さぽろぐ

  新聞・ニュース  |  札幌市東区

新規登録ログインヘルプ


 › 月刊誌「北方ジャーナル」公式ブログ › 最高検“メモ廃棄”通知、「答えられない」と札幌地検

2010年10月28日

最高検“メモ廃棄”通知、「答えられない」と札幌地検


“メモ廃棄”通知について、最高検は「開示請求を」、札幌地検は「答えられない」

24日のNHKニュースで、最高検察庁のいわゆる“メモ廃棄”通知問題があかるみに出た。2年前、最高検が全国の検察庁に宛て、「取り調べの中で検察官が不要と判断したメモを速やかに廃棄すべし」という意味の通知をした、というものだ。翌日以降、新聞などでも報道が続き、「最高検が改めてメモの取り扱い方針を検討することになる」といった内容の記事が数紙に出ている。

NHK報道翌日の25日、本誌は札幌市内で開かれた札幌地方検察庁定例記者会見に参加、米村俊郎次席検事との質疑応答の中で、くだんの通知の存在を質している。米村次席は「お答えできない」という趣旨の回答を繰り返し、同通知についての言及を避けた。「報道内容を把握していないので、言えることがない」というのがその理由だ。以下、おもなやり取りを採録する。

※同地検定例会見は録音・撮影が認められていないため(法的根拠はない)、記者のメモから再構成した。そのため、いつでも「言った、言わない」の話になり得るが、最高検ならぬ本誌記者の“メモ”については、その存在が確認できている。

--(メモ廃棄通知は)札幌でもあったのか。
「昨日のNHKで報道されたようなことがあるかどうか、ということか」
--通知が来たかどうかを知りたい。
「報道されたことは承知しているが、中身を正確に把握していないので、言えることがない」
--通知があったかどうかも言えないと。
「どのような通知かという認識が、あなたと私とで喰い違っている可能性がある。報道ではどんな通知だったのか、私はよくわかっていない」
--むしろどんな通知が来たのかを教えて貰うことは。
「そういった質問は想定していなかった。札幌固有の問題であれば私も認識していると思うが、これは最高検の問題ではないか。最高検のほうに問い合わせては」
--最高検が「そうですよ」と答えたら、それは当然全国の問題になるから、札幌も関係してくるのでは。
「事実だとすれば、札幌が例外であるとは考えられないが」
--ならば、最高検に訊く前にこちらに訊いても同じことでは。
「答えられる性質の問題と、答えられない性質の問題がある」
--公式な会見の場で訊くと、答えて貰えないことがあると。
「捜査上の秘密であるとか、プライバシーにかかわること、その他いろいろある。中身次第ということになる」


その後、本誌は最高検に通知の内容を照会することに。だが、同庁企画調査課は「ここでは答えられない」と、行政文書開示請求を促した。“助言”に従い、本誌記者は個人名で27日付の開示請求書を送附した。

そういうわけで、北海道の小さなローカル誌は“メモ廃棄”通知について何も知ることができなかった。…と言いたいところだが、たとえば次のようなことがわかったとは言えるかもしれない。即ち、

地方検察庁の次席検事というポストは、検察がらみの全国ニュースにさほど関心がないか、あっても職場の誰からも詳細を教えて貰えず、自分でもとくに知る手段を持っていない、そういう職階であるらしい、ということが。  (ん)



Posted by 北方ジャーナル at 21:03│Comments(0)
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

QRコード
QRCODE
削除
最高検“メモ廃棄”通知、「答えられない」と札幌地検
    コメント(0)