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2022年12月15日

北方ジャーナル2023年1月号

北方ジャーナル2023年1月号



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【報道】白鳳寺・御霊堂元町の“遺骨難民事件”を追う

「家賃は不払い借金は踏み倒す」
太田代表は債務不履行常習犯か


北方ジャーナル2023年1月号
永代供養を信じて遺骨を預けていた利用者を不安の底に突き落とし、全国にも波紋を呼んだ宗教法人白鳳寺(札幌市東区・太田司代表役員)の経営破綻問題。多額の利用料や管理料を集めていたはずの御霊堂元町の納骨堂事業はなぜ頓挫したのか。取材を進めると、そこに浮かび上がってきたのは太田代表の公私にわたる債務不履行の実態だった──。(本誌編集長・工藤年泰)

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【報道】地元紙・80年めの迷走〈9〉

「辞めることにします」
道新・若手アンケートの衝撃
「ここで頑張れる」1割届かず


北方ジャーナル2023年1月号
地元ブロック紙・北海道新聞(札幌市中央区、宮口宏夫社長)で、同社労働組合によるアンケート調査の結果が衝撃をもって受け止められている。選択式の問いに「この会社で頑張っていける」と答えた若手社員が、全体の1割にも満たなかったのだ。調査は冬期末手当をめぐる団体交渉をきっかけに行なわれたものだが、寄せられた回答からはこれまでの不祥事対応や幹部人事などへの不満も垣間見える。来たる2023年は道新にとって、さしずめ“会社離れ元年”といえる年になりそうだ。(小笠原 淳)

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【報道】告発・絶望の学府㉑

聴取対象6人特定
江差看護パワハラ第三者調査
自殺事案で関係者聴取始まる


北方ジャーナル2023年1月号
未だ公式に認められていない被害が、少しずつ解明に近づいている。北海道立高等看護学院のパワーハラスメント問題で、新たな調査が始まった在学生の自殺事案。遺族への聴取を終えた第三者委員らはその後、事件の背景を知る元学生や教員ら6人の関係者を特定、具体的な証言を集め始めた。調査は年を跨いで続き、場合によっては追加聴取の可能性もあるという。最悪の被害とハラスメントとの因果関係は、どこまで認められることになるのか――。(小笠原 淳)

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【報道】首相批判封殺の波紋㉕

「控訴、もってのほか」
野次判決で道警に「意見」相継ぐ
当事者らは各地で講演、関連本も


北方ジャーナル2023年1月号
本誌面で折に触れ報告を続けている首相演説野次排除事件で、直近の1年間に一般市民などから地元警察に寄せられた意見が100件あまりに上ることがわかった。同様の意見は事件発生後の1年間で900件以上寄せられていたのに対し、次の1年間では30件以下にまで急減したが、3年めを迎えてこれが再び増加に転じた形。この秋には当事者らが道内各地で講演に招かれ、また地元メディアが関連書籍を出版するなど、事件は改めて多くの関心を集め始めているようだ。(小笠原 淳)


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【観光】これからの北海道観光を探る【美瑛町編】

入込み復調の美瑛町が抱える
観光客のモラル・マナー問題

「知らない」では済まない観光公害


北方ジャーナル2023年1月号
“丘のまち”の代名詞が示すように、この地域ならではの丘陵が生み出すさまざまな美しい景観が、長年にわたり訪れる人々を魅了させている美瑛町。今年度の春ごろから新型コロナ対策に伴う行動規制が緩和の方向へ舵を切られ、このまちにも徐々に観光の賑わいが戻り始めているという。コロナ禍からの客足回復は喜ばしいことに感じたが、一方で積年の課題である「観光客のモラル、マナー問題」の増加も危惧しているようだ。「観光立国」と声高に叫ばれる中、観光客の増加が地域にもたらす弊害があることも、美瑛町のケースから考えたい。(髙橋貴充)

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【シリーズ・住宅不動産情報】③──大手企業の参入続く賃貸住宅事業

北ガス、土屋ホーム、JR北海道
脱炭素で賃貸住宅の差別化を推進


北方ジャーナル2023年1月号
大手企業の賃貸住宅事業への参入が札幌市内で増えている。土屋ホーム(本社・札幌市北区)のような住宅建築会社が事業として展開するケースのほかに、北海道ガス(同市東区)や北海道電力(同市中央区)、JR北海道(同)など異業種からの参入も目立つようになってきた。賃貸住宅事業を通じて得られる知見をコア事業にフィードバックさせ、同業他社とコア事業の差別化を進める狙いや遊休地を活用して本業を収益面でサポートする目的など、各社各様の思惑があるようだ。(佐久間康介)

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【ニュース】

■本誌が報じた賭けゴルフ問題で
 鶴雅側が「説明とお詫び」を公表

 ──地元紙のみにリリースを流しホームページでは知らん顔

■北海道を再エネ植民地にするな
 住民団体と専門家が集まり議論

 ──道内の風力発電問題を考える初のシンポジウムを開催

■「女子野球タウン」の喜茂別町で
 起きた指導者と町の雇用トラブル

 ──元阪急投手が起こした損害賠償請求訴訟が結審

■博物館網走監獄が令和の大改修へ
 明治以来の建物群を耐震化で保全

 ──歴史遺産の維持・保存に求められる道民の支援

■コーチャンフォーのイメージガールに
「元モーニング娘。」の佐藤優樹さん

 ──オープンしたての「つくば店」で新CMを撮影

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【新春インタビュー】

■北海道知事 鈴木 直道 氏
「道民の安心安全確保」に全力
困難な時にこそ光る北海道に



■札幌市長 秋元 克広 氏
五輪は第三者機関で透明性確保
課題を乗り越え次の百年に布石


■ホクレン会長 篠原末治 氏
資材高騰対策としても急務な
外に依存しない国消国産経済


■サッポロビール北海道本社代表 森本光俊 氏
厳しい商況でも支持を拡大する
サッポロ クラシックの潜在力


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【マンガ】

回顧2022 プーチンが世界を掻きまわす (石川寿彦)

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【医療】
札幌ハートセンター・藤田勉理事長に訊く
豊平にもサテライトの開設を計画
分院配置で札幌市内全域をカバー


北方ジャーナル2023年1月号
全国屈指の循環器専門病院、札幌心臓血管クリニック(東区・104床)を運営する医療法人札幌ハートセンター(藤田勉理事長)が豊平区にもサテライト診療所を開設する準備を進めている。2024年のオープンを目指している分院は、7月にJR新さっぽろ駅近くにオープンした「新札幌心臓血管クリニック」(厚別区・大川洋平院長)に続く2カ所目で、本院への交通アクセスが難しかった豊平エリアの患者にとって朗報となりそうだ。「市内各地に分院をつくることで札幌全体の患者をカバーしたい」と意気込む藤田理事長に、札幌ハートセンターの今後の戦略を訊いた。   (11月28日取材・聞き手=工藤年泰)

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【アート】第9回目「新千歳空港国際アニメーション映画祭」

過去最多の国と地域が参加した短編コンペ
作品の価値探求に飛び立っていく
同映画祭をアニメのエアポートに


北方ジャーナル2023年1月号
11月3日から6日まで新千歳空港ターミナルビル内で開催された、第9回目の「新千歳空港国際アニメーション映画祭」。今回は新型コロナ対策による行動制限が緩和されたこともあり、観客を前にしたトークショーなどのライブイベントが充実。観客はもとより、ゲスト出演者、スタッフなど参加した誰もが大いに盛り上がった。新たな取り組みとして関心度が高かったのは、GIFアニメの表現力やクオリティを競い合い広く紹介した「NEW CHITOSE AIRPORT GIF AWARD 2022」の実施。「チーム NEWCHITOSE」を結成して運営体制も刷新し、〝より新しいこと〟に果敢に挑んだ。

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【連載】〝農と食〟北の大地から
中標津発・三友盛行さんに訊く「酪農危機」への処方箋(前編)
外部資材に依存し“重装備”で
目指した生産増で苦境に直面


北方ジャーナル2023年1月号
牛乳・乳製品の需要が低迷し、穀物やエネルギーの高騰、個体販売価格の暴落などが常態化してきた北海道の酪農業界。国の「畜産クラスター事業」などを使って施設や設備に多額の投資をした“重装備型”の農場ほど厳しい状況に直面している。そんな中で、社会や消費生活の変化を直視できず、一過性の現象と捉えがちな業界のままでいいのか──根室管内中標津町で「土・草・牛の循環」を重視した適正規模のマイペース酪農を続け、今は「酪農適塾」を主宰する三友盛行さんの意見を訊いた。(11月18日収録)

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【経済】ポストコロナの舵取りを
北洋銀行の安田光春 頭取に訊く

スリム化を推進し体力を温存
伴走型支援で顧客に柔軟対応

激動の時代に地域を支える覚悟


北方ジャーナル2023年1月号
北洋銀行(本店・札幌市中央区)は2022年度の中間決算で業績の上方修正を行なったが、安田光春頭取は「努力した結果の内容ではなかった」とあくまで慎重な構え。23年春からコロナ禍のゼロゼロ融資の返済が本格化し、業績の先行きに不透明感が漂う中で北洋銀はどのように体力をつけ地域経済を支えようとしているのか。折しも安田頭取は札幌商工会議所副会頭にも就任し重責を担うことにもなった。パンデミックに加えウクライナ戦争、そしてかつてない円安と諸物価高騰──。激動の時代における北海道のリーディングバンクの舵取りと役割を安田頭取に訊いた。
(11月15日取材 工藤年泰・佐久間康介)

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【市政】選挙戦で4選を決めた網走・水谷洋一市長に訊く

網走の未来のために子育て
世代に寄り添う市政を展開

「こども家庭庁」の一歩先を行く政策を

北方ジャーナル2023年1月号
任期満了に伴う網走市長選が11月6日、投開票され現職の水谷洋一氏(59)が、無所属の新人を抑え4回目の当選を果たした。水谷氏は12年ぶりの選挙となった今回の市長選を「直前まで無投票という観測が影響して盛り上がりに欠けたが、改めて市民の負託を受けることができた」と振り返る。今後の市政については「網走の子どもたちの未来のために、給食の無償化など子育て世代に寄り添った政策に取り組んでいきたい」とし、コロナ禍で打撃を受けた“交流都市”復活にも意欲を示す。4期目を走り出した水谷市長に決意と抱負を訊いた。
(11月21日取材・聞き手=工藤年泰)

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【特別寄稿】コロナ対策を斬る ㈱あかりみらい代表取締役 越智文雄氏

空気感染対策を取らない行政の不作為
防げたはずの感染拡大


先の参議院厚労委員会での川田龍平議員の質問に対して厚労省は次亜塩素酸水の安全性にはエビデンスがない、海外では使われていない、WHOが空間噴霧を禁止しているという事実と全く異なる答弁を行なった。日本で発明された最も効果があると期待される資材に対して研究もせず、海外調査もせず、WHOの通達を捏造する、このような姿勢がいまも空気感染を拡大し犠牲者を増やしている。

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【環境】仁木町発・巨大風力発電計画に対峙する移住者たち

第二の故郷に風力発電は不要
仁木での反対運動を全国へ


北方ジャーナル2023年1月号
積丹半島の付け根にある後志管内仁木町はサクランボなどの果樹栽培や稲作が盛んな土地として知られる。道内では温暖な気候の土地でもあり、新規就農や子育てのために移り住む若い世代が増えている。その仁木町が今、関西電力の巨大風力発電計画で揺れている。クリーンエネルギーが謳い文句の風力発電だが、開発による自然破壊や低周波・超低周波音による健康被害なども指摘されており、それらを理由に新規就農を断念した人もいるという。それでも諦めずに第2の故郷を守りたい──。風車問題と対峙する移住者たちの声を訊いた。(武智敦子)

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【連載】ルポ「ひきこもり」88──ひきこもりの子どもを持つ父親の葛藤

夫婦不和から子供を置き去り
「気づき」を得て当事者を支援


ひと頃に比べてひきこもり家族会に参加する父親は増えてきたが、それでもまだ少数派。今回、取材に応じてくれた元教諭の男性は30代後半の子ども2人が不登校からひきこもりになった。今は札幌の家族会の副代表を務め、ピアスタッフとして親や当事者のサポートを続けている。そんな父親が気づきを得たのは「なぜ自分が不登校になったのか」という長男の「言い分」。それを聞き、子どもを無理に学校へ行かせようとした自分の間違いを知り、以後、子どもを回復させようと不断の努力を続けている。(武智敦子)

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【連載】戦争遺産をめぐる旅 86

戦艦大和の悲劇と造船技術を
伝える「呉市海事歴史科学館」
今なお人を惹きつける大和


北方ジャーナル2023年1月号
広島県呉市の呉港に面して建つ「呉市海事歴史科学館」(愛称・大和ミュージアム)は、修学旅行生や観光客など年間100万人近くが訪れる国内有数の博物館だ。沖縄特攻作戦に向かう途中で総攻撃を受け、約3千人の乗員とともに海の藻屑となった「戦艦大和」。ここでは、その波乱の運命と世界最大の戦艦を建造した日本の造船技術の歴史をたどることができる。帝国海軍で信奉されてきた大艦巨砲主義の象徴と言える戦艦大和とは、どのような存在だったのか──。大和ミュージアムを2回にわたって紹介する。(ジャーナリスト 黒田 伸)

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【フォトレポート・トピックス】

●規格外農産物の有効活用は強み カドウフーズの食品ロス打開策
●イオン桑園に新しい和スイーツ店「ぽちどら」が看板のいしや茶寮

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【連載コラムなど】
*北海道フォトエッセイ
*シネマ
*スポーツ筆刀両断
*探訪! 脳内北海道
*新設企業情報
*古本屋女房の“古本的日常"
*デンタルエッセイ
*北海道妄想紀行
*連載小説 特別授業
*囚活通信
*夏井功の夜を駈ける車イス
*よいどれブンガク夜話
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【今月の表紙】鈴木翁二画
『きぼうのあけぼの』

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