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2009年07月17日

八代英太氏、「大地」から出馬会見 松山千春も来た

八代英太氏、「大地」から出馬会見 松山千春も来た
握手する松山千春氏、八代英太新党大地代表代行、鈴木宗男同党代表

 新党大地は7月17日に同党事務所で会見を開き、次期衆院選比例道ブロックから八代英太前郵政相(72)を擁立することを正式に発表した。
 
 会見には同党代表の鈴木宗男氏、松山千春氏も姿を見せた。八代氏は自民党所属であった前回のいわゆる「郵政選挙」の際、東京12区で起こった出馬のゴタゴタに触れ、

 「私は小泉総理の『俺を信じてくれ』という言葉、そして武部幹事長の『八代さんは自民党にとってかけがえない人』という言葉を信じ、公明党・太田昭宏代表に選挙区を譲ったが、公示前日に武部氏から電話が来て『あの話はなかったことにしてくれ』と言われた。政治というものはこういうものか、自民党というのはこんなに騙しの政党なのか、ということを痛烈に思うと同時に、悶々とした日々を送っていたが、昨年9月、麻生政権樹立の際に鈴木代表に電話し、『私の心に、どうしても納得できないものがある。小泉構造改革がもたらした格差社会で弱者が切り捨てられた。郵政民営化でまるでバラ色のようなことを言っていたが、その実体は過疎地や離島の郵便局が次々にシャッターを下ろしている。昔、黒澤明の映画に「隠し砦の三悪人」というのがあったが、小泉さんは引退し、竹中さんも辞めている。あともう一人、辞めてもらいたい人がいる。それは当時の幹事長であった武部さんである。なんとか武部さんが引退しないなら、私が手伝うからその引退の花道を新党大地が飾るようなことはできないのか』と話したら、『それはおもしろいな。とにかくあなた出てきてくれ』ということで新党大地の勉強会に出席し、初めて鈴木代表から出馬の要請を受けた。後期高齢者医療制度のように、人間を線引きするような自民党の福祉政策、所得保障なしの障害者自立支援法など、弱者切り捨てが顕著になっている。鈴木代表の言葉に迷いはあったが、ここでチャレンジするのが私の生き様でもあるという思いで決意をした」と語った。
 
 鈴木代表は「選挙は8月18日公示、8月30日投票という日程が決まっている。ここ数日の自民党内の麻生おろしなど、なんともわかりづらい政治状況を考えた時に、7月21日の解散は待ったなしだと判断した。また今日は日本にとっても歴史的な日であり、それは1956年、『もはや戦後ではない』というフレーズが発せられた日であり、この日を持って日本は華麗なる前進を遂げるスタートとなった。『もはや戦後ではない』、そして今、2009年7月17日、『もはや自民党ではない』と。政権交代だ、北海道からチェンジ!これを改めて力強く掲げていきたい」と語り、八代氏は同党代表代行として活動することを明らかにした。
 
 大地は次期衆院選で3~4人程度を名簿登載する予定だが、記者からの「その中に松山さんの名前は入っているんですか」の質問に松山千春氏は「私は新党大地の命名者で政治にも関心があり、可能性がないというわけではないが、まだそんな時期ではないだろうと思っている。自分も分をわきまえてますから。宮崎県知事とはちょっと違いますから。自分の方がもうちょっと賢いと思ってますから」と語っていた。
 
 八代氏は同日、札幌・中央区役所に住民票を移動。今後、本格的に選挙戦に挑むことになる。 (ご)



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Posted by 北方ジャーナル at 12:34│Comments(0)政治経済
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