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2021年01月15日

北方ジャーナル2021年2月号

北方ジャーナル2021年2月号



12月14日発売。お求めは道内有名書店、セイコーマート、インターネットではAmazon、またはオンライン書店『Fujisan.co.jp』、あるいは直接当社(右サイドバーのメールボタンから)までお問い合わせください。

【報道】“内部告発者潰し”に揺れる深川市立病院

業者との癒着を指摘した
技師を事務部へ強制異動

公益通報者を排除する不当労働行為か


北方ジャーナル2021年2月号
北空知の医療を担う重要拠点、深川市立病院(藤澤真院長・203床)で何が起きているのだろうか。同病院の出入り業者と診療放射線科幹部との癒着を院内で指摘したベテラン技師が昨年9月、突然訓告処分を受け事務部門への異動を言い渡された。このベテラン技師が指摘した癒着とはどのようなものだったのか。そしてなぜ彼は“排除”の憂き目にあったのか──。この問題は暮れの市議会定例会でも取り上げられ、市側の答弁をめぐって議会が紛糾。広く市民に関心を呼ぶテーマになっている。(本誌編集長・工藤年泰)

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【報道】 首相批判封殺の波紋⑭

「危険なのは警察だった」
野次排除訴訟に強力援軍
新たに3人の証言集まる


北方ジャーナル2021年2月号
本誌で報告を始めて足かけ3年になる首相演説野次排除事件で、排除の現場を目の当たりにした複数の市民が新たな証言を買って出たことがわかった。当事者の裁判提起を知って協力を申し出たのは、札幌市内の男女3人。証言は昨年11月までに陳述書にまとめられ、札幌で続く国賠訴訟の原告側証拠として提出された。警察が主張する「トラブル防止」なる排除理由を、目撃者たちはどう評価するのか――。(小笠原 淳)

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【報道】道警不祥事

責任は1人の肩に
違反捏造の背景に杜撰管理
組織の姿勢問われぬ構図

北方ジャーナル2021年2月号
充分な社会的関心が拡がったかどうかはともかく、2020年暮れは地元警察の不祥事が相継いで発信される歳末となった。公式に発表され法廷で裁かれた罪もあれば、結果的に不問となった事件もあり、中には発表されなかった問題も。師走の“駈け込み”で職員の処分件数が増えたためか、同時期の懲戒処分や監督上の措置(訓戒・注意)の概要は年明けの時点でまとまっていないという。(小笠原 淳)

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【報道】地方議員に異例の「当選無効」

選管・司法、見解対極
裁判所「無効」に当事者は上訴
現職市議「生活の拠点」は――


北方ジャーナル2021年2月号
一昨年春の選挙で空知・砂川市議に当選した現職議員に昨年暮れ、裁判所が「無効」判定を突きつけた。判決は同市内に市議の居住実態がなかったことを指摘するものだが、先立つ選挙管理員会の審査では2度にわたって正反対の結論に到っている。当事者の市議は上訴を申し立て、争いはさらにもつれ込むことに。市議選の投開票から2年弱、異例の争いは長期化の様相を呈している。(小笠原 淳)

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【報道】吉川元農水相をめぐる贈収賄疑惑の背景とは

カネで阻まれた家畜福祉
世界で孤立する日本の養鶏業界

北方ジャーナル2021年2月号
北海道2区選出の自民党衆院議員だった吉川貴盛・元農水相が養鶏業界大手「アキタフーズ」(広島県福山市)の前代表から現金1800万円を受領していた疑惑をめぐり大きな波紋が広がっている。前代表が多額の裏金を渡していたのはOIE(世界保健機関)が進めるアニマルウェルフェア(AW・家畜福祉)の国際基準づくりを阻もうとしたからだ。業界の意向を受けた農林水産省が基準の策定に異議を唱えた結果、日本のAW推進にブレーキがかかった。「脱ケージ」に舵を切った世界の潮流に逆光する日本政府のAW政策はこれでいいのか──贈収賄疑惑の背景にある採卵鶏のアニマルウェルフェア問題に焦点をあて、これまでの歴史や生産現場の実態などを紹介したい。(ルポライター・滝川 康治)

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【特別寄稿】獄中報告 師走篇

老囚発熱「39度超」
刑務所緊迫の一夜

旭川刑務所受刑者・獄舎の鴉

本誌連載中の獄中コラム『囚活通信』を執筆する受刑者ライ
ター「獄舎の鴉」氏(64)から、年末の〝事件〟を報告する便りが届いた。綴られていたのは、ウイルス禍が深刻になり始めたころの旭川で、巨大な刑務所を静かな緊張に包んだ出来事。究極の密室での感染症対策は、自ずと「官囚一体」で取り組まざるを得なかったという。同囚の発熱に緊迫する塀の中、当事者は何を眼にし、また耳にしたのか――。

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【報道】寿都発「脱・肌感覚リコールの会」共同代表・吉野寿彦氏に訊く

「片岡町長の独裁を追認する
馴れ合い議会は解散すべき」


北方ジャーナル2021年2月号
後志管内寿都町で始まった核のゴミ最終処分場選定に向けた文献調査。この動きに反対する住民有志が12月15日、町議会(定数9)のリコール(解散請求)を求める「脱・肌感覚リコールの会」を立ち上げた。応募検討からわずか2カ月で結論を出した片岡春雄町長と、住民投票条例案と非核条例案のいずれをも否決した町議会。共同代表の吉野寿彦さん(60)は「町民の代表である議会が町長に追認し、機能を果たしていないことは納得できない」と語気を強める。今年2月から本格的に署名を集め、3月にも町議会解散の是非を問う住民投票に持ち込みたい構えだ。(武智敦子)

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【報道】「全後志・脱原発グループ」が寿都町などで街宣活動

「未来と郷土を守れ」
脱炭素で強まる原発回帰
住民不在の流れに危機感


北方ジャーナル2021年2月号
後志管内寿都町と神恵内村で始まった核のゴミ最終処分場選定に向けた文献調査。こうした状況下、調査の撤回を訴える「全後志・脱原発グループ」(事務局・岩内町)が現地で街宣活動を展開している。メンバーを突き動かすのは、後志だけなく北海道全体にかかわる問題だという危機感だ。スピーチ、スタンディング、チラシの個別配布──。地元の反応はどうか。12月6日の街宣行動に同行した。(武智敦子)

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【ニュース】

■札幌市が“車中泊”の実態調査へ
 路上支援団体の提案で初の試み

 ──例年1月実施の「ホームレス調査」一環で

■チャイナマネーによる転売の果てに
 市の顔“夕張リゾート”がコロナ破綻

 ──財政再生団体に計り知れないダメージ

■ふるさと納税で道東3市町が大人気
 厳しい地域経済に差す“一筋の光明”

 ──コロナの巣ごもり需要と北海道人気が後押し

■破綻した中川町のエゾシカ加工事業
 債権者説明会で真相究明を求める声

 ──負債総額1億円余。迷走の果てに債権者は泣き寝入り

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【道東・根室特集】石垣雅敏市長に訊く

最速、市民目線のコロナ対応
不振の水産は沿岸漁業に活路

領土交渉は“原点の地”の責務果たす


北方ジャーナル2021年2月号
1期目の折り返しとなった2020年は、石垣雅敏市長(69)にとって新型コロナウイルス感染症の対応に奔走した1年となった。特別定額給付金に関して全国でもいち早く支給を始め、経済活動の回復支援策も矢継ぎ早に打ち出すなど、石垣市政のスピーディーなコロナ対応に全国の注目が集まった。現下の巣ごもり需要が後押しする形で、ふるさと納税はかつてないほど好調を見せているが、その一方で領土返還交渉が停滞。“原点の地”として歯がゆさも募ったようだ。サンマのかつてない不漁など地元の基幹産業である水産が不振にあえぎコロナの収束もいまだ見えない中で、公約で掲げた「水産都市・根室の再興」に向け石垣市長は、どう舵取りしていくのか。その胸の内を訊いた。(12月21日収録)

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【道東・根室特集】元島民が語る北方領土への思い

コロナ禍で中断した交流
事業を何としても復活へ
北方ジャーナル2021年2月号

公益社団法人 千島歯舞諸島居住者連盟
理事・根室支部長 宮谷内亮一氏(78)


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【道東・根室特集】大地みらい信用金庫・遠藤修一理事長に訊く

苦境の中、伴走型支援を強化
コロナ禍で増す“信金の役割”


北方ジャーナル2021年2月号
根室を中心に釧路、札幌に拠点を持つ大地みらい信用金庫(本店・根室市)は、根釧地域の基幹産業ともいえる水産業の厳しい状況を踏まえ、取引先とともに持続的成長に向けたシナリオづくりや具体的アクションを起こすなど伴走型支援を強めている。コロナ禍と水産の危機という二重の苦しみのなかで、「信金の役割があたらためて問われている」と遠藤修一理事長は力説する。地域商社設立も視野に入ってきた同金庫の2021年の戦略を訊いた。(2020年12月22日収録)

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【企業】ISHIYAグループ、コロナ禍とかく闘えり

苦境の只中でも損なわれない
北海道ブランドを背負う底力

今目指すのは会社のより良き変化


ISHIYAグループ代表取締役社長 石水 創 氏

北方ジャーナル2021年2月号
およそ1年を経た今もなお、感染への恐怖から人々のあらゆる行動を萎縮させ続けている新型コロナウイルス問題。北海道土産の大定番「白い恋人」を手掛けるISHIYAグループも、旅行客の不在という異常な環境に長期間晒され、かつてない厳しさに直面しているであろうことは想像に難くない。だが石水社長の言葉からは、困惑や落胆は全く感じられなかった。現状の厳しさをしっかりと受け止めつつも、見据えるのはこれまで以上のより良い会社づくり。石水社長が発した「大丈夫ですよ」の一言から、北海道ブランドを背負って立つ同社の底力を感じた。 (12月18日収録)

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【特集】ウイルス対策最前線

コロナ禍に打ち克て!


新型コロナウイルス感染拡大の第三波が列島を覆っている。中国湖北省の武漢で〝新型肺炎〟の流行が伝えられてから約1年。以後、謎のウイルスは世界的なパンデミックを引き起こし、いまなお国内でも感染の広がりが収まらない状態だ。だが負けてはいられない。ウィズコロナが続くのであれば、それに対抗する措置を講じるまでのこと。今回の特集では、各分野のコロナ対策に役立つ製品や技術を紹介。空間除菌に関する緊急寄稿も併録した。2021年は、コロナ禍に打ち克つ年にしていこう!

◆抗ウイルス施工
安心空間を創出する「エコキメラ」(株)アクアフォース北方ジャーナル2021年2月号

コロナ前から消臭・抗菌で実績
条件と場所を問わない無光触媒


◆空間除菌
第三波にやるべきことはまだある!(株)あかりみらい北方ジャーナル2021年2月号

国も認めた次亜塩素酸水の効能
空間噴霧をコロナ対策の切札に


◆換気対策
「呼吸する」室内環境にして密対策にも寄与 ㈲グッドマン北方ジャーナル2021年2月号

ゼロエネルギーで空気を入れ替え
コスパも優秀「グッドマン換気口」


◆診察用テント
「クリーンルーム」化して清浄さを実現 飛栄建設(株)北方ジャーナル2021年2月号

北大と共同開発した“簡易診察室”
手術室に迫るクラス100を実現


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【緊急寄稿】コロナ禍と除菌対策【1】

感染対策の“不都合な真実”
コロナ禍克服に欠かせない空間除菌

越智 文雄(一般社団法人 次亜塩素酸水溶液普及促進会議代表理事)


北方ジャーナル2021年2月号
新型コロナウイルス第3波を克服するためには次亜塩素酸水溶液を中心とする除菌対策が欠かせない。今回の緊急寄稿では、その重要性とこの除菌液への風評をめぐる“不都合な真実”を2回に亘り明らかにする。本稿は昨年12月10日、参議院議員会館会議室で開かれた議員勉強会「コロナ感染対策を資材と方法から考える会」で行なった筆者の講演をもとに書き下ろしたものである。

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【連載】ルポ「ひきこもり」65──50代男性・就労経験のケースから

働かない=ヒッキーではない
自信喪失から自分回復の道へ


ある50代の男性は、かつて技術職として働いた東京の会社を10年ほどで退職。その後は都内に居住しながら派遣でスキルを磨き、正社員の採用試験に挑戦しようと考えていた。最初は順調だったが、リーマンショックを境に仕事が入ってこなくなり自信を喪失。失意の中で札幌の実家にUターンしたが、家族との軋轢もあり、そこは居心地のよい場所ではなかった。「不器用なので求人に応募して就職する方法しか知らない。それ以外に仕事に就ける術はないのだろうか」──。2年前に自助会を訪れ、ひきこもりであることを自覚した男性の問いだ。  (武智敦子)

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【フォトレポート・トピックス】

●ホテルオークラ札幌の「桃花林」がテイクアウトサービスをスタート
●コロナ禍でもきめ細かなサービス知床の民宿「いしやま」の心遣い
●コーチャンフォーが自社ブランド商品 原谷農園産「にんじんJUICE」を新発売
●札幌心臓血管クリニックが厚別にサテライトを開設へ

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【連載コラムなど】
*北海道フォトエッセイ
*根掛かり人生
*視点 公共交通をどうする?
*シネマ
*スポーツ筆刀両断
*あなたの知らない老境
*新設企業情報
*人物株価
*古本屋女房の“古本的日常"
*デンタルエッセイ
*夏井功の「夜を駈ける車イス」
*このプラモ、凄い!
*北海道妄想紀行
*囚活通信
*つぐみ
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【今月の表紙】鈴木翁二画
『あけぼの』

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