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2018年11月09日

札幌のドンキ、瑞宝社が年末で営業終了。会社清算か

札幌のドンキ、瑞宝社が年末で営業終了。会社清算か
瑞宝舎財貨事業部売り場のビル

【リアルエコノミー】札幌市北区にある時計、宝石、貴金属、ギフトなど各種物品販売の「瑞宝舎」が、2018年12月30日(日)の営業をもって閉店する。創業から60年、静かに歴史の幕を閉じる。

瑞宝舎(ずいほうしゃ)は、1958年3月3日に創業、76年7月に株式会社になった。JR札幌駅北口に近い北区北10条西3丁目にあり、84年竣工の5階建て財貨事業部ビルと94年竣工の6階建て贈貨事業部ビルの2棟からなる。

財貨事業部のビルは、1階が宝石、貴金属、時計、眼鏡、2階が文房具、事務用品、カメラ、3階がバッグ、紳士・婦人服、家電、4階がつり具、アウトドア用品、ペット用品、5階が季節用展示コーナー。仲通りを挟んだ贈貨事業部のビルは6階建てで、4階までが売り場。1階はギフト食品、生鮮食品、ガーデニング、2階は美術工芸品、ギフト小物、仏具・線香、3階はタオル製品、ギフト金物、ギフト洗剤、4階はトロフィー、スポーツ用品、パークゴルフ。

スタートは、宝石貴金属加工、時計修理、写真DPEだったようだが、その後は生活用や贈答用のほか非日常的な商品も取り扱い、中には宴会用の仮装商品やだるま、タイヤ・カー用品、自転車など2棟の各階売り場は、まるで“お宝さがし”の迷路のような雰囲気。

店内には閉店のお知らせが小さく貼り出されている。そこには《何卒御海容賜りますよう衷心より伏してお願い申し上げます》と書かれている。御海容とは、海がすべてのものを受け入れるように寛大な心で過ちや無礼を許すこと。

同社は営業終了について取材に対応しておらず詳細は不明。関係者の話では会社解散・清算に向けて手続きを始めているもよう。

一時代を築いた瑞宝舎は、60年で自らその役割を終える。

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Posted by 北方ジャーナル at 23:19│Comments(0)政治経済
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