
2024年10月24日
網走で40数年ぶりに酒蔵復活へ、建設場所はオホーツク海が一望できる天都山山頂付近

上川大雪酒造の酒蔵建設が予定されている天都山山頂付近。建物は「オホーツク流氷館」
【リアルエコノミー提携】上川大雪酒造株式会社(本社上川郡上川町)が道内4カ所目となる酒蔵を網走市内に建設することになり、建設場所が網走観光の名所、天都山の「オホーツク流氷館」のすぐ近く、オホーツク海や知床連山が望める場所に決まった。2026年夏には網走の地酒が飲めるようになる。 (こ) 続きを読む
2024年10月14日
北方ジャーナル2024年11月号

10月14日発売。お求めは道内有名書店、セイコーマート、インターネットではAmazon、またはオンライン書店『Fujisan.co.jp』、あるいは直接当社(右サイドバーのメールボタンから)までお問い合わせください。
【報道】「旭川・女子中学生いじめ凍死事件」の深層
隠され続ける「誤報道」
“盛られた事実”の拡散と隠蔽で
起きた事件関係者の「二次被害」

雪解けが始まったばかりの公園で見つかった女の子の遺体──。3年前に起きた「旭川・女子中学生いじめ凍死事件」は、大手メディアのオンライン報道や旭川市が再調査を手がけたことで全国的に注目を浴びた。だが、この事件をめぐる報道に多くの誤りがあったことをほかならぬ同市自身が認定していた事実はあまり知られていない。これらは最初の調査報告書で詳細に指摘されたが、公表にあたり全て黒塗り処理されたからだ。メディアの誤報と行政の隠蔽がもたらした深刻な二次被害とは──。 (本誌編集長・工藤年泰)
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【報道】札幌トロイカ病院に浮上した不正請求疑惑を追う
「不正の舞台はデイケア」
算定基準を満たさず請求か

昨年、開院40周年を迎えた精神科専門病院、社会医療法人共栄会 札幌トロイカ病院(札幌市白石区・有田矩明理事長)で長年にわたり診療報酬の不正請求が続けられてきた疑いが浮上した。複数の関係者が「デイ・ナイトケアの実施時間が算定基準を満たしていないにもかかわらず、時間を偽り請求している」と証言し、入手した関係書類からも不正が日常的に行なわれていることが強く疑われる。419病床という精神科領域における道内有数規模の同病院で、いったい何が起きているのか──。 (工藤年泰)
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【報道】告発・絶望の学府㉝
パワハラ死問題 法廷へ
江差看護・最悪の被害で国賠提訴
遺族「道に裁判を強制された思い」

「ここで諦めては息子が報われない」と、その母親は訴える。3年前の春に北海道立江差高等看護学院で表面化した、教員による日常的なパワーハラスメント問題。一連の事案の中でも最悪の被害といえる在学生の自殺問題が、紆余曲折の挙句に法廷へ持ち込まれることとなった。第三者調査を受けて謝罪した道のその後の「手のひら返し」は、遺族にとっては提訴を促す挑発に等しかったという。即ち「道が裁判を望んだ」――。(小笠原 淳)
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【報道】もの言う自衛官 法廷へ
公益通報 テロ扱い
現職自衛官が陸自に損賠請求
パワハラ告発、上官に筒抜け

所属部隊のパワーハラスメント問題を告発したら、通報内容が部隊に筒抜けになった――。理不尽な被害を受けた現職自衛官の男性が、組織に籍を置いたまま自衛隊を訴える裁判を起こした。匿名の告発人は職場の“犯人捜し”の標的となり、当時の上官から「通報はテロ行為」などの暴言を受けたという。法廷では、被告の国がそれらの暴言や不利益な取り扱いの多くを認める異例の展開に。この秋に幕を開けた裁判で、組織の不正隠蔽疑いはどこまで断罪されることになるのか。(小笠原 淳)
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2024年10月11日
10月14日発売の本誌11月号がスタンバイ 今月のトップは「旭川・女子中学生いじめ凍死事件の深層 隠され続ける誤報道」だ

10月11日朝、事務所に届いた11月号
10月14日発売予定の本誌、北方ジャーナル2024年11月号が刷り上がり、本日朝に事務所へ到着。発売に先駆けて定期購読者や関係者に発送を終えた。今月も他誌では読めないコンテンツを是非、実物で確認してもらいたい。
今月のトップ記事は、本誌独占「旭川・女子中学生いじめ凍死事件の深層 隠され続ける誤報道」だ。 (く) 続きを読む
2024年10月02日
北洋銀と道銀が内定式を開催し来春入行予定の新人にエール 北洋銀126人、道銀71人が新たな力に
代表者に内定書を授与する北洋銀行の増田副頭取(10月1日午後、北洋大通センター)
北洋銀行(本店・札幌市中央区)と北海道銀行(同)は10月1日、来年4月に入行する新人を対象にした内定式をそれぞれ開催した。北洋銀は126人(前年81人)、道銀は71人(前年91人)に内定を出し、式に臨んだ若者たちが両行の経営陣から内定書を授与された。
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