2024年12月08日
開業したオープンイノベーションの拠点 「エア・ウォーターの森」 来札した豊田会長「北海道が一番成長する地域なんや」
ガラス張りの外観が映える「エア・ウォーターの森」
エア・ウォーター(本社大阪)の道内事業を統括するエア・ウォーター北海道(本社札幌)がJR桑園駅近くで建設を進めていたオープンイノベーション拠点「エア・ウォーターの森」が12月6日、オープンした。
地域の社会課題解決に関わる新事業の創造や開発、発信拠点を目指し、大学や研究機関、自治体、企業、スタートアップなどと連携。北海道のポテンシャルを生かす新事業の創出に広く門戸を開けて取り組むことになる。 (こ)
会見で北海道への思いを語った豊田喜久夫代表取締役会長兼CEO
オープン前日の12月5日には内覧会が行なわれ、エア・ウォーターの豊田喜久夫会長兼CEOが出席。「知を究め、人が集まり、場を作る──。これらを北海道で実現したいと考えてこの施設を作った。(エア・ウォーターの前身の1社である)ほくさんは、1929年に北海酸素として北海道で生まれ、今年で95年になる。この施設で新しいほくさん、新しいエア・ウォーターを作りたい」と話し、同社のルーツのひとつが北海道であることを強調。今回の事業の狙いのひとつが生まれ故郷への貢献であることを強調した。
建物は4階建てで、竹中工務店の耐火集成材を構造体に使用。主要部材には北海道産カラマツが100%使われており、木造建築としては北海道で一番大きいとされる。1階と屋上(冬期は閉鎖)は市民が自由に出入りでき、1階には多目的ホールやキッチンラボのほか、エア・ウォーターグループが生産する野菜やハムなどを使うレストラン「EUREKA」も営業する。
壁のないコミュニティワークスペース(3階)
2階と3階がオープンイノベーションフロアで、4階はエア・ウォーター北海道の本社機能の一部と先端研究部署が入る。延べ床面積は8444㎡、総工費は約50億円。
豊田会長は、「カーボンニュートラルと食料危機への対応は避けて通れない。それらを実現できるのはどこかと考えたら北海道なんやな。さらにラピダスの半導体によっても多くの企業が千歳地域に入ってくる。間違いなく北海道は日本の中で一番成長する地域。これだけは明言して帰りますわ」と大阪弁で会場に詰め掛けた報道陣を笑わせていた。
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