月刊誌「北方ジャーナル」公式ブログ

これからはキヨスクでも本誌のチェックを

　本誌「北方ジャーナル」が、09年7月号（6月15日発売）からＪＲキヨスクの棚に並ぶことになった。とりあえず札幌圏の大きな店舗から取り扱いが始まるが、徐々に扱い店舗を増やしていきたいと考えている。

　これまでは全道一円での書店販売と定期購読者への郵送がメインで、昨年からは大手の雑誌専門サイトとも契約し、ネット販売なども手掛けてきた。だが、以前から読者の皆さんに道内での流通網の拡大を求められてきた経緯があり、今回遅まきながら、その一歩を踏み出した形だ。

　当たり前だが、どのようなメディアであっても「受け手」に届かなければ、その価値や役割は発揮しえない。そのためには読者側に私たちがより近づいていく必要がある。近づく方法のひとつが流通網の整備である。従来からの書店売りやネット販売に加えて、手に取ってもらえる場所を少しでも増やすことが読者の利便性につながっていくからだ。

　月刊誌という紙媒体である以上、本誌の主戦場が書店であることは変わりがない。ただ、読書習慣の変化や大型店の台頭などで業界の再編が進み、かならずしも書店が地域にとって身近な存在とは言えない状況も生まれている。その点、ＪＲキヨスクを例に取れば通勤のついでに買い求めていただくこともでき、扱いが道内全域に広がれば書店の過疎地域でも読者の身近な場所に届けることができる。

　今回のＪＲキヨスクでの扱いについてご尽力いただいた関係者の皆様には、この場を借りてお礼を申し上げたい。現在は、さらなる広がりを求めてコンビニ業態での取り扱いについても交渉を進めているところだ。

　これからは「ＫＩＯＳＫ」の看板を見つけたら、ぜひ「北方ジャーナル」を探してほしい。

　　　　　本誌編集・発行人　工藤年泰