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2021年03月01日

太陽財団が2年ぶりに助成対象事業の贈呈式を開催 21年間での助成総件数は398件、助成金総額は約2億8500万円

太陽財団が2年ぶりに助成対象事業の贈呈式を開催 21年間での助成総件数は398件、助成金総額は約2億8500万円
助成対象事業の贈呈式で笑顔を見せる東原理事長と助成団体関係者(2月27日午後、札幌市中央区のホテルオークラ2階フォンテーヌで)

 公益財団法人太陽財団(本部札幌・東原俊郎理事長)は2月27日午後、札幌市内で「令和3年度助成対象事業贈呈式」を開催した。同年度は19件の事業が対象で、助成金額合計は1306万1000円。昨年はコロナの感染拡大で贈呈式を中止したため、今回は2年ぶりの贈呈式となった。

 太陽財団は、地域の伝統を継承する事業や障がい者・高齢者福祉の充実向上を目指した事業のほか、学生からシニアまでの幅広い世代が北海道の各地で取り組んでいる様々な地域活性化事業を応援する目的で、平成13年から助成事業を開始している。

 21年目になる令和3年度の助成対象事業の募集は、昨年9月25日から1カ月間行ない109件の応募があった。11月下旬に外部有識者を主体とする選定委員会で審査、12月中旬の理事会で19件の事業を助成対象として決定した。助成対象事業の贈呈式では、東原俊郎理事長が19件のうち、この日参加した12件の代表者に助成金の目録を贈呈。挨拶で東原理事長は「それぞれの団体が各地域で賑わいをつくろうとしていることを心強く思う。これからも助成を続けていきたい」とエールを送った。

 助成団体を代表して岩見沢ねぶたプロジェクト実行委員会の藤本悠平氏(北海道教育大学岩見沢校3年生)が、「2年連続の採択をいただいたことに感謝したい。昨年10月に市内の練り歩きを開催する予定だったがコロナ禍で中止となった。今年はワクチン接種も進むことから8月21日に開催することになったので、ぜひ来てほしい」と謝辞を述べた。

 来賓として伊東良孝衆議と高橋はるみ参議が出席、それぞれ祝辞を述べた。なお、21年間での助成総件数は398件、助成金総額は約2億8500万円。

 令和3年度助成対象団体は次の通り(活動名、活動団体、市町村の順)。(こ)

①公的な支援が届かない、夜間の母子相談 一時避難シェルターの開設 mamaconcierge Wednesday 旭川市
②神居古潭ストーンサークル遺跡保全事業〜『往時の姿を現代で復活』プロジェクト〜 大雪山カムイミンタラジオパーク構想推進協議会 旭川市
③馬と森の自然体験セラピー 特定非営利法人ポラーナ 安平町
④史跡荘内藩ハママシケ陣屋跡大手門整備事業 荘内藩陣屋研究会 石狩市
⑤岩見沢ねぶた祭2021の開催(岩見沢ねぶたプロジェクト21) 岩見沢ねぶたプロジェクト実行委員会 岩見沢市
⑥塩谷松前奴保存会祭礼行列用具整備事業 塩谷松前奴保存会 小樽市
⑦臨床美術フェスティバルー2021in SAPPOROー 臨床美術「ほっかいどう」 札幌市
⑧公民館の体育館での和太鼓練習 和太鼓サークル嵐 札幌市
⑨伝統文化への理解を深め、創造性を育む「雅楽演奏会」の開催 札幌雅楽同好会 札幌市
⑩町内のα学習支援事業 町内会学習塾 札幌市
⑪〜0歳から100歳への道しるべコンサートプロジェクト〜自然と音楽文化の融合 札幌オペラシンガーズSOS 札幌市
⑫つながるフェスタ〜つなフェス〜の開催S・コネクト 札幌市
⑬車椅子のファッションショーを海外に発信 スタイリスト事務局SPUTNIK 札幌市
⑭relationshipプロジェクト ワークショップ演劇公演第3弾 studio BmyD(エヒククリエイト合同会社管理) 札幌市
⑮第50回記念 札幌文化団体協議会アートフェスティバル 札幌文化団体協議会 札幌市
⑯フリーペーパーの発行 おおたき新聞くらぶ 伊達市
⑰近代5種競技(乗馬・フェンシング・射撃)の体験教室 根室スイミングクラブ 根室市
⑱twilight2021 twilight実行委員会 富良野市
⑲「観光×地域活性化EXPOin南北海道」の開催 Discover Southern Hokkaido 八雲町



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Posted by 北方ジャーナル at 09:40│Comments(0)ニュース
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