
2008年02月11日
異常なアメリカ一辺倒の政策

投票結果は、福田良彦(47081票)、反対派の現職・井原勝介(45299票)。
その差はわずか1782票という薄氷を踏む感のあるゴリ押しの勝利である。政府案を受け入れないと岩国市は財政破綻に至ると脅しつけ、それでも危ないと見て、前例の沖縄県名護市に対して米軍再編交付金支給の方針を選挙直前の8日に発表した。
あまりに露骨な選挙工作と取られても仕方ないだろう。
こうしたアメリカ一辺倒の政府・外交に大きな懸念と危惧を抱いているのが、鈴木宗男氏である。米軍の再編という動きをどう読むか。小泉劇場の本質は何だったのか。日本と北海道がこれから取るべき道は何か。
15日発売のインタヴューで、ざっくばらんに外交の現状を語っている。その言い分には賛否両論もあるだろうが、ここまでアメリカの散歩につきあう「犬」の役割しか果たせない国に貶めた「亡国の官僚たち」の罪は重い。来たる衆議員選挙もターニング・ポイントになるが、外交面での政策転換も重要だ。ロシアとの人脈を築いてきた鈴木氏の視点をぜひ一読して頂きたい。
Posted by 北方ジャーナル at 11:18│Comments(0)
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。