さぽろぐ

新聞・ニュース  |札幌市東区

ログインヘルプ


 › 月刊誌「北方ジャーナル」公式ブログ › “はぐれ鳥”松木謙公衆議が札幌で国政報告会

2011年11月15日

“はぐれ鳥”松木謙公衆議が札幌で国政報告会

“はぐれ鳥”松木謙公衆議が札幌で国政報告会
時折、憤りを隠せない様子で民主党政権を批判した松木衆議(11月14日、札幌市内)


 北海道12区選出の衆議、松木謙公氏(52)の国政報告会を兼ねたパーティーが14日、札幌市内の京王プラザホテルで開かれた。毎年1回、もともとの地盤だった札幌で行なっているもので、松木氏は民主党を離れて以降初めて無所属で恒例のパーティーに臨んだ。会場には民主党所属の道議や新党大地関係者、支援者など650人あまりが出席、松木氏は「TPPは北海道に壊滅的な被害をもたらす」などと持論を展開、「民主党が変節を続けるなら解散すべき」と意気軒昂に語った。

“はぐれ鳥”松木謙公衆議が札幌で国政報告会
パーティーには民主党道議や支援者約500人が出席


 パーティーには道11区選出の石川知裕衆議や新党大地代表代行の浅野貴博衆議などが来賓として出席。挨拶に立った両議員は、6月の菅内閣不信任案に賛成票を投じて民主党を除名された松木氏を「筋を通す政治家」としてエールを送っていた。

 続けて“国政報告”を行なった松木衆議は、道議選や除名による離党で民主党に迷惑をかけたと陳謝しつつ、壇上に日下太朗(オホーツク総合振興局選出)、鳥越良孝(北見市選出)、佐藤伸弥(網走市選出)の3人の道議と北見市議の水上美華氏を壇上に招き紹介、「引き続き変わらぬ支援をいただき感謝している」とお礼の言葉をかけた。

 松木氏は、菅内閣で農林水産政務官としてTPP参加表明した菅首相を批判してきた経過を明らかにするとともに、6月の菅内閣不信任決議案で民主党議員としてただ一人賛成票を投じた理由を示し、「政治家として信念を貫くことが大事。私が変わったのではなく、民主党が変わってしまったのが残念」と心情を吐露した。

“はぐれ鳥”松木謙公衆議が札幌で国政報告会
上梓した新刊『日本をダメにしたこの民主党議員たち』(日本文芸社)が2刷りに入った松木衆議



 さらに民主党が子ども手当や自給率向上など食を巡る政策でマニフェストを変えていくのであれば解散すべきと強く主張、「無所属なったが、これからもしっかり政治活動を頑張っていく」と決意表明していた。

 乾杯の音頭を取ったのは、日下道議。日下氏は、民主党北海道副代表、12区民主党総支部幹事長を務めている。「10年間、松木衆議と一緒に活動してきた。松木衆議には義も感じているし情も感じている。これからもそれを基本にしていきたい。今後も、地元選出国会議員として一生懸命頑張っていただくことをお願いし、何とか上手に行く環境を皆で作っていきたいと思っている」と出席者たちに支援をお願いしていた。 (さ)




Posted by 北方ジャーナル at 14:04│Comments(0)
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

QRコード
QRCODE
削除
“はぐれ鳥”松木謙公衆議が札幌で国政報告会
    コメント(0)