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2021年04月13日

4月25日投開票。道2区補選が告示

4月25日投開票。道2区補選が告示

いわゆる鶏卵贈収賄事件で在宅起訴された前職、吉川貴盛氏の議員辞職に伴う衆院北海道2区(※選挙区は札幌市北区の一部と東区)補欠選挙が4月13日告示された。投開票日は同25日。現時点で6人が立候補する乱戦の様相を見せているが、この中に自民あるいは公明の政権与党が推す候補者はいない。

自公公認候補が出ないということから、もっぱら本命不在とも呼ばれているこの選挙。
争点となりそうなのは、同選挙が行なわれるきっかけにもなった「政治とカネ」の問題。そして目下誰もが状況の好転を願ってやまない「新型コロナウイルス」問題だろう。
しかしながら、これらの問題を追及ないし批判しようにも、前述のように当事者である政権与党は戦線離脱。そんな状況だからこそ、“我々はこう対策していく”といった実行力や行動力を示していくべきと思うが、各候補者の第一声で印象に残ったのは、現政権ないし対立政党、対立候補の批判ばかりだった。

その大まかな図式だが、野党陣営は当初立憲民主党と共産党が候補者を立てていたが、野党共闘を重視して立民の候補者に1本化。これを国民民主などほかの野党も支援する、というまとまりとなった。これに対し日本維新の会が“保守”という立場で政党公認候補者を立てている。
保守を掲げ、いわゆる“自民党側”を前面に打ち出しているのは、このほかに2名、無所属で立候補している。
ほか政党候補者1名、無所属1名が独自の公約を掲げている。

さて、幕を切って落とされた今回の道2区補選。よく選挙は祭りに例えられることが多いが、こと問題山積のコロナ有事下にある現状において、お祭り気分は止めて頂きたいというのが本音だ。今、有権者が求めているものを叶えられるのが政治力というのなら、示すべきは政策実現能力。感染リスクに注意しながら、それでも候補者の声を聞きに行くのは、決して相手の批判を望んでいるわけでは無いということを、当事者たちは肝に銘じるべきだろう。


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Posted by 北方ジャーナル at 16:49│Comments(0)政治経済
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