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2024年03月08日
北海道の巨星、伊藤義郎氏を偲ぶ「蒼空のつどい」に500人 人柄と功績が伝わる厳粛な“お別れ”
弔辞を読む元米国中央軍司令官海軍大将ウィリアムJ・ファロン氏(3月4日午前、札幌市中央区の札幌グランドホテル)
伊藤組グループを代表する顔であり、北海道商工会議所連合会会頭や北海道建設業協会会長などを務めた故・伊藤義郎氏(96歳没)を偲ぶ「蒼空のつどい」が3月4日、札幌市内のホテルで開かれた。政財界をはじめ米国関係者など約500人が参加し、故人との別れを惜しんだ。進行は日本語と英語で行なわれ、伊藤氏の足跡を辿った。
伊藤氏の大きな遺影の背後には蒼空を駆ける飛行機雲が描かれ、先端には伊藤氏の愛機だった「セスナ525サイテーションジェット」の姿があった。
「蒼空」とは青く美しい空という意味で、寿美子夫人の願いから「蒼空のつどい」として開かれたもの。会は全員による黙祷から始まり遺徳をしのぶ映像が流された後、札幌交響楽団の弦楽四重奏による「虹と雪のバラード」が演奏された。(こ) 続きを読む
2024年03月03日
両国関係の“雪解け”を願い「日中友好・新年交流会」を開催 春節のタイミングに合わせ4年ぶりの盛会
挨拶する北海道日中友好協会の青木雅典会長(2月17日夕、ホテル札幌ガーデンパレス)
北海道日中友好協会(青木雅典会長)などの主催による「日中友好・新年交流会」が2月17日、札幌市内のホテルで開かれた。コロナ禍を挟み4年ぶりの開催となった今回は、中国駐札幌総領事館をはじめ道や札幌市、道議や札幌市議など関係者約100人が参加し、日中関係の改善と民間交流の促進を祈念した。 (く)
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2024年02月22日
全国から精鋭チームが集う昭和新山国際雪合戦 まもなく開催へ 今年からエンタメブース「スノーパーク」が復活
「YUKIGASSEN」が冬季オリンピックの競技種目になる日も近い?
「第35回昭和新山国際雪合戦」(国際雪合戦連合・NPO法人雪合戦インターナショナル主催)が2月24日(土)、25日(日)の両日、壮瞥町の昭和新山山麓特設会場で開催される。
コロナ禍で2020年から開催を見合せてきた公式大会だが、昨年に規模を縮小して復活。今回は、通常開催とほぼ同様の内容で実施される見込みだ。 (く)
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2024年01月16日
「介護難民を救え!」 能登半島地震被災地に介護職員を派遣する、つしま医療福祉グループが出陣式
“隊員”に選ばれた5人の職員は精鋭揃い(1月15日午後に行なわれた出陣式)
つしま医療福祉グループ(本部・札幌市豊平区)は、能登半島地震被災地の介護支援のため介護職員10人の派遣を決め、1月15日に第1班として介護福祉士5人の出陣式を行なった。出陣式が行なわれたアンデルセン福祉村「ノテげんきのでる里」(札幌市清田区真栄)1階ホールには入所者やグループ関係者約60人が集まり、現地に赴く隊員らに大きなエールを送り見送った。
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2024年01月10日
例年好評のオホーツクフェア 今年は1月24・25日に開催 海と大地の恵み、オホーツクの魅力が満載
昨年の同フェアでの流氷展示
1月24・25日の2日間、札幌駅前地下歩行空間(通称・チカホ)の北3条広場でオホーツク管内の魅力を発信するオホーツクフェアが催される。主催・共催は北海道オホーツク総合振興局やオホーツク物産振興協議会など7団体。同管内の3市7町、20事業者が参画する。
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2023年12月02日
ナルク札幌のピンコロ劇団が文化祭で見せたシニアの底力 大盛り上がりの笑劇にやんやの拍手
出演者全員で平和を祈願した「笑劇・どうする家康~風雲関ヶ原の戦い」のラスト場面(11月26日午後、札幌市北区の麻生地区会館)
高齢者による全国組織「ナルク」(神野毅会長)の地方拠点のひとつであるNPO法人「ナルク札幌 さくらんぼ」(北区・八百坂康子代表)が11月26日、恒例の一大イベント「さくらんぼ文化祭」を麻生地区会館で開催した。
「自立・奉仕・助け合い」を基本理念に掲げる「ナルク」は元松下電器常務取締役だった高畑敬一氏(故人)の発案で約30年前に発足したボランティア団体(正式名称は特定非営利活動法人ニッポン・アクティブライフ・クラブ)だ。大阪に本部を置き、全国各地をはじめ海外の拠点でシニアたちが奉仕や互助の活動に取り組んでいることで知られる。 (く) 続きを読む
2023年11月27日
北方ジャーナル12月号の誌面から 「戦時下のウクライナを歩いた元朝日新聞記者が札幌で報告会」②
「戦時下のウクライナ」をテーマに講演する岡野氏
(10月13日夕、さっぽろテレビ塔2階のレンタルホール)
元朝日新聞記者でジャーナリストの岡野直(おかの・ただし)氏による「戦時下のウクライナ」報告の2回目をお届けする。 続きを読む
2023年10月29日
現役50周年のフリーキャスター佐藤のりゆきさんがファンとの集い「トークショー&縁かいパーティー」開催
50周年記念イベントで軽妙なトークを披露する佐藤のりゆきさん
10月28日夕、フリーキャスター佐藤のりゆきさん(73)の現役キャスター50周年記念「トークショー&縁(えん)かいパーティー」が、札幌市中央区のホテル・ラ・ジェント・ステイ札幌大通2階の「Northern Kitchen All Day Dining」で開かれた。番組関係者や視聴者など約80人が出席、本人の50周年を祝った。さくらCSホールディングス、かんぽ生命保険、鶴雅ホールディングスが協賛、UHBが協力した。
(こ)(く) 続きを読む
2023年10月06日
「共に北海道の明日を切り拓こう」 北洋銀行が「2023年度内定式」を開催 昨年より18人多い新人81人が札幌に集結
内定者との記念撮影(10月2日、北洋大通センター)
北洋銀行(本店・札幌市中央区)は10月2日午後、「2023年度内定式」を開催した。フレッシュな顔ぶれを前に北洋銀の安田光春頭取は、次世代半導体製造工場の進出や洋上風力発電など、北海道が日本の中で最も注目を集めているという認識を示し、内定者に入行後の活躍を期待する言葉を贈った。(こ)
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2023年09月30日
「友好関係は今も不変」日中平和友好条約締結45周年で在札幌中国総領事館が記念行事
祝賀会で挨拶する夏少傑代理総領事(9月25日夕、札幌パークホテル)
日中平和友好条約締結45周年を記念する祝賀レセプションが在札幌中国総領事館の主催で9月25日夕、札幌市内のホテルで開催された。
会場には道内選出の国会議員をはじめ北海道、札幌市の行政機関や北海道日中友好協会の関係者が来賓として出席。道内在住の華人華僑もお祝いに駆けつけた。 (く) 続きを読む
2023年09月28日
「一への会」が4年ぶりに「北海道ニュー フロンティア経営セミナー」を開催 テーマは「新時代を切り拓く」
講演するRapidusの小池淳義氏(9月25日午後、ロイトン札幌のロイトンホール)
札幌の経営者交流組織、「一への会」(水戸康智会長=萌福祉サービス社長)は9月25日午後、「2023 北海道ニューフロンティア経営セミナー」を札幌市中央区のロイトン札幌で開催した。今回のテーマを『新しい時代を切り拓く。』として通販大手ベルーナ社長の安野清氏、元WBC日本代表監督の栗山英樹氏、半導体工場の北海道進出で注目を集めているRapidus(ラピダス)社長の小池淳義氏ら3人が登壇。それぞれテーマにふさわしい講演を披露し、聴講者たちの関心を集めた。(く)
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2023年08月31日
4年ぶりのTHE EAGLE GOLF CUPでドライバー巧者の石塚プロが初優勝 チャリティーは累計3300万円超えに
美山大会名誉会長から優勝トロフィーを渡された石塚プロ(右)
8月13日、北海道リバーヒルゴルフ倶楽部(苫小牧市植苗386)を舞台に、THE EAGLE GOLF CUP札幌オープンゴルフチャリティートーナメント(賞金総額2000万円)が開催された。参加人数は男子プロ45人、男子シニアプロ22人、女子15人、アマチュア27人の計109人。
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2023年08月08日
ローソンが最北の稚内に進出 足場を固め宗谷全域に拡大へ
「ローソン稚内栄五丁目店」で行なわれたセレモニー(8月1日朝)
コンビニが「セイコーマート」しかなかった日本最北の地に「ローソン」が誕生した。稚内での2店舗同時オープンを記念して8月1日朝、ローソン(本社東京)は「稚内栄五丁目店」で出店セレモニーを開催。同社の廣金保彦上級執行役員・北海道カンパニープレジデントは、「宗谷管内全域で出店を進める」とさらなる意欲を語った。
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2023年06月10日
タカハシグループが創出した新たな集いの場 絶品のクラフトビールに珈琲を提供するNEIGHBOUR Roast&Brew
アーバンなカフェバーといった風情のNEIGHBOUR Roast&Brew
タカハシグループ(本社札幌)が4月25日、ANAクラウンプラザホテル札幌の1階にコミュニティバーにオープンした「NEIGHBOUR Roast&Brew(ネイバー ロースト&ブリュー)」が人気を博している。同社にとっては新業態への挑戦となった同店舗だが、カラオケチェーン道内最大手として培ったおもてなし、来店客を楽しませるノウハウや、傘下のクラフトビールメーカー・網走ビール(本社網走)のブランド力など、店づくりには同社のさまざまなグループシナジーが存分に発揮されているようだ。 続きを読む
2023年05月31日
札幌心臓血管クリニックが新築移転へ 国際的な心臓外科医が登壇した医療セミナーで明かした新計画
病院の移転計画を新たに示した藤田理事長(5月21日午後、道新ホール)
全国屈指の循環器専門病院として知られる札幌心臓血管クリニック(東区・104床)を運営する医療法人札幌ハートセンター(藤田勉理事長)が5月21日午後、通算16回めとなる医療講演会「札幌ハートセミナー」を開催。会場となった札幌市中央区の道新ホールに約300人が来場し、経験豊富なドクターたちの話に耳を傾けた。(く)
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2023年05月18日
【6月号の誌面から】永田吉則・元北海道経済部次長を偲ぶ 生涯を賭け「食と観光」を道の基幹産業に育てた功績
北海道はまなす食品社長当時、開発に携わったサケ節入りの
納豆「ザ・北海道」をPRする永田吉則さん(2014年10月31日)
北海道経済部次長を最後に道庁を退職し、生活協同組合コープさっぽろ役員室部長職として北海道はまなす食品(北広島市)の社長などを務めた永田吉則さんが、4月13日に死去した。69歳だった。細身で長身、鋭い眼光を宿した理論家タイプだが、実行力を兼ね備えた実務家でもあった。食と観光という北海道経済の二枚看板に精通し、知識と人脈は一頭地を抜いていた。そんな永田さんの来歴と人となりを辿ってみた。(こ) 続きを読む
2023年04月17日
北海道初のふるさと納税自販機が野口観光の登別石水亭にお目見え 返礼品は寄付後すぐ使える館内利用券
ふるさと納税自動販売機(写真)は登別石水亭1階ロビーに設置されている
北海道で初。観光客が訪れたまちへ簡単にふるさと納税の寄付と返礼品の受け取りができる自動販売機が、野口観光グループのホテル・登別石水亭に設置され、3月24日からサービスが開始されている。同機を開発したのは神奈川県のIT企業・グローキーアップ。道外では30以上の自治体で既に導入されているという。
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2023年04月10日
つしま医療福祉グループが豊平に特養「ノテ中の島」を新規オープン
地域の期待を集めてオープンした特別養護老人ホーム ノテ中の島
つしま医療福祉グループ(札幌市・対馬徳昭代表)傘下の社会福祉法人「ノテ福祉会」は、法人発祥地の地である札幌市豊平区内で4か所目となる特別養護老人ホーム(特養)「ノテ中の島」を3月30日にオープンした。
特養は同グループが展開している地域包括ケアシステムの「核」に位置づけられており、「ノテ中の島」では短期入所のショートステイや居宅介護事業も合わせて行ない、住み慣れた地域での暮らしをサポートする。ノテ中の島の皆川真施設長(40)に、新施設の概要をはじめ特養を活用した地域包括ケアシステムの意義について訊いた。 続きを読む
2023年04月04日
4年ぶりに約千人が一堂に会したアインHDの入社式 取締役の栗山監督もビデオでエール
大谷社長は栗山氏はもとより日ハム時代からの大谷翔平選手とのエピソードも披露した(4月3日午前)
調剤薬局チェーン国内最大手のアイングループ(本社札幌、大谷喜一社長)は4月3日、札幌パークホテルで2023年度の入社式を行なった。1000人規模の新入社員採用は今年も含め4年連続。だが全新入社員が一堂に会する形は実に4年ぶりとなった。 続きを読む
2023年03月14日
地域づくりを応援する太陽財団が助成対象事業贈呈式を開催 令和5年度は15件、総額1030万円を助成
助成対象事業への目録贈呈式。左から太陽財団・東原俊郎理事長、Yukikaze Technology運営班・鈴木瀬那副代表(3月9日午後、札幌グランドホテル)
公益財団法人太陽財団(本部札幌・東原俊郎理事長)は3月9日午後、札幌市内で「令和5年度 助成対象事業贈呈式」を開催した。今年度の対象事業は15件、助成金額合計は約1030万円。太陽財団が取り組む助成事業は今回で23回目を迎え、今年度を含めたこれまでの助成総件数は420件、助成金総額は延べ3億739万円にのぼる。
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