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2020年04月15日

北方ジャーナル2020年5月号




4月15日発売。お求めは道内有名書店、セイコーマート、インターネットではAmazon、またはオンライン書店『Fujisan.co.jp』、あるいは直接当社(右サイドバーのメールボタンから)までお問い合わせください。

【特集 新型コロナショック】自粛と景気回復努力の狭間で

道内経済は薄氷の上に──
社会を一気に凍り付かせた
道の“緊急事態宣言”の衝撃



4月7日には政府の緊急事態宣言が発令されるまでに至った新型コロナウイルス問題。これに先立ち北海道では、2月28日に鈴木直道知事により出された法的根拠の無い緊急事態宣言が、“爆発的な感染拡大は回避された”として3月19日に解除。だが予断を許さない状況にあることは変わらず、道や札幌市の観光関連施設が4月1日付で相次ぎ営業再開に舵を切った一方で、著名なイベントや祭りの中止決定が連日のように発表されている。そして前述の緊急事態宣言は観光客・地元住民の区別なく人の動きをことごとく萎縮させ、関東以北最大の歓楽街ススキノに至っては今や青息吐息だ。ウイルスそのものは人の身体を蝕むが、ウイルスによる恐怖感や疑心暗鬼は、生きる上に必要な人と人との繋がりを断つ。全世界の人々にも言えることかもしれないが、いま我々は薄氷の上に立っているに等しい──。(取材=本誌編集部・構成=髙橋貴充)

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【特集 新型コロナショック】

未曾有の危機に直面するニセコで
成長の立役者が語る〝現状と今後〟



スキーリゾートとして国際的な地位を確立しているニセコエリア。豊かな自然環境に美味しい食、スキー客を魅了するパウダースノーなどの地域資源が世界から投資を呼び込んでいる日本でも特異なまちだ。北海道全体の地域活性化や経済成長を論じる上でも同地域の存在は欠かせない。新型コロナウイルス禍は、そのニセコにも深刻な影響を及ぼしている。“日本の中の外国”とも言える場所で、この感染症はどのような混乱を引き起こしているのか。そして危機を乗り越えた後、地域はどう変化していくのか。ニセコの成長を支えてきた立役者とも言える2人の外国人経営者を取材した。(佐久間康介)

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【特集 新型コロナショック】新型コロナ禍に見舞われる小樽観光 

観光バスもヒトも消えた異常さ
「市は独自支援策を盛り込んで」



新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、道内有数の観光地である小樽でも影響が深刻化している。中国などアジア圏を中心とした外国人観光客に加え、2月末の道の緊急事態宣言以降は国内客や地元の出控えも広がっており、関係者は「この状況がさらに1~2カ月続けば経営は成り立たなくなる」と悲鳴を上げている。  (武智敦子)

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【特集 新型コロナショック】現地報告/留学生が見た台湾事情 

味わった“孤独と苦渋”がバネ
世界から注目集める防疫体制



4月1日時点で新型コロナウイルス感染者322人、死者5人。感染爆発を起こした中国や欧米などに比べ、早期に打ち出した効果的な措置でウイルスの封じ込めに成功したと言われる台湾。本誌連載「戦火の女」などの挿絵を担当し、現在その台湾へ語学留学中の藤野羽衣子さんから現地レポートが届いた。留学生が見た台湾の防疫事情とは──。

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Posted by 北方ジャーナル at 00:00Comments(0)バックナンバー
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