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2024年08月22日
旭川の森山病院と北海道オール・オリンピアンズが包括連携協定を締結 五輪経験者とのコラボで予防医療を発信
サインした協定書を掲げる森山理事長(前列左)と橋本代表(前列右)。後列中央が同病院「予防医学・スポーツ医学センター」の松野丈夫センター長(8月17日午前、森山病院のMORIYAMAホールで行なわれた締結式で)
旭川の森山病院(232床)などを運営する社会医療法人 元生会(森山 領理事長)が8月17日、北海道オール・オリンピアンズ(橋本聖子代表)との間で、地域社会の健康促進とスポーツ振興を目的とした包括連携協定を締結した。
協定締結の意義と抱負を語る森山理事長
北海道オール・オリンピアンズは、2012年4月1日に橋本聖子氏(参議院議員)を代表として設立された組織。現在約500名以上のオリンピアン・パラリンピアンが活動しており、相互理解と親睦を図りオリンピックムーブメントを推進。スポーツを通じた世界平和と国際的友好親善に貢献するとともに、北海道におけるスポーツの振興に寄与することを目的としており、道内の自治体などと包括連携協定を締結し、各地にオリンピアンを派遣するなどしてきた。
今回の協定締結は、これまでの森山理事長と橋本代表の親交がベースにあったもよう。
「アスリートの健康管理、ケガなどの治療の観点から統合医療(西洋医学と東洋医学の垣根を超えた医療)に関心を持っておられる橋本先生が声をかけてくださり、ご本人の関係の催しで予防医療をテーマに講演させていただいたこともありました」(森山理事長)
連携事項としては、次の5項目が掲げられている。
①スポーツ振興及び障がい者スポーツ振興に関すること ②青少年の健全育成に関すること ③市民の健康づくりに関すること ④地域の活性化に関すること ⑤その他、上記の項目の達成に必要な事項
具体的には、予防医療に重点を置いている同病院の健康食レストラン「サニタス」でのオリンピアンへの食事提供や相互のイベントでの協力などが想定されている。
この日、調印式に臨んだ森山理事長と橋本代表は揃って協定書にサイン。今後の連携に向けて協力を誓った。同団体の医療機関との連携協定は初で、「病気にさせない」ことを目標のひとつにしている森山病院ならではのトピックと言えるだろう。
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