くつした企画が『配信不能の夕べ』と題した健全合法イベントを近く開催

『配信不能の夕べ』の告知ポスター
本誌で『探訪! 脳内北海道』を連載中の映像制作団体・くつした企画が9月3日午後、北大近くのライブハウスを会場にイベントを開催する。『配信不能の夕べ』と題されたこの催しのテーマは、もちろん『配信不能』。(た)
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2022年06月19日
本誌で好評連載中の黒田拓氏による「北海道妄想紀行」が公式海賊版として同人誌デビュー

オタク界で評判(?)の「北海道妄想紀行」
本誌で連載中の「黒田拓の違和感スポットを行く 北海道妄想紀行」。その既出分が小冊子スタイルの単行本としてまとめられ、このほど同人誌デビューを果たした。筆者である黒田氏が赴いた道内にある数々の違和感スポット、そこから同氏はとんでもない妄想話をつくりあげる。
私が特に気に入っているのが、「札幌環状線沿いの喫茶店と白老の製紙工場」という作品。その妄想編で描かれる「札幌最終ラーメン」をめぐる狂騒劇は何とも笑える。おそらく多くのラーメン愛好家も納得の一杯もとい一編と言えるだろう。
発行はくつした企画。6月1日刊行。定価800円(税込)。お求めはsox_ch@hotmail.co.jpへ
筆者による口上を以下に──。(く) 続きを読む
2022年04月09日
市立小樽文学館でゲーム関連本の企画展を開催中 会場に同人誌や攻略本が大集合 会期は4月24日まで
ゲーム本の変遷について解説する山本さん(市立小樽文学館)
ゲーム文化を支えた雑誌や攻略本、同人誌などの変遷と歴史をたどる企画展「ザッシ・コウリャクボン・ドウジンシ ゲームの本」が3月5日からで開催され、札幌在住のゲーム愛好家3人が企画構成。ゲーム関連本の変遷を見ようと多くのファンが訪れている。
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2022年03月08日
市立小樽文学館で“ゲーム本”の企画展を4月24日まで開催中 ゲーム文化を支えた 同人誌や攻略本などが大集合
展示される「ゲーム本」の数々
札幌在住のゲーム愛好家3人が企画構成した企画展「ザッシ・コウリャクボン・ドウジンシ ゲームの本」が3月5日から4月24日までの会期で市立小樽文学館で開催されている。アーケードゲームやファミコンゲームといったかつてのゲーム文化を陰で支えた同人誌や雑誌、攻略本のバックナンバーを通してゲームの歴史をたどろうというユニークな催しとなっている。
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2021年04月27日
吉永小百合が初めて医師役を演じた『いのちの停車場』 5月21日(金)から札幌シネマフロンティアなどで全国公開

咲和子が勤めた「まほろば診療所」の面々 ©2021 「いのちの停車場」製作委員会
作家としても活躍する現役医師・南杏子の同名小説を『グッドバイ ~嘘からはじまる人生喜劇~』などの成島出監督が映画化。日本を代表する俳優・吉永小百合が自身初となる医師役に挑んだ『いのちの停車場』が5月21日(金)から札幌シネマフロンティアをはじめ全国公開の運びとなっている。
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2019年07月09日
消えゆく札幌のまちの営みを伝える企画展「まち文化商店街」が札幌市中央図書館で開催中

懐かしいモノが満載の企画展「まち文化商店街」
消えつつある札幌のまちの営みを伝えようと、札幌市中央図書館で企画展「まち文化商店街~札幌の『くらし』集めました~」が6月24日から開催されている。銭湯や市場、商店、お菓子、建物といった日々の暮らしのベースにつながる「まち文化財」の調査、研究に当たる「まち文化研究所」(札幌市北区)の協力・監修で「銭湯」「お菓子」「豆腐」をテーマに1000点以上の資料を展示している。
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2019年02月18日
生きる伝説、幻想画家の鈴木翁二が札幌でCD発売記念ライブ

語りかけるような節回しと独特の歌詞が印象的(2月17日夜、札幌市白石区のキコキコ商店)
生きる伝説、幻想画家の鈴木翁二さんが2月17日夜、CD発売記念ライブを札幌で開いた。
歌が上手いわけではない。ショーアップされているわけでもない。だが、彼が手がける絵や漫画と同様に唯一無二の世界観がそこにある。今回は、助っ人にアルトサックスと鍵盤ハーモニカ奏者の烏一匹(からすいっぴき)さんも参加し、サウンドに広がりを見せていた。(く) 続きを読む
2019年01月31日
本誌表紙絵の鈴木翁二さんが浦河と札幌でCD発売記念ライブ

近年は音楽活動にも力を入れている鈴木翁二
幻想的な画風で知られる画家・漫画家で音楽活動も手がける鈴木翁二さん(日高管内浦河町在住)が2月中旬、浦河と札幌でライブを開く。14年ぶりとなるCD「ダ世界─地球へ下りて行こう」の発売記念イベントとして行なうもの。日程は、2月16日(土)に浦河町の大黒座、翌17日(日)に札幌市のキコキコ商店。いずれも午後6時半開演となっている。
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2019年01月28日
土屋HD・土屋公三会長が主宰。「人間社長塾」が今年10期の節目

熱弁を振るう土屋氏(2018年11月10日、第2回人間社長塾 OB会 講演会で)
6月に創業50周年という大きな節目を迎える土屋ホームグループ。現在は持ち株会社土屋ホールディングスの下、土屋ホーム・土屋ホームトピア・土屋ホーム不動産の事業会社などから成る住環境のトータルプロデュース企業体として道内外に名を馳せているが、その礎を正にゼロから築いたのが創業者の土屋公三氏(77・土屋ホールディングス創業者会長)だ。その土屋氏が2010年から始めた受講料無料の経営者育成講座「人間社長塾」が今年、10期目の節目を迎える。 続きを読む