2024年03月03日
両国関係の“雪解け”を願い「日中友好・新年交流会」を開催 春節のタイミングに合わせ4年ぶりの盛会
挨拶する北海道日中友好協会の青木雅典会長(2月17日夕、ホテル札幌ガーデンパレス)
北海道日中友好協会(青木雅典会長)などの主催による「日中友好・新年交流会」が2月17日、札幌市内のホテルで開かれた。コロナ禍を挟み4年ぶりの開催となった今回は、中国駐札幌総領事館をはじめ道や札幌市、道議や札幌市議など関係者約100人が参加し、日中関係の改善と民間交流の促進を祈念した。 (く)
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2024年02月22日
全国から精鋭チームが集う昭和新山国際雪合戦 まもなく開催へ 今年からエンタメブース「スノーパーク」が復活
「YUKIGASSEN」が冬季オリンピックの競技種目になる日も近い?
「第35回昭和新山国際雪合戦」(国際雪合戦連合・NPO法人雪合戦インターナショナル主催)が2月24日(土)、25日(日)の両日、壮瞥町の昭和新山山麓特設会場で開催される。
コロナ禍で2020年から開催を見合せてきた公式大会だが、昨年に規模を縮小して復活。今回は、通常開催とほぼ同様の内容で実施される見込みだ。 (く)
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2024年02月15日
北方ジャーナル2024年3月号
2月15日発売。お求めは道内有名書店、セイコーマート、インターネットではAmazon、またはオンライン書店『Fujisan.co.jp』、あるいは直接当社(右サイドバーのメールボタンから)までお問い合わせください。
【報道】21世紀の人質司法③
「逃げてねえか」
黙秘権侵害映像、法廷で上映
国賠訴訟で異例の「文書提出」
「供述拒否権は『嘘ついていい権利』じゃない」「それは間違った選択肢だと思う」「逃げてるつもりはねえか」――。無言で俯く女性に、執拗に迫り続ける警察官たち。延べ約25時間に及んだという密室の取り調べの様子が、警察自身の手で撮影・録音されていた。その一部が裁判所で上映されたことで、長時間の権利侵害の実態が白日の下に。被害女性の代理人らは、改めて訴える。「この取り調べが合法というなら、黙秘権は何のためにあるのか」。(小笠原 淳)
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【報道】告発・陸の蟹工船〈4〉
市、事業所に合流迫る
恵庭牧場・障碍者虐待疑い訴訟
事業所報告「事実と異なる」と市
本誌などが報告を続けている恵庭市の牧場での障碍者虐待疑い問題で、当事者から訴えを起こされた自治体が地元の相談支援事業所へ「訴訟告知」を行なっていたことがわかった。早期に虐待の存在を疑っていた事業所を、市が自分たちの側につける形で裁判に合流させようというのだ。これに驚いた原告側は近く、同様の訴訟告知を行なって事業所に協力を求める考え。長期の虐待隠蔽が問われる事件の行方は、なお予断を許さない状況だ。(小笠原 淳)
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【経済】タクシー不足解消をどうする
誰が地域の足を守るのか
日本版ライドシェアの行方と
ハイタク業界の「新潮流」とは
二種免許を持たない一般の人がタクシー会社の管理下で自家用車を使って客を運ぶ「日本版ライドシェア」の試験導入が4月から東京で始まる。タクシーを拾えなかったり、配車を依頼してもなかなか来ない「地域」「時期」「時間帯」を限定した導入だが、安全管理やサービス面の課題もあり全面解禁の行方は不透明。人口減少の流れを受け鉄道やバスといった公共交通が縮小する中、地域の足をいかにして守っていくのか──。タクシー難民の解消に向け「ニセコモデル」など独自の取り組みも進めている北海道ハイヤー協会の今井一彦会長(71)に訊いた。 (12月17日取材 聞き手=工藤年泰)
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【被災地支援】つしま医療福祉グループが能登半島地震で介護支援
被災者の苦難に寄り添って
不自由な高齢者をサポート
厚生労働省からの要請を受け、つしま医療福祉グループ(本部札幌市豊平区・対馬徳昭代表)が1月中旬から能登半島地震の被災地に職員を派遣し、避難所で介護が必要なお年寄りを支えている。1月15日に出発した第1班を皮切りに、22日からは第2班、28日からは第3班、2月4日からは第4班が向かい、それぞれ1週間現地で活動に従事。同グループでは第4班以降も継続派遣を決めている。今回の支援の概要をはじめ現地の様子や介護に当たった職員の声を紹介する。 (工藤年泰)
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2024年02月13日
2月15日発売の本誌3月号がスタンバイ。今月のトップ記事は「法廷で上映された道警“黙秘権侵害”動画」
2月13日朝、事務所に届いた3月号
2月15日発売予定の本誌、北方ジャーナル2024年3月号が刷り上がり、13日朝に事務所へ到着。発売に先駆けて定期購読者や関係者に発送を終えた。今月も他誌では読めないコンテンツを是非、実物で確認してもらいたい。
今月のトップ記事は「法廷で上映された道警“黙秘権侵害”動画」だ。 (く) 続きを読む
2024年01月18日
北方ジャーナル2月号の誌面から 巻頭言「また絆の力を」
Posted by 北方ジャーナル at
00:01
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2024年01月16日
「介護難民を救え!」 能登半島地震被災地に介護職員を派遣する、つしま医療福祉グループが出陣式
“隊員”に選ばれた5人の職員は精鋭揃い(1月15日午後に行なわれた出陣式)
つしま医療福祉グループ(本部・札幌市豊平区)は、能登半島地震被災地の介護支援のため介護職員10人の派遣を決め、1月15日に第1班として介護福祉士5人の出陣式を行なった。出陣式が行なわれたアンデルセン福祉村「ノテげんきのでる里」(札幌市清田区真栄)1階ホールには入所者やグループ関係者約60人が集まり、現地に赴く隊員らに大きなエールを送り見送った。
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2024年01月15日
北方ジャーナル2024年2月号
1月15日発売。お求めは道内有名書店、セイコーマート、インターネットではAmazon、またはオンライン書店『Fujisan.co.jp』、あるいは直接当社(右サイドバーのメールボタンから)までお問い合わせください。
【報道】全国中堅ゼネコンTSUCHIYAの架空発注疑惑を追う
「それは会社のためだった」
ツチヤ北海道支店が裏金を
作った本当の理由とは──
年間売上高約630億円の中堅ゼネコンとして知られるTSUCHIYA(ツチヤ)株式会社(本社岐阜・土屋智義会長兼社長)。同社の北海道支店(札幌市中央区)に勤めていた建築部副部長のM氏(68)が昨年6月、懲戒解雇され同社を後にした。だがこの懲戒解雇の裏には「架空発注」による裏金作りという大きな不祥事が潜んでいた。いったい同社の北海道支店で何が起きていたのか──。 (本誌編集長・工藤年泰)
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【報道】告発・絶望の学府㉚
パワハラ死問題 越年
江差看護・保護者らが知事要請
議会では各会派からの追及続く
「ご遺族の意向を伺いながら、丁寧かつ誠意をもって対応して参ります」――。どこで誰から問いを受けても、北海道トップの答えに“ブレ”はない。およそ具体性を欠いた言葉は、2024年も変わらず唱えられ続けることになるのか。少なくともその「誠意」はまだ、肝心の遺族には伝わっていないようだ。道立高等看護学院のハラスメント問題、最悪の被害は未解決のまま、またしても1つ年を越すこととなった。(小笠原 淳)
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【報道】苫小牧・老舗ガス業者で“独裁”か
「ぶん殴ってやりたい」
公益企業でパワハラ疑い
被害男性が社長など提訴
「ぶん殴ってやりたい」「ふざけんな」「本当に馬鹿」――。聴くに堪えない罵詈雑言の発信元とされるのは、苫小牧市のガス会社。被害を訴える男性は3年前に起きた事故を機に社長から理不尽なハラスメントを受け続け、心を病んで休職せざるを得なくなったという。労働災害の認定を経て損害賠償請求裁判に踏み切ったのは、理不尽な被害の再発防止を願うため。地域のライフラインを担う公益企業には一日も早く正常な職場に戻って欲しいという。(小笠原 淳)
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【シリーズ・住宅不動産情報】⑮──札幌圏で不動産開発進める日本エスコン
「キングムー」解体後にホテル
地場オフィスビル2棟も取得
プロ野球日本ハムファイターズの新球場、「エスコンフィールド北海道」の命名権を得るなど、北海道での知名度が急速に高まっている日本エスコン(東京本社・東京都港区)。新球場の玄関口である北広島市内では、駅西口で複合ビル開発を進める一方、札幌市内では新たにオフィスビル開発事業にも乗り出す。さらに、札幌のディスコ・クラブシーンを彩ってきた「キングムー」の土地建物を取得、解体後にはホテル建設を計画するなど、札幌圏の不動産市場で存在感が高まりつつある。(佐久間康介)
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2024年01月12日
1月15日発売の本誌2月号がスタンバイ。今月のトップ記事は「ゼネコン北海道支店で“裏金作り”の怪」だ
12日朝、事務所に届いた2月号
1月15日発売予定の本誌、北方ジャーナル2024年2月号が刷り上がり、12日朝に事務所へ到着。発売に先駆けて定期購読者や関係者に発送を終えた。今月も他誌では読めないコンテンツを是非、実物で確認してもらいたい。(く)
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2024年01月10日
例年好評のオホーツクフェア 今年は1月24・25日に開催 海と大地の恵み、オホーツクの魅力が満載
昨年の同フェアでの流氷展示
1月24・25日の2日間、札幌駅前地下歩行空間(通称・チカホ)の北3条広場でオホーツク管内の魅力を発信するオホーツクフェアが催される。主催・共催は北海道オホーツク総合振興局やオホーツク物産振興協議会など7団体。同管内の3市7町、20事業者が参画する。
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2024年01月03日
北方ジャーナル1月号の誌面から 石川寿彦氏による漫画「回顧2023 コロナは去ったが…」
「回顧2023 コロナは去ったが…」の巻頭頁
読者の皆さま、明けましておめでとうございます。本年もどうぞ本誌北方ジャーナルと本公式ブログをよろしくお願いいたします。
能登半島での大地震、羽田空港での日航機炎上と新年早々、災害や事故のニュースが飛び込んで来ています。今年はこれらを教訓にいっそう気を引き締めていきたいものです。2024年がどんな年になるのか、それを占うためにも昨年の出来事を1月号に掲載した石川寿彦画伯による「回顧2023 コロナは去ったが…」で振り返ってみたいと思います。 (く)
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