2024年12月21日
北方ジャーナル1月号の誌面から つれづれフォトエッセイ「冬に備え森の中を動き回るエゾリスとの出逢い」
マツボックリを食べるトッキー
撮影日:10月3日
「つれづれフォトエッセイ」と趣向も新たにお届けしている白井暢明氏の写真寄稿。その3回目、発売中の1月号で白井氏がシャッターを押したのは、冬ごもりに向けて食事に勤しむエゾリスたちの姿だ。 (く)
冬を前に旺盛な食欲を見せるエゾリス
撮影日:10月3日
ここ数年、私の日課である朝の常磐公園(旭川市)の散歩では、エゾリスに逢うことが多い。園内には3匹のエゾリスがいて、それぞれ住んでいる場所(樹木)が違うので、私は勝手に名前を付けた。公園の名前をもじって、トッキー、キッキー、ワッキーである。ただし、人間と違って(?)それほど個性的な顔をしているわけではないので、巣から離れたところで出会ったときには名前がわからないのは残念だ。
10月初旬の撮影日に会ったのは、その場所からして間違いなくトッキーだ。見ると大きなマツボックリを一生懸命に食べている。
普通は動きが速すぎてその姿を撮るのは至難の業であるエゾリスだが、食事に夢中の時だけはかなり近づいても逃げないので、今回はジックリと観察・撮影させてもらった。
つぶらな瞳、全体は茶灰色だが胸から腹部の白模様、そしてかなり太くてフサフサした尻尾がチャーム・ポイントだ。この大きな尻尾は樹上を機敏に移動するときにバランスを保つ大切な機能を持っているらしい。また、長い爪を持つ指も、まるで人間のように器用に使うことができる。
エゾリスは冬眠はしないようだが、それでも冬の前になるとたくさん餌を集めて地中に埋めたりしている。真冬になると、厚く積もった雪を除けて、土の中から餌を掘り出して食べるのだ。さすが、北国の長くて寒い冬を生き延びるための本能的知恵であろう。
エゾリスはまさに北海道民のマスコットだ。公園で出逢うたびいつも思う、北海道日本ハムファイターズのマスコットキャラクター(ポリーちゃん)でもあるこのエゾリスたちを、わが愛する北海道のためにも、いつまでも大切に見守っていこうと。
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3月15日発売の本誌4月号のトップは「札幌のフットサル場で起きた異変 突然解任された取締役が怒りの告発」だ
2月15日発売の本誌3月号のトップは「旭川いじめ凍死事件の深層④ 元校長が証言 “誤報道の嵐で引き裂かれた尊厳”」
北方ジャーナル2月号の誌面から 巻頭言「メディアの驕り」
1月13日発売の本誌2月号のトップは「旭川少女凍死事件の深層 元校長が証言 “私が広瀬爽彩さんと過ごした3カ月”」だ
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Posted by 北方ジャーナル at 23:45│Comments(0)
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