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2019年03月15日

北方ジャーナル2019年4月号

北方ジャーナル2019年4月号



3月15日発売。お求めは道内有名書店、セイコーマート、インターネットではAmazon、またはオンライン書店『Fujisan.co.jp』、あるいは直接当社(右サイドバーのメールボタンから)までお問い合わせください。

【報道】道警不祥事から考える〈33〉

万引き、轢き逃げ、覚醒剤…
懲戒11、監督上の措置127
ʼ18 年道警不祥事、前年比7割増


北方ジャーナル2019年4月号
本誌が定期的に続けている北海道警察への公文書開示請求で2月下旬、昨年“第4四半期”に処分があった不祥事(懲戒処分、監督上の措置)の詳細が開示され、2018年の通年記録が出揃った。処分時点で道警が即時発表したケースは8件に上るが、懲戒処分ではさらに3件の未発表事案があり、懲戒に到らない監督上の措置では全件が未発表だった。万引きや轢き逃げ、覚醒剤事件など深刻なケースが記憶に残る昨年の不祥事を、改めて振り返ってみる。(小笠原 淳)

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【報道】性的少数者に法の下の平等を

「結婚の自由、すべての人に」
LGBT当事者が全国一斉提訴
道内3組など、差別解消求めて

北方ジャーナル2019年4月号
全国の同性愛者など性的少数者のカップル13組が2月中旬、婚姻の自由を求めて国を訴える裁判を各地の裁判所に起こした。訴訟を通じ、性的指向による差別の解消や多様な性のあり方への社会的理解を求める目的があり、道内からは3組6人が原告に名を連ねている。憲法が保障する「法の下の平等」に、例外はあるのか――。根源的な問いが、初めて国に突きつけられる。(小笠原 淳)

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【特集 2019 統一地方選挙】

未来を誰に託すのか──
問われる候補者の資質と有権者の選択


北方ジャーナル2019年4月号
第19回統一地方選挙がまもなく実施される。地方自治体の首長、議員を選び直す4年に1度の大きな機会だ。北海道では知事選が3月21日(道議選は29日)に、札幌市長選が24日(市議選は29日)に告示され、いずれも4月7日の日曜日に投開票を迎える。そのほかの市町村・議会についても4月14日以降に順次告示され、同21日に投開票となる。全22頁を組んだ今回の特集では、16年ぶりに顔が変わることで注目を集めている道知事選を中心に据え、注目される道議選や首長選をピックアップ。北海道の今後の舵取りについて若手経営者と識者の率直な意見も収載した。昨年に北海道命名150年を迎え、次の時代を展望する段階に入った〝北の大地〟。そんな節目に行なわれる今回の選挙の意義は決して小さなものではない。一票の行方は文字通り地域の行方と言っていい。故郷の未来を誰に託せばいいのか──。本特集が読者の選択の一助になれば幸いだ。

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【統一地方選】“大義ある逆境に挑戦する”真意

鈴木は「官邸の傀儡」か
道民目線のリーダーか


北方ジャーナル2019年4月号
自公の道知事候補予定者・鈴木直道(38)。1999年に高卒で東京都職員となり、働きながら法政大の夜学を卒業。2008年には東京都の行政支援の一環として財政破綻した夕張市に出向し、11年には市長に。だが、まちの舵取りを担うトップの報酬は月額25万円程度。“日本一給料の安い首長”とも呼ばれた中で2期8年を務め、26年度までに悲願の財政再生団体脱却を果たせる見通しも示した。“困難に立ち向かう清貧の若きリーダー”という日本人好みの人物像を地で行く彼が挑む道知事選。はたしてその資質とは──。(髙橋貴充、文中敬称略)


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【統一地方選】道知事選候補予定者に訊く

北方ジャーナル2019年4月号
掲げるのは北海道の“独立”
地方から世界に挑む気概を


道民に頼られる行政府に道庁を刷新

元衆議院議員 石川知裕氏


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【道議選注目区を追う】

●札幌市西区
自民・立憲が議席分ける旧構図を
左右する約2万3000票の行方


●北広島市
現職の小岩に浮上したアキレス腱
自民新人の元市幹部・児玉と対決


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【統一地方選】「森林づくりとSDGsの下川町」で地元を二分する町長選

現職・谷氏に新人・木下氏が挑戦
選挙で問われる「地域振興」の虚実


北方ジャーナル2019年4月号
持続型の森林づくりを標榜し、国の環境未来都市事業やSDGs(持続可能な開発目標)のモデル自治体にも選定された上川管内下川町で、16年ぶりの本格的な町長選が行なわれる(4月16日告示・同21日投開票)。2期目をめざす現職の谷一之氏に、農協運動の経験が長い前町議会議長の木下一己氏が挑戦する。保守系同士の選挙戦の背景にあるのは、国のモデル事業や前町政からの懸案事業に対する捉え方の違いや、これらの公共投資をめぐる町と町議会の確執の構図だ。道北の過疎の町を二分する選挙戦を、下川町で生まれ育った住民の視線で取材した。  (ルポライター・滝川康治)

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【統一地方選】若手経営者からの提言

北海道浮揚のキーワードは
「自立志向」と「上場志向」


北の達人コーポレーション 社長 木下勝寿氏(50)

北方ジャーナル2019年4月号
ネット通販で東証一部上場を果たし、地元を代表する若手経済人の一人として知られる北の達人コーポレーションの木下勝寿社長(50)は、今回の知事選と今後の北海道に何を期待しているのか。17年前、事業拠点を大阪から札幌に移し、「よそ者」の発想で事業を成功に導いた若き経営者は、そのキーワードに「自立志向」と「上場志向」を掲げる。「北海道命名150年」を踏まえ、次の150年を展望するために必要な視点と行動とは何かを木下社長に訊いた。(佐久間康介)

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【統一地方選】若手経営者からの提言

知事は決断と行動力が全て
若者が夢を見れる北海道に


グラフィックホールディングス 社長 山本壮一氏(37)


北方ジャーナル2019年4月号
学生時代に起業し、現在は飲食・インバウンド事業、アパレル事業、WEB事業、不動産事業、障害者福祉事業など10に及ぶ事業体を統括しているグラフィックホールディングスの山本壮一社長(37)。事業を始めて16年の年に新しい知事が誕生することに大きな期待を抱いている。求める知事像は、北海道の針路をハッキリと示し、若者が前向きになれるようなリーダーだ。課題先進地域を課題解決の先進地域に変える行動力にも期待をかける。若き経営者が現場からの発想で培った知事の役割について訊いた。(佐久間康介)

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【統一地方選】特別寄稿・高橋はるみ道政の16年と知事選

北海道は甦るのか

地方分権の具体性こそが最重要争点

北海学園大学非常勤講師 忠海 久


北方ジャーナル2019年4月号
高橋はるみ知事は、4期16年の任期をこの4月に終える。高橋道政のこの16年とは、我々道民にとって何だったのか。前政権あるいは現状の政治に対する緻密で真剣な評価・総括作業は、今後の政治を見る上で極めて重要である。北海道の現状と問題をしっかり捉え、将来を展望するために、高橋道政を振り返ってみたい。

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【ニュース】

■秋元氏の公約発表はお役所仕事?
札幌市長選で危惧される低投票率

 ──無風一転、共産系候補・渡辺弁護士の立起で選挙戦へ

■道警記者クラブが「懇親会」開催
「十大ニュース」ビデオ、本年も

 ──内部からは「今年もやるとは呆れた」の声も

■違法捜査指摘の薬物事件、結審
求刑7年、被告男性は無罪主張

 ──無令状GPS、無断撮影「証拠排除を」と弁護人

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【企業】ウイングベイ小樽が“街”をテーマに体感型施設を強化

スポンサー支援で危機を脱出
未来へ歩みだした新生OBC


北方ジャーナル2019年4月号
小樽市築港の大型商業施設、ウイングベイ小樽が「街」をコンセプトにした体感型施設づくりに取り組んでいる。経営母体だった流通大手マイカルの破綻以降、2度に亘り民事再生法の適用を申請するなど、厳しい経営を強いられてきたが、昨年3月、新たなスポンサーの支援を得て本格的な再建が始まったかっこうだ。この春で開業から20周年。同施設を運営する小樽ベイシティ開発(本社小樽市・以下OBC)の橋本茂樹社長は「既存のショッピングモールにはない新しい体感型施設としての機能を強化し、札幌圏からの若い世代の集客につなげたい」と意気込みを語る。(武智敦子)

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【原発】岩内の市民科学者、斉藤武一さんが気付いた“異変”

「海は悲鳴を上げている」
泊原発の温排水で死に瀕する宝の浜

北方ジャーナル2019年4月号
北電泊原子力発電所の温排水の影響を調べるため1978年から対岸の岩内港で海水温を測り続ける市民科学者、斉藤武一さん(66)。「故郷の海を守りたい」との思いから40年以上海と向き合ってきた。長年の研究によると、原発が稼働する前後の25年間で岩内港の海水温は0・3℃上昇し、その影響で近年は磯焼けも進んでいるという。斉藤さんは言う。「基幹作業である漁業は衰退し、海は悲鳴を上げている」(武智敦子)

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【連載】戦争遺産をめぐる旅 (47)

無縁戦没者を祀る唯一の国立施設
皇居近くの「千鳥ケ淵戦没者墓苑」

無名戦士の犠牲の上にある平和


北方ジャーナル2019年4月号
東京都千代田区三番町にある千鳥ケ淵戦没者墓苑は、日中戦争から太平洋戦争まで、海外で死亡した軍人・軍属、民間人の内、身元が分からない人たちの遺骨を納めた無宗教の国立墓苑だ。現在約37万柱(37万人分)の遺骨が安置されており、所轄官庁として厚生労働省と環境省が管理している。皇居の堀に面したソメイヨシノが満開になる季節を前にここを訪れると、管理を任されている公益財団法人の責任者が札幌南高校出身という偶然もあって国立墓苑に関する意見を交わすことができた。(ジャーナリスト 黒田 伸)

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【寄稿】『永年住宅』の実現に向けて(その1)

“亡国の住宅政策”を撃つ
望ましい建築の在り様とは


井尻 哲男(建築史家)

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【経済】スガイディノスの復活を引き受けた小笠原一郎 会長に訊く

資金力と企業の知恵を融合
“新しい価値”を創造したい

魅力あるコンテンツで再勝負

北方ジャーナル2019年4月号
道民にとって馴染み深いエンターテイメント基地「スガイディノス」。ここの再生請負人となったのが注目の若き経済人、小笠原一郎氏(37)だ。親会社ライザップ(本社東京)のグループ事業再編に伴い、SDエンタテインメントから分社化されたスガイディノス(本社札幌)の新体制がスタートしてまもなく3カ月。小笠原氏が組成したファンド、北海道SOキャピタルによって新たな翼を得た同社はいま、同氏を会長に迎え新たな戦略で成長を目指そうとしている。これまでなかった手法で地域経済に活力をもたらす小笠原氏を直撃した。(3月1日取材)

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【企業】

道外直営店の出店加速にパーク一新
攻勢をかける“ISHIYA”が目指す先

農業振興にも果敢に挑む今後の将来展望


北方ジャーナル2019年4月号
今年、攻めの姿勢とも見られる新たな動きが顕著な道内菓子大手の石屋製菓・石屋商事(本社札幌・石水創社長)。4月1日の京王百貨店新宿店への出店を皮切りに、「ISHIYA」ブランドの道外直営店を一気に3店舗を展開するほか、7月には体験型の催しを充実させてリニューアルする「白い恋人パーク」のグランドオープンも控えている。また、初の道産バニラビーンズ試験販売で注目を集める農業参入では、昨年3月に農業生産法人「北海道150年ファーム」を設立。事業継続に悩む生産者支援などにも注力していく構えだ。攻勢をかける同社・石水社長に、その真意を訊いた。
(2月27日取材)

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【春の全国交通安全運動】

幅広い世代に対応した注意喚起
JA共済から学ぶ交通安全対策

全国規模で展開する包括的啓発活動


北方ジャーナル2019年4月号
全国規模で交通安全啓発や事故防止活動に力を入れているJA共済(全国共済農業協同組合連合会)。その取り組みは、実際の事故の衝撃を目の当たりにすることで恐怖心から交通安全に対する意識を高めようというスケアード・ストレイトや、ドライビングシミュレーターを活用した高齢ドライバーの運転チェック、落語を通じて高齢者に交通安全の意識を喚起させる取り組みなど多岐に及ぶ内容だ。JA共済連北海道が今年初めて行なった事業など同会の幅広い交通安全啓発活動を紹介する。

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【医療】
「がんとの正しい闘い方」を
西尾正道 医師に訊く(後篇)

放射線が持つ“光と影”を直視し
1億総がん罹患時代を生き抜け

軽んじられる内部被曝のリスク


北方ジャーナル2019年4月号
北海道がんセンター名誉院長で放射線治療医として3万人以上の患者と向き合ってきた西尾正道医師(71)へのインタビュー後篇は、「がんと闘うな」の近藤理論に対する批判から放射線の「光と影」の世界へとテーマを移す。同氏は、放射線治療の可能性と福島第一原発事故後の内部被曝の問題に言及し、「1億総がん罹患時代」の背景にある放射性物質の飛散や農薬、遺伝子組み換え食品などの氾濫に警鐘を鳴らす。がんは生活習慣病ではなく「生活環境病」だと指摘する西尾医師に、健康を守りながらこの時代を生き抜くための処方箋を訊いた。(武智敦子)

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【連載】ルポ 「ひきこもり」43 ──当事者と親、それぞれの思い

居場所の交流で得る気付き
現実を俯瞰して始まる歩み


北方ジャーナル2019年4月号
ひきこもり当事者と親が集い、それぞれの思いを語るイベントが3月4日、札幌市内で開かれた。札幌市が昨年6月に開設したひきこもりや家族の交流拠点「よりどころ」の当事者会と親の会の合同企画「ひきこもりカフェin札幌」。ひきこもりの高年齢化が進み「8050問題」が顕在化する中で、すれ違うことの多い「親の気持ち」と「子供の気持ち」をフラットにぶつけ合い、互いの理解を深めようとする試みだ。親と子、それぞれの思いから見えてきたものとは──。          (武智敦子)

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【フォトレポート・トピックス】

●地域活動への助成と札幌市への寄付 北海道を盛り上げる「太陽グループ」
●土屋ホームと東電関連会社がタッグ 省エネ新サービス「ソーラーエネカリ」
●貴重な〝まちの宝〟を一堂に紹介する「だて歴史文化ミュージアム」が完成
●キリングループが2019年の北海道地区事業方針を発表
●アサヒビールが2019方針説明会 ビール類は年初から売れ行き好調
●生きる伝説、幻想画家の鈴木翁二が札幌で新CDの発売記念ライブを開催
●SATOグループが中小企業のアジア進出と多国展開を支援
●追悼 石屋製菓を支え見守ってきた創業の母 石水キヨノさん逝去
●恒例の「北海道泡盛の夕べ」大盛況 南国の宴で冬の北海道を熱く!!

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【連載コラムなど】
*道北フォトエッセイ
*根掛かり人生
*視点 公共交通をどうする?
*風俗嬢のonとoff
*シネマ
*名画の小部屋
*スポーツ筆刀両断
*北海道⇄台湾フィルムプロジェクト
*時計GUYが行く
*新設企業情報
*人物株価
*古本屋女房の“古本的日常"
*乱の女
*このプラモ凄い‼︎
*デンタルエッセイ

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【今月の表紙】鈴木翁二画
『フリージア』

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