2008年01月25日
ガトキンからの眺め
久しぶりにガトー・キングダム・サッポロを訪れ、12階にある展望ラウンジに案内してもらった。
真っ直ぐに創成川が延びる先に、小さくテレビ塔が見える。札幌市の成り立ちとして、創成川の果たした役割については小学校で習ったが、こうした角度で遠望すると、石狩川から物資を運んだ開拓期の風景が浮かんでくる。篠路は鬱蒼とした森で、近隣にクマが出没していた。
屯田という地名の通り、創成川と石狩街道を動脈として、札幌の街は育っていった。
昨日の荒れた天候が穏やかになり、スカイラウンジでの一時は、思わぬ歴史探訪の風景を呼び起こした。今回は撮影できなかったが、反対側は客室になっており、茨戸川と石狩川の向こうに暑寒別岳の連峰が見渡せる。支配人によれば、「昨日まで学会が行なわれて、忙しかったですよ」とのこと。
訪れた関係者は、すさまじい北海道の嵐に驚いたことだろう。(ぢ)
Posted by 北方ジャーナル at 15:43│Comments(0)
│どうでもいい話
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