2010年06月10日
参上! チューリンケン

これがチューリンケンだ! 正式名は「駐輪票」だ! 長方形だ! 黄金比だ!
駐車場には駐車券。駐輪場には駐輪券。どのぐらい人口に膾炙しているのか定かでないが、庁舎敷地内の駐輪場を「駐輪券」で管理しているお役所がある。札幌第1合同庁舎(札幌市北区北8西2)がそれである。ほかにもあるのかもしれないが、ほかは自転車で訪ねたことがないからよくわからない。少なくとも、札幌第1合同庁舎にはあることがわかった(シンブンふうの「わかった」表現)。実はずっと前からあったそうだが、私がわかったのが最近だから、「わかった」表現を使ってもよいのである。使ってもよいということが10日までにわかった。わかったということが一部月刊誌の報道でわかった。
第1合同庁舎の庁舎管理というのをやっている北海道財務局によると、駐輪券を導入したのは2008年10月からだそうで。
「このへん駐輪場が少ないもんで、庁舎に用事ない人が駐めてったり、冬に長いこと放置してたりっていうのが目立ったんですよ。あと、通勤手当を不正に貰おうとする職員がいると困るんで、職員の駐輪場利用を厳しく管理しようっていうのもありました。自転車で来てるのに交通費請求したりとか、できないようにって」(道財務局総務部合同庁舎管理官)
なるほど。それはうまい手だ。効果はあったようで、今はそういう悪さをする職員さんもいなくなったとか(昔いたかどうかは問わず)。一般来庁者の駐輪券の使い方は車の駐車券と同じで、訪ねたお役所でハンコを貰い、帰り際に衛視さんに返却すればよい。だいたい一日150から160件ぐらいの利用があり、うち職員の皆さんの利用が120から130に上るそうなので、一般利用者は一日のべ30人ぐらいの勘定(同前)。
エコロジーだ健康増進だと叫ばれつつ、札幌市の中心部は未だに自動車天国。屋外の喫煙が不条理に制限される中、より有毒な排ガスは撒布し放題。加えて最近は“自転車マナー”まで過剰に槍玉に挙げられる始末だが、国内の広告出稿最大手のトヨタ始め自動車産業に首根っこを掴まれてるシンブン・テレビとは違い、雑誌は平気でこう言えるのだ。
「自動車のほうがよっぽどマナー悪いじゃん。年間に何千人殺せば気が済むんだ」(厭くまで編集部ではなく筆者の個人的見解)(シンブン・テレビの記者さんとは違い「北方ジャーナル」編集部には言論の自由がある)
ビバ自転車! ブラボー駐輪券! チューリンケンのグーリンダイのポンポコピーのポンポコナーの長久命の長助さん! (ん)

駐輪場は庁舎東端の壁沿い。安くてうまい地下食堂に行く人も利用OKだ!
Posted by 北方ジャーナル at 16:26│Comments(0)
│どうでもいい話
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