2022年07月07日
新札幌心臓血管クリニックが始動! 札幌ハートセンターが分院を厚別に初開設

初の分院「新札幌心臓血管クリニック」は「Dスクエア新さっぽろ」3階、エレベーター脇にある
医療法人札幌ハートセンター(藤田勉理事長)が運営する、手術実績などで全国屈指の循環器専門病院、札幌心臓血管クリニック(東区・104床)の分院が7月1日、厚別区にオープンした。 再開発が進むJR新さっぽろ駅周辺に誕生した医療モール「Dスクエア新さっぽろ」3階の一角を占める「新札幌心臓血管クリニック」(大川洋平院長)が、それ。

オープン後の日曜外来で診療に当たる藤田理事長(7月3日午前)
これまで全道に専門医を派遣し、各地でサテライト外来を開いてきた札幌ハートセンターだが、自前のサテライト診療所を開設するのは今回が初めて。厚別区をはじめ北広島市方面の患者にとっても朗報と言えるトピックだ。
「今回の再開発では私たちが入居している医療モール以外に3つの専門病院が移転集約されますが、その中に循環器分野の病院がないことからオファーが入った流れです。本院から遠く離れている厚別・北広島方面の皆さんにはこれまで何かと不便をかけていたこともあり、医療ニーズが高いと判断してサテライトの開設を決めました。
ここでは、経験豊かな循環器専門医である大川洋平先生(北海道大野記念病院前院長)にトップをお任せし、循環器疾患の発見に努め、本院と連携してスムーズな手術、治療につなげていきます。最大のウリは本院と同レベルの検査体制を確立したこと、そしてたぶん本院ほど混まないこと(笑)。私が担当する日曜に外来を開いている循環器の病院や診療所は聞いたことがないので、受診しやすさという点でも患者さんの役に立っていきたい」(藤田理事長)

清潔感あふれる待合室
札幌ハートセンターでは、2年後の2024年中に豊平区役所付近の環状通沿いにもサテライト診療所をオープンする予定。遠隔地の患者に便宜を図り、ひとりでも多くの患者を救うには広いネットワーク構築が欠かせない。そういう意味で今回のサテライトオープンは、その第一歩を刻むエポックと言える。(く)
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