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2008年11月09日

疾風怒濤の「渤海飯店」

疾風怒濤の「渤海飯店」

 〆切時期の晩メシによく利用する店のひとつに、札幌市東区の北光線(東8丁目通)沿いにある本場中国料理の「渤海飯店」がある。中国の調理師免許「特二級」を持つ調理人がいる中華料理店とのことで、味は直球勝負の本格派。メニュー数が膨大なあたりも本場の雰囲気を漂わせるが、料理の旨さとともに驚かされるのが安さとヴォリューム、そして何より調理のスピードだ。

 同店には人数に合わせたコース料理が各種用意されていて、4人で行くことの多い筆者らは、たいてい「おすすめコース(1)」をチョイスする。3~4名分で3,150円(税込)の同コースには、ザンギ、回鍋肉、八宝菜、麻婆豆腐、海老チリソース、五目炒飯、杏仁豆腐の7品が付いていて、これがまぁ、たぶん中高年の人たちなら5、6人でも満腹になるボリューム。旨さも太鼓判を押せるが、初めて行く人に注意しておきたいのは、オーダーした後にタバコに火をつけるなど、気を抜いてはいけないということだ。

疾風怒濤の「渤海飯店」 オーダーを取った店員さんが厨房に伝えるや否や、複数の調理人が激しく中華鍋などを振るう音が始まる。1分と経たぬうちに運ばれてくるのが、まず海老チリソース。「いただきま~す!」と皿に取り分けながら、呑気に談笑などしようと考えてはいけない。あれよあれよという間に運ばれてくる料理群。仕込みと手際の良さがかなりハイレベルでないとこうはいかないだろうが、かのチンギスハン率いる蒙古軍もここまで一気呵成ではなかったろうと思えるほどのスピードだ。

 料理が冷めてもいいという人ならいざ知らず、当社編集部の面々はアツアツ命なのである。無言で箸と顎を激しく動かし、迫り来る蒙古軍と激闘を繰り広げるワケだ(ほぼ100%敗北し、テーブルを料理が埋め尽くすが)。

 食は戦いである、という真実を身を以て体験したい方は「渤海飯店」へ急げ!(ひ)



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