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2013年02月19日

今年も太陽財団が助成金贈呈で地域づくりを応援

今年も太陽財団が助成金贈呈で地域づくりを応援
挨拶の中で「皆さんと共に地域の賑わいを創出したい」と語った東原理事長(2月18日午後、札幌市内で)



 公益財団法人太陽財団(本部札幌・東原俊郎理事長)が平成25年度の助成対象事業を決定し2月18日午後、助成金目録の贈呈式を札幌グランドホテルで行なった。今回の助成は、全道から寄せられた103件の応募のうち厳正な審査で選ばれた27事業30団体が対象で合計額は1316万円。当日は東原理事長から各団体の代表者に目録が手渡され、それぞれが地域づくりに向けて決意を新たにしていた。

 太陽財団の助成事業は平成13年度から始まり、今回で13年目。これまでの助成総件数は219件、総額は1億6360万円にのぼる。平成25年度の助成対象事業には、クラシック音楽による音楽教育福祉事業や自然との触れ合いの中で食育を通した教育と地域交流事業、地域特産品ブランド化による地域活性化を目指した事業などが選ばれた。

 挨拶に立った東原理事長は、「これまでの12回で200件弱に助成してきたが、半分強の団体などが形を変えても活動を続けている。今後も地域とともに喜びあいながら共に賑わいを創っていきたい。『誇ろう、北海道』をスローガンに、地域の元気づくりに少しでも役立つことを続けていく」と語った。


 続いて来賓の岩間久哉・北海道総合政策部地域づくり支援局長が「太陽財団には引き続き北海道の地域づくりを応援していただき、道も一緒になって北海道を明るくするきっかけ、出会いの場にさせていただきたい」と挨拶。岡田康司・社団法人地域経済総合研究所理事長も「私心なく北海道の地域づくりに取り組む姿勢は素晴らしい」とエールを贈っていた。

今年も太陽財団が助成金贈呈で地域づくりを応援
助成対象事業者に目録を贈呈する東原理事長


今年も太陽財団が助成金贈呈で地域づくりを応援
助成を受ける責任も強調した特定非営利法人奏楽の岩崎弘昌理事長


今年も太陽財団が助成金贈呈で地域づくりを応援
これまでの助成総額は1億6千万円以上にのぼる


 その後、平成25年度の助成対象団体を代表して挨拶した特定非営利法人「奏楽(そら)」理事長の岩崎弘昌氏は、「助成を受けた団体はこれまで社会貢献、福祉活動、街おこしを通じて北海道を何とか元気に豊かにしたいとコツコツと活動を続けてきた。しかし、現実にはなかなかこうした活動が受け入れられず、むしろ衰退の傾向さえある。活動費は思うに任せず自腹を切ってかろうじて続けている状況だけに、助成は願ってもないこと。私たち団体の来年度の活動に強力な援軍を得て様々な夢を描きながら活動していきたい。その責任も痛感している」と述べた。  (さ)

 主な助成対象事業と活動団体は以下の通り。

◆音楽教育福祉事業「奏楽(そら)」音楽の贈り物プロジェクト2013(特定非営利法人奏楽)
◆盤渓の森憩いの里山づくり(社会福祉法人札幌この実会)
◆第3・4回札幌おやじサミットin東橋小学校の開催(札幌おやじネットワーク)
◆ALIVE11(NPO法人国際曲劇団)
◆地域コミュニティと中高生による劇場公開映画の制作(コトニ夢映画制作プロジェクト実行委員会)
◆高校生チャレンジグルメコンテストin HOKKAIDOの開催(高校生チャレンジグルメコンテスト実行委員会)


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Posted by 北方ジャーナル at 14:21│Comments(0)ニュース
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