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2010年01月23日

「検察リークにだまされるな!」札幌でムネオ激白

「検察リークにだまされるな!」札幌でムネオ激白

 (1月23日、「民主党北海道定期大会」における「新党大地」鈴木宗男代表来賓あいさつ)

 来賓と言うよりは、仲間の一人として、今日の民主党の定期大会に駆けつけて参りました。皆さん方のおかげで、昨年は見事、政権交代。そして北海道から初の総理大臣の誕生を果たすことができました。振り返りますると、おっとし(一昨年)の12月の7日でありますが、当時の民主党北海道代表の、鉢呂(吉雄)先生、さらには小沢(一郎)民主党代表(当時)が、東京から札幌に来てくださいまして、また連合の高木(剛)会長(当時)さんもお越しいただいて、選挙協力で合意したのが、「北海道からチェンジ」のスタートでありました。あの当時まだ、民主党には風が吹いてなかったわけでありますから、私はそれなりに熱意を持って選挙協力の決断をしたわけでありますけれども、しかし、その決断は見事実現できたわけでありますから、いま考えてみまするに、鈴木宗男にもそれなりの先見の明があったなあと思ってですね(笑)。私なりに、振り返っているのであります。

 同時にみなさん、政権交代できました。国民は大変大きな期待を持ってくれました。しかし、期待が高いとみなさん、その落差も大変なんであります。しかしまだ政権ができてまだ4カ月(よんかつき)であります。政権公約、マニフェストは4年間でやるのが、これは私はルールだと思っております。母子加算も、去年の12月、復活しただけでも私は、鳩山政権は評価されるに足る政権だと、こう思うんであります。子ども手当ても、2万6千円、約束通りマニフェストで出せば、これに越したことはないんです。しかしない袖は振れませんから、取りあえず1万3千円でやっていく。2年後にはちゃんと見直すということになってますよ。私はそれで十分でないかと思ってるんであります。
 
 高速道路も、無料化、言っておりますけれども、みなさん、世論の声と言いますか、調査では、5割の人が無料化反対です。5割は、無料化賛成です。私は日本人はバランスがいいと思ってます。この世論調査を受けてですね、賢明な判断をしていく。最初に北海道からやってく、九州からやっていくとか、やり方はあると思います。メンテナンスや更新の部分もありますから、これなんかにもやっぱりお金かかりますから、それはどうしても考えなければいけませんね。私は、いろいろ、やり方はある。そのためには若干の時間を貸してもらえれば、必ず国民は評価してくれると。こう思っております。
 
 さて、小沢幹事長の政治資金報告について、石川(知裕)代議士が逮捕され、いま拘留中であります。今朝、石川代議士に会った弁護士さんからの連絡によりますと、石川代議士は極めて元気だそうであります。いっとき若干、精神的に落ち込んでおりましたけどもですね、昨日おとついぐらいからは、また元気を取り戻しているという話であります。併せて「新聞テレビ局に出ていることで、私は供述はしていない。水谷建設からは、お金をもらったやの報道があるが、そういうことは一切ない。あるいは4日前、読売新聞の夕刊に、4億円の供述を認めたというような一面トップの記事がありましたけども、そういったことは言ってないし、調書にもなってないから、この点はしっかりと皆さん方にお伝えください」という話でありますから、わたくしからお話をさしていただきます。
 
 私も、中川一郎という先生の秘書をやって、政治資金からすべて預かっていた時期がありました。中川先生に迷惑をかけてはいけない。法律は守らなければいけない。そういう頭づくりで絶えず仕事をしてきました。しかし、結果として日付のミスだとか、あるいは金額のミスだとかっちゅうのはあって、よく修正をしたもんであります。私は今回の事件も、修正で十分でないかなという気がします。私なりに、私の経験からしても。何かしら頭から、小沢ありきみたいな検察のやり方は、しかも、世論にリークするやり方は、私は公平ではないと思っております。
 
 私の経験からも、今日、国会議員のみなさん、道会議員のみなさん沢山おられますけども、8年前、北海道議会で「鈴木宗男議員勧告決議案」というの作ってくれましたね。(笑い声)余計なお世話ですよ(笑い大きく)。
 みなさん、北海道、道議会でも、ムネオハウスだ、あるいは北方領土の、三井物産のディーゼル発電供与だ、アフリカのODAで捕まると言われたけれども、私はこれらでなんも裁判やってませんよ。事件にもなってませんよ。しかもみなさん方は、間違った情報で、間違った判断をしたんでないですか。ぜひともこの辺は反省しないといけませんよ!
 しかもみなさん、みなさん方も検察だとかのリークは、裏付け取れません。いわんやマスコミのみなさんは尚そうですよ。メディアのみなさんは反権力とよく言うけども、実際は権力の手の平(の上)なんです。なぜか。情報が遮断されると、メディアは生きていけないんですから。だから小泉政権強かったんじゃないですか? 特定のメディアを大事にして、そして、よく書くところには(情報を)流す。新聞社はどこどこ、テレビはどこどこと言ってですね、きちっとインだ、アウト、と全部分けてですよ、やってきた。権力ってそういうことやるんですよ。
 
 今回も私は、少なくとも小沢幹事長の件や石川さんの件はですね、リークして世論の反応を見て、世論に悪い印象を与えてですね、追い込んでいくやり方だ。私はあってはならないことだと思ってるんです。
 昨日、おとついとみなさん、足利事件であの菅家さんの、テープの公開がありましたね。あの森川っちゅう検事の取り調べ、みなさん、テープ聞いただけでも上からの押しつけ、強圧的なやり方じゃないですか。気の弱い人は参ってしまいますよ。私なんかも気が弱いから、やられそうになったんですから。これは経験した者でないとわかりませんみなさん。密室での取り調べですから。
 どうか、民主党のみなさん、冤罪をなくすためにも(取り調べの)可視化に、ぜひとも協力してください。可視化を進めてください。
 
 千葉法務大臣、参議院議員で、2回も可視化法案可決してんですよ。間違って法務大臣なったら、今度は「勉強会」だっていう。ふざけた話じゃないですか。2回もみなさん、自分が可視化法案に賛成して、参議院通ってきた。衆議院も圧倒的に、民主党はあまり数が少なかったから、否決された。参議院が2回も通ってるんですよ。それなら、法務大臣なったら自信を持ってですね、可視化やるのが、これは、国民から選ばれた政治家の責任ではないでしょうか。冤罪をなくすためにもどうかみなさんねえ、可視化法案を、私は、やるべきだ。可視化を十分に行うようにすれば、冤罪はなくなる。このことをぜひとも、みなさん方にもお分かりをいただきたいなと思ってます。
 
 与えられた時間が5分ですから、あと2分ぐらいしか残ってませんが、三井代表から、参議院北海道地方区の候補者の発表がありました。新党大地は北海道で2議席、獲得のために、民主党さんが選んだ候補に全面的に協力することをみなさんにお誓い申し上げます。重ねて、藤川さん徳永さん、どういう戦いをしたらいいか。どういう姿をしたらいいか、選挙区割りがいいのか、あるいは地区割りで、何かにしても傾斜配分をした方がいいのかですね、よくここは三井代表と相談をしながら、確実に二つ取る。この目標に向かってのですね、最高の英知を結集して参りたいとこう思っております。
 
 いま目の前に峰崎参議院議員がおられますけれども、3期18年、私は極めて重く尊い、峰崎先生の参議院での生活であったとこう思っております。みなさんと一緒に、峰崎先生にねぎらいの拍手を送りたいと思います。
 (場内拍手。峰崎立ち上がって会釈)
 大所高所に立って、峰崎先生が大きな英断を自ら下したということは、これまた政治家の出処進退という面では、私はですね、我々も見習うべき点があるなと、こんな風に思っております。ぜひとも峰崎先生、これからもですね、我々へのご指導をいただきたいと思っております。
 
 さあみなさん、7月の選挙。参議院で勝って、初めて私は、鳩山政権ができたと思っております。衆議院ではお陰さんで、3分の2近くを持っておりますから、問題ないんですけども、参議院は民主党さんで、安定過半数はないんであります。これで参議院で勝つことが、さらに国民生活第一、生活者第一の政治の実現の担保であります。その道に向かって、共にみなさん、汗を流していこうじゃありませんか。
 
 そして今、石川代議士は、東京拘置所で頑張っております。どうぞみなさん、石川事務所にメールや励ましの、激励のですね、ファックス等送ってやってください。あすこにいますと、仲間がいる、仲間が支えてくれている、これは最高の勇気と、最高の安心感なんです。ぜひとも、まだ36歳の有利な石川代議士を、わたしはここで人生を終えらせるわけにはいかんと思って、誰が守っていくよりも、私が、私なりのやり方で支えて参ります。
 
 同時に、小沢幹事長も、16日の党大会で預金通帳まで出して、党大会で説明をされました。これ以上の説明責任はないと思っております。報道では今日、事情聴取だ。そのあと、小沢幹事長が国民にきちっとした説明責任を果たすという風に流れておりますけども、私はもう十分、説明責任は実施されている。やましいことはしてない。秘書を信じている。これ以上私は、言葉はないと思うんであります。
 
 どうぞみなさん、検察の間違った、意図的なリークに、一喜一憂しないでください。真実は小沢幹事長が、石川代議士が、きちっと話してくれるもんだ。このことをみなさん、しっかりと頭に入れてですね、対応していこうじゃありませんか。
 
 今日の大会のご盛会を心からお祝い申し上げて、私のご挨拶といたします。ありがとうございました。



Posted by 北方ジャーナル at 20:55│Comments(0)
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