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2024年12月19日

北方ジャーナル1月号の誌面から 巻頭言「願い事」

北方ジャーナル1月号の誌面から 巻頭言「願い事」
さてどのように料理しようか ?(1月号の巻頭漫画 画・石川寿彦)

 現在発売中の1月号の巻頭言で、私は「願い事」と題して次のように書いた。  (く)

 願い事

 ある人から「神様は本人が何を望んでいるかちゃんとわかっている。あらためておねだりをするのはやぶ蛇。感謝の気持ちを捧げた方が可愛がられるよ」と冗談混じりに言われたことがある。

 そんなこともあり、いつからだったか、私は初詣などで神社に行っても個人的な願い事はせず、生かされていることにただ感謝しながら手を合わせるようにしている。

 言われてみれば、子どもたちが小さかった頃、「あれ買って、これ欲しい」といろいろおねだりされても「今度にしなさい」といい返事をしなかったが、素直に親の手伝いや勉強を頑張る姿を見ると、可愛くなって思わず財布の紐が緩んだものだ。

 最近観たテレビの旅番組で、お寺を訪ねた女性歌手が「願い事をどうぞ」と促され、渡された短冊に「世界平和」と書いていた。

 国名、地域を記すまでもなく2024年も世界各地では紛争や戦争が続いた。幸いなことに日本はさまざまな問題があっても、とりあえず平和だけは維持されている。だが決してこれは当たり前のことではなく、未来にわたり担保される保証もない。

 年が明け神社に行ったら、今度は感謝に加え世界平和を願うことにしたい──。



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Posted by 北方ジャーナル at 16:16│Comments(0)編集長日記
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