2017年01月26日
エコミック 創業20年の節目に札証年間功労賞受賞
年間功労賞の記念品を共に抱えるエコミック・熊谷浩二社長(右)と札幌証券取引所・小池善明理事長
札幌証券取引所は地域の経済活動に貢献している上場企業を対象に選ぶ2016年の「年間功労賞」に、給与計算アウトソーシングのエコミック(本社札幌、熊谷浩二社長)を選定。1月26日に同取引所内で表彰式を行なった。
エコミックに授与された表彰状
エコミックは1997年4月に創業。企業活動にとって欠かせない業務ながらそれ自体は収益向上に直結しない給与計算業務を代行することで、営業や生産業務など収益部門への人的資源投入や、経営合理化などによる収益向上を促すというアウトソーシングサービスをメインに事業展開している。現在、給与計算の受託企業数は業界トップの約650社だ。また、年末調整のアウトソーシングやマイナンバー収集・管理の代行業務なども手掛けている。
営業拠点は札幌・東京・大阪の国内3カ所のほか、中国でも子会社の栄光信息技術(青島)有限公司を運営している。
資本金を約2億円に増資した2006年4月に札幌証券取引所アンビシャス市場に上場。創業から20期目の節目となる2017年3月期の決算見通しは、売上高で大台の10億円を見込んでいる。
今回の受賞について熊谷社長は、
「当社は売上高が2億円に満たない非常に小さな企業規模の際に上場しました。今期は売上高10億円を目指して頑張っているところです。我々のようにサイズの小さい企業でも上場でき、それを活かして成長することもできる。なおかつ、今回のような功労賞を頂くことができるということは、成長過程の企業がアンビシャス市場に上場するきっかけになれば嬉しいと感じています。4月に創業20年を迎える記念すべき年の初めに、こういった賞を頂けることはとても光栄に思います」
と語った。
アンビシャス上場を機に現在に至る成長の大きな足掛かりを築いたエコミック。名言「Boys be ambitious」にもやや通じるが、これからの成長を目指す企業は、そのステップアップのひとつとして文字通り大志を抱きアンビシャス上場を目指してはいかがだろう。
タグ :札幌証券取引所
Posted by 北方ジャーナル at 17:27│Comments(0)
│政治経済
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