2008年09月05日
民主・菅直人代表代行、札幌駅前で街頭演説
民主党の菅直人代表代行が9月5日夕方、札幌駅北口の電気街で行なわれた街頭演説に登場した。
菅代表代行は、
「二代続いた、自民党の政権放り出し。こうした総理を、数の力で誕生させた自民党に責任はないか。本当の総理大臣を決めるのは、次の選挙だ。今行なわれている自民党の総裁選挙は、もはや総理大臣を出す資格を失った中で行なわれているに等しい。新しい自民党総裁が選ばれても、一、二ヶ月の間には解散をして、国民のみなさんの信を問わざるを得なくなる。つまり、早ければ10月解散の11月選挙、あるいは11月解散の12月選挙は、間違いのない状況にある」
と、解散総選挙が近いことをアピールした。
また、北海道2区選出の三井わきお衆議もあいさつし、
「今の自民党は、お祭り騒ぎをやっているじゃありませんか。福田さん、安倍さんと政権を放り出したが、これを総理総裁として担ぎ出したのは、今総裁選に立候補している人々だ。「消えた年金」問題も、今年の4月までは、一人たりともお調べしますと公約していたのに、それも実行されていない。新総裁も、恐らく我々の庶民感覚とはかけ離れた人々が選ばれることになるだろう。サミットをやりたかっただけの総理大臣ではなく、国民生活を第一に考えるのが民主党に政権交代を」
と訴えた。
今回の街頭演説には、民主党の道議、札幌市議なども参加したが、これも連日テレビで報じられている、自民党総裁選の「空騒ぎ」へ対抗する狙いであろう。
テレビではまたもや、朝から晩まで「ワイドショー政治」が続けられている。各社の緊急世論調査の数字を見ても、この国の人々はどうして気付かないのかと、絶望的な気がしてくる。空虚なお祭り騒ぎに踊らされないためには、馬鹿げたテレビを消して、ものを考えてみることだ。(ご)
北方ジャーナル 2008年9月号
Posted by 北方ジャーナル at 20:43│Comments(0)
│政治経済
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