2025年01月21日
北方ジャーナル2月号の誌面から 巻頭言「メディアの驕り」
2025年01月20日
ジャバン・フード・セレクションでグランプリを受賞した根室・兼由の「ほたてのバジル」 二次加工メインに成長軌道へ
自社の商品を背に栄冠を獲得した「ほたてのバジル」と表彰盾を掲げる濱屋社長(12月23日、根室市内の本社で)
根室市落石の水産加工会社、株式会社兼由(かねよし)のレトルト商品「ほたてのバジル」が、2024年7月に開催された第77回ジャパン・フード・セレクション(一般社団法人日本フードアナリスト協会主催)の食品・飲料部門でグランプリを受賞し、人気を博している。バジルの甘い香りとガーリックソースの酸味がベビーホタテとマッチした逸品。同社では同商品をはじめ、さまざまな魚介類を素材にした約30種類のレトルト商品を製造、販売している。 (こ)(く) 続きを読む
2025年01月14日
北海道観光機構の小金澤健司会長が急逝 突如失われた観光振興のエンジン

本誌のインタビューに答える小金澤会長(24年11月11日午後、北海道観光機構事務所)
【リアルエコノミー提携】公益社団法人北海道観光機構(事務局・札幌市中央区)会長で、アイティ・コミュニケーションズ(本社・同)会長の小金澤健司氏(64)が1月11日、出張先の東京都内のホテルで倒れ、脳内出血により死去した。 続きを読む
2025年01月13日
本日発売! 北方ジャーナル2025年2月号

1月13日発売。お求めは道内有名書店、セイコーマート、インターネットではAmazon、またはオンライン書店『Fujisan.co.jp』、あるいは直接当社(右サイドバーのメールボタンから)までお問い合わせください。
【報道】旭川 少女凍死事件の深層【3】──再調査委を批判する金子圭一元校長が当時を証言(前篇)
爽彩さんが居場所を求め
さまよい続けた「3カ月」

2021年3月下旬、旭川市内の公園で凍死体で見つかった広瀬爽彩さん(当時中学2年生・14歳)。その亡くなり方の凄惨さも相まってこの事件は全国的に注目され、旭川市による2回にわたる調査の結果、「いじめが自殺の主因」とされたことは周知の通りだ。だが広瀬さんが入学した中学校の当時の校長・金子圭一氏(65)は、「事実に反する」として再調査の結果に憤りを隠さない。1年生の夏休みを前に起きた入水騒動、入院、そして転校──。わずか3カ月の間に彼女の身にいったい何があったのか。教育現場のトップだった金子元校長が取材に応じ、当時の様子を赤裸々に語った。 (本誌編集長・工藤年泰)
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【報道】告発・絶望の学府㉟
道「パワハラなかった」
江差・自殺訴訟で仰天主張
第三者調査報告を全面否定

事態の表面化からまもなく丸4年が過ぎる、公立看護学院のパワーハラスメント問題。第三者調査の対象となった事案の多くでハラスメント被害が認められた中、最悪の被害といえる在学生の自殺事案が驚きの展開を迎えた。自殺とパワハラとの因果関係を認めようとしない北海道が、この期に及びパワハラの事実そのものを否定し始めたのだ。一昨年春に公表された調査報告や担当課・知事の謝罪は、いったい何だったのか――。(小笠原 淳)
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【報道】狩人、銃を奪われる⑪
「高裁判決は違憲」
ヒグマ駆除めぐる裁判、最高裁へ
地元ではハンターらが意見交換会

2018年の夏に起きた出来事が、ついに8年越しの問題となった。自治体の要請でヒグマを駆除して罪に問われたハンターは、今も銃を差し押さえられたまま。地元公安委を相手どった訴えで、昨年の逆転敗訴判決を不服として最高裁に同判決の破棄を求めたところだ。駆除の現場への波紋は大きく、北海道が音頭を取った意見交換会では「ハンターだけの問題ではない」と訴える声が。問題解決までに今後どのぐらいの時間が費やされることになるのか、関係者たちには知る由もない。(小笠原 淳)
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【報道】“核のゴミ”レポートPART41 「文献調査報告書」の説明会と地層処分政策への疑問
綻び始めた壮大な虚構
概要調査に向けNUMOが道内
各地で続ける不毛なセレモニー

後志管内の寿都町と神恵内村で2020年から行なわれてきた“核のゴミ”最終処分地選定に向けた「文献調査」の報告書について、NUMO(原子力発電環境整備機構)による説明会が各振興局の所在地を中心に開かれている。道民の疑問に対し、文書の質問は受け付けるが口頭でのやり取りはせず、「詳細は概要調査でチェックする」と繰り返す。経済産業省の担当課長は法律を盾に「地層処分が唯一の方法」と豪語する……。そこには道民の懸念について丁寧に対応する姿勢は窺えなかった。「概要調査」に向けたセレモニーの色彩が濃い説明会の実態や破綻した核燃料サイクル政策の現状、立地調査の手法を疑問視する地質研究者の声、住民投票の行方などを探った。 (ルポライター・滝川 康治)
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2025年01月10日
1月13日発売の本誌2月号のトップは「旭川少女凍死事件の深層 元校長が証言 “私が広瀬爽彩さんと過ごした3カ月”」だ

1月10日朝、事務所に届いた2月号
1月13日発売予定の本誌、北方ジャーナル2025年2月号が刷り上がり、本日朝に事務所へ到着。発売に先駆けて定期購読者や関係者に発送を終えた。今月も他誌では読めないコンテンツを是非、実物で確認してもらいたい。
今月のトップ記事は、本誌独占「旭川少女凍死事件の深層 元校長が証言 “私が広瀬爽彩さんと過ごした3カ月”」だ。 (く)
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2024年12月30日
【お知らせ】年末年始の本誌購入などにつきまして

誠に勝手ながら弊社では、12月30日(月)から1月5日(日)までの間、本誌北方ジャーナルの最新号およびバックナンバーの購入受け付けを休ませていただきます。メールなどでお申し込み、問い合わせを頂戴した皆様につきましては、1月6日(月)から、順次対応させていただきますので、よろしくお願いいたします。ご不便をおかけいたしますが、何卒ご理解いただきますようお願い申し上げます。
今年1年の皆様のご愛顧、ご愛読に心から感謝申し上げます。何とぞ来年もよろしくお願い申し上げます。
有限会社Re Studio 総務部
2024年12月21日
北方ジャーナル1月号の誌面から つれづれフォトエッセイ「冬に備え森の中を動き回るエゾリスとの出逢い」
マツボックリを食べるトッキー
撮影日:10月3日
「つれづれフォトエッセイ」と趣向も新たにお届けしている白井暢明氏の写真寄稿。その3回目、発売中の1月号で白井氏がシャッターを押したのは、冬ごもりに向けて食事に勤しむエゾリスたちの姿だ。 (く) 続きを読む
2024年12月19日
北方ジャーナル1月号の誌面から 巻頭言「願い事」
2024年12月14日
北方ジャーナル2025年1月号

12月14日発売。お求めは道内有名書店、セイコーマート、インターネットではAmazon、またはオンライン書店『Fujisan.co.jp』、あるいは直接当社(右サイドバーのメールボタンから)までお問い合わせください。
【報道】道警不祥事から考える〈74〉
道警 文書不開示で謝罪
前年の公開請求で対応漏れ
不祥事2件、あわや藪の中

警察不祥事に関連する本稿記者の定期的な公文書開示請求をめぐって11月中旬、情報公開を扱う地元警察の担当課が前年の手続きに不備があったとして記者に謝罪した。なんらかの原因で文書の探索漏れがあり、一部の事件・事故の記録が開示されていなかったという。1年以上を経て改めて開示されたのは、警察官による強制性交事件と公用車の人身事故、計2件を記録した公文書。今回開示漏れが発覚していなければ、いずれも永久に陽の目を見なかった可能性が高い。(小笠原 淳)
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【報道】21世紀の人質司法⑤
ノート持ち去り「違法」
札幌地裁が道警に賠償命令
黙秘権侵害・私物検閲訴訟

黙秘権行使を申し出る容疑者に供述を強要し、また弁護人とのやり取りを記録した「被疑者ノート」を無断で持ち去るなどした警察官の行為の違法性が問われていた裁判で12月初旬、問題の捜査を一部違法と認める判決が言い渡された。法廷で公開された取り調べ映像には適切とは言い難い捜査員の言動が記録されていたが、それらの人権侵害は認定されず、弁護側は控訴を検討することに。判決は、不適切な取り調べにお墨つきを与えてしまうおそれがあるという。(小笠原 淳)
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【報道】「値上げの年」に創成イーストへ移転した北海道新聞社
部数減少の逆風が吹く中で
内実問われる「第二の創業」

北海道新聞社(宮口宏夫社長)が11月1日、本社を札幌市中央区大通西3丁目から創成イースト地区の同区大通東4丁目に移転し、再スタートを切った。2023年9月末に夕刊を廃止、24年6月1日に朝刊の月ぎめ購読料を税込3800円から税込4300円に値上げする中で、新社屋への移転を「第二の創業」と位置付ける同社。だが今回の価格改定で購読部数が一気に落ち込み、道民の道新離れが進んでいる印象も否めない。旧社屋の活用問題など課題が山積している同社の現状を探った。 (本誌取材班)
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【報道】“核のゴミ”レポートPART40 「文献調査報告書」公表で節目を迎えた処分地選定の動き
賛成も反対も住民投票へ
寿都では初のシンポを開催
問われる町民と知事の判断

11月22日、“核のゴミ”処分事業者のNUMO(原子力発電環境整備機構)が後志管内の寿都町と神恵内村で行なった「文献調査」の報告書が公表され、大きな節目を迎えた。今後は、住民投票条例を制定した寿都町が「概要調査」の是非を町民にいつ問うのか、また調査に反対する意思を示してきた鈴木直道知事がどう最終判断するのか──が大きな焦点になる。本シリーズで繰り返し述べてきたが、「日本列島でも地層処分はできる」との政策は核燃料サイクルを延命させるための壮大な虚構であり、候補地にされた自治体の住民は長きにわたり不安感を抱えながらの生活を余儀なくされる。そんな未来を選択してもいいのか、いまあらためて問われている。 (ルポライター・滝川 康治)
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2024年12月12日
12月14日発売の本誌1月号のトップは「警察官の強制性交 1年以上を経てあかるみに」、「旭川いじめ凍死事件」の続報も

12月12日朝、事務所に届いた1月号
12月14日発売予定の本誌、北方ジャーナル2025年1月号が刷り上がり、本日朝に事務所へ到着。発売に先駆けて定期購読者や関係者に発送を終えた。今月も他誌では読めないコンテンツを是非、実物で確認してもらいたい。
今月のトップ記事は、本誌独占「11月15日発売予定の本誌、北方ジャーナル2024年12月号が刷り上がり、本日朝に事務所へ到着。発売に先駆けて定期購読者や関係者に発送を終えた。今月も他誌では読めないコンテンツを是非、実物で確認してもらいたい。
今月のトップ記事は、本誌独占「警察官の強制性交 1年以上を経てあかるみに」だ。さらに「旭川いじめ凍死事件」の続報もお届けする。(く) 続きを読む