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2008年01月10日

ミートホープ元常務が、監督官庁に“斬り込み”

ミートホープ元常務が、監督官庁に“斬り込み”
写真は赤羽さんと北海道苫小牧保健所の係官。昨年12月27日午後

 ほとんどのメディアが追わなくなったミートホープ事件を、本誌はいまだ追いかけている。

 事件としての新鮮味は、さすがに薄れた。が、昨年全国で火を噴いた食品偽装問題の発火点となったこの事件は、まだ終わっていない。どころか、書かないのはメディアの怠慢という部分も残っている印象が私には強い。

「終わっていない」──責任や罪を明らかにされていない事柄のひとつが、監督官庁の対応だ。ミートホープにかかわる告発が国と道の間で宙に浮き、お互いに責任を問わずに玉虫色の決着を見た件などは、そのいい例である。

 今回、監督官庁、すなわちお役所のやってきたことを簡潔に言えば、こうなるだろう。

 度重なる情報提供や内部告発を受けても何もせず、たまに動いても有効な手段を講じることができず、大騒動になってからは責任のなすりつけをする──。

 不正や犯罪は、増長し暴走しやすい。「誰か止めてくれ~」というヤツだ。そんな相手に対して摘発する権限を持っている機関がチェック機能を失い、怠慢をかこったら、いったいどんなことになってしまうのか。

 その点で、ミートホープ事件(恐らく他の事案でも)は、多くの教訓を残してくれている。摘発の網をやすやすとかいくぐり、長年の間、食肉工場の中で、何がなされていたかについては、いまさら言うまでもない。当事者は逮捕され、会社は潰れた。その一方で不正に指導力を発揮できなかった監督官庁は、いまでもノウノウとしている。

 こんなことがあっていいのかと、人一倍憤慨しているのが08年1月号で実名と顔を出し「内部告発者の苦悩」を語った赤羽喜六さん(72・元ミートホープ常務)だ。

「冗談じゃない。おフザケになりなさんなということですよ。告発を受け取ったあなたたちがもっと早く動いていれば、会社が潰れたり田中社長がブタ箱に入ることはなかった。やった本人たちが一番悪い。しかし、行政の怠慢も相当に悪い、ということなんです」

 怒りまじりに話すそんな赤羽さんが、彼らの問題点に斬り込もうと、さる12月末に北海道苫小牧保健所と国の苫小牧農水事務所を訪れた。本誌は、彼に同行取材し、役所の対応の生の姿をつぶさに見てきた。詳細は2月号(1月15日発売)に掲載した「ミートホープ事件の深層を追う(4)」を、ご覧いただきたいが、一口で言うと、役所にはけっこう呆れました。色んな意味で──。

 見ると昨日はアクセスカウンターが1000/日を突破していた。4桁はひとつの通過点にしてもケタがひとつ上がると単純に嬉しい(笑)。新設したアンケートやコメントなどにも参加いただければ幸いだ。

■関連記事

食品偽装発覚の原点「ミートホープ事件」の内部告発者を実名取材
http://hoppojournal.sapolog.com/e450654.html

「北方ジャーナル」2008年1月号
http://hoppojournal.sapolog.com/e451338.html

「北方ジャーナル」2008年2月号
http://hoppojournal.sapolog.com/e464535.html


Posted by 北方ジャーナル at 01:13│Comments(0)
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