2024年08月21日
「会員6万人」を達成した北海道発の遺品整理士認定協会が業界の健全化と発展を目指して記念祝賀会

会員への感謝と抱負を述べる木村理事長(8月2日夕、ホテルエーデルホフ札幌)
8月2日、一般財団法人 遺品整理士認定協会(本部千歳・木村榮治理事長)主催による「遺品整理士6万人達成記念祝賀会」が札幌市内のホテルで開催され、同協会に認定された会員(遺品整理士)や関係者180名が全国から参集し、「6万人突破」の節目を祝った。 〔く)

全国から集まった会員と今後の飛躍を誓った
同協会は、木村理事長が2011年に立ち上げた全国初の遺品整理に関する資格認定団体。木村氏が自身の親の遺品整理に立ち会った際に、業者のずさんな対応に心を痛め業界の健全化を志したことが設立のきっかけだったという。
会員である遺品整理士は同協会独自の制度によって認定する資格で、今年6月には累計で6万人を超えた。今回の催しはこの節目を記念して開かれたもの。
祝賀会で挨拶に立った木村理事長は、「会員の皆様のご支援を受け、この節目を迎えられたことを心より感謝申し上げます。今後は次なる目標として10万人を目指し、協会は会員の皆様と共に成長し、業界全体の発展に貢献できるよう一層、邁進して参ります」と感謝の言葉を述べたうえで、
「高齢化社会の進展を背景に遺品整理業の需要はますます高まっています。資格取得者も21年からの3年間で3万人増えて6万人に達しました。今後も依頼者の方々に喜んでもらえるよう、会員である皆さまとともに業界の健全化と遺品整理士の育成に一層取り組んでいきます」と宣言し、大きな拍手が贈られた。
「遺品整理は親が子どもかける“初めての迷惑”。そして子どもが親にしてあげられる“最後の親孝行”です。遺品整理という親子の最後のかけがえのない時間を大切にしてほしい」(木村理事長)
今回の祝賀会では、会員への特別功労賞の表彰のほかお楽しみ抽選会も行なわれ、終始和やかな雰囲気のうちに終了。各地の会員たちは別れを惜しみ、それぞれ再会を期していた。
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