2007年12月28日
サッポロビールの顔、戸田代表
来夏に迫った洞爺湖サミットのカウントダウン行事をはじめ、さまざまなところでお目にかかる戸田代表は、神出鬼没、獅子奮迅、八面六臂…と「忙し系」の単語なら何でも当てはまる活躍ぶりだが、素顔は気さくでユーモラスな方である。
記者は以前に「エグゼグティブの休日」と銘打った企画で、戸田夫妻と登別温泉への一泊旅行に行ったことがあるが、かなりの量のお酒が入っても話題豊富、弁舌滑らかで「さすが、ビールメーカーの地域トップ」と感心したものだった。
今回は新春インタビューという形でお会いしたが、記者の顔を見るなり「あの旅行企画は終わっちゃったの?」。冷や汗の出る出端となったが(夫婦でご登場下さる方がいないんです。ついでにブログ上で募集しておきます)、そこは戸田代表。記者が古今亭志ん生のファンだと言うと、「私は息子の志ん朝が好きだね。あと上方落語の桂枝雀。女房が誕生日にCD全集をプレゼントしてくれてねえ」と巧みに場を盛り上げて下さった。
インタビューの詳細は1月15日発売の北方ジャーナル2月号をお読みいただくとして、昨今のビール業界はビール、発泡酒、新ジャンルと入り乱れて商品の流行り廃りが激しい。サッポロクラシックをこよなく愛する記者は、ヱビスブランドで「本格派」の牙城を守るサッポロに期待するところが大きいのだが、生粋のビール党である戸田代表から頼もしい言葉を聴くことができた。
「若い人たちがビール離れしているといいますが、それを引き起こしたのは我々ビール会社なんですよ。TPOに応じたラインナップは否定しませんが、もう一度、我々の手で『ビール文化』をつくりたいと考えています」
「とりあえず、ビール」という言葉が死語になりつつあるそうだが、うまいビールの火は消してほしくない。というか、うまいビールの呑めない世の中なんざ、ご免被りたいのである。
(ひ)
北方ジャーナル4月号の誌面から 北海道フォトエッセイ70「下川町のアイスキャンドル」
北方ジャーナル12月号の誌面から 北海道フォトエッセイ「太陽の丘えんがる公園に広がる 虹のひろばコスモス園」
北方ジャーナル12月号の誌面から 連載「公共交通をどうする? 第113回 札幌市営地下鉄50年に想う」
特別掲載 くつした企画没ネタ供養シリーズ第3回 「解き明かされたレシピ。台湾先住民族風 謎の肉鍋」(後編)
本誌公式ブログ特別掲載 くつした企画没ネタ供養シリーズ第2回「内臓おじさんとパンダ猿」(前篇)
本誌公式ブログ特別公開 くつした企画没ネタ供養シリーズ 第1回 三笠で遭遇した、能面を売る謎の薬局(前篇)
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Posted by 北方ジャーナル at 09:00│Comments(0)
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