2024年04月03日
新入行員も頭取も気持ち新たに船出を切った北洋銀行の入行式 「同期として一緒に頑張ろう」と津山新頭取

背筋を伸ばして式典に臨む北洋銀行の新入行員(4月1日午前)
4月1日、北洋銀行の入行式が札幌市中央区の北洋大通センターで開かれた。この日は安田光春前頭取(現取締役会長)からバトンを託された津山博恒新頭取の就任日でもあり、同式典の挨拶冒頭で津山氏は「私も今日から頭取に就任しましたので、1年目という意味では皆さんと同期になります。一緒に頑張っていきましょう」と述べた。 (た)

新入行員を前に挨拶する津山博恒新頭取
新入行員87人に向け津山頭取は3つの“お願い”を伝えた。はじめに「北洋銀行に入ることを決めたときに成し遂げようと思ったことを忘れないでほしい」とし、「社会人生活を続けていくとくじけそうになることもきっと出てくると思いますが、当行にはやさしい先輩達が沢山います。そういう先輩に相談しながら自分が最初に思ったことを是非実現してほしい」と続けた。
2つ目は「常に新しい視点を持ってチャレンジすること」で、「当行の経営理念である、お客さま本位を徹底し多様な課題の解決に取り組み、北海道の明日を切り拓く。この実現のためには、我々自身も大きく変わっていかなければならない。皆さんは今の当行員の中で一番お客さまに近い視点を持っているはず。お客さまを思い、こういうやり方が良いと思えば積極的に提案してもらいたい」とした。

津山頭取と握手を交わす新入行員代表の佐々木百萌さん(左)
3つ目は「チームで仕事をすること」で、「基礎力を磨き聞く力を付けて先輩達と早く信頼関係を築き、チームで仕事をして下さい」とアドバイス。頭取のエールを受け、新入行員を代表して佐々木百萌さんが「入行の言葉」を次のように述べた。
「新型コロナの5類移行に伴い、従来から北海道経済を牽引してきた食や観光産業に明るい兆しが見えてきました。先端半導体メーカーの北海道進出や再生可能エネルギーの拡大など、北海道には新たなチャンスも訪れています。こうしたチャンスを掴み持続可能な発展を遂げていくためには、北洋銀行の役割が非常に重要です。私達はお客さま本位を徹底し、北海道の明日を切り拓く、という経営理念を胸に北海道への貢献を実現できるよう努力していきます」
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