2008年04月16日
北海道ガスが石狩新港にLNG基地
北ガスは石狩市新港4丁目(中央埠頭)の敷地面積約10万㎡に、LNGタンク(18万KL×1基)を中心とする基地の建設計画の概要を発表した。予定工期は08年8月に地盤改良工事に着手、13年12月の運転開始を目指している。総事業費は約400億円にのぼる。
同時に、北ガスは基地会社設立に向けて、具体的な事業内容等について検討を行なう企画会社「北海道LNG企画株式会社」を道内のガス事業者8社と共に、5月中旬に設立する予定だ。
北ガスでは96年から苫小牧勇払地区で産出する天然ガスを導入して、札幌・千歳・小樽の各地区に供給する都市ガスの天然ガス化を05年までに完了。06年には函館地区でもLNG原料による天然ガス化を終え、96年から07年の間に年間ガス販売量を1.8倍に飛躍的に増加させた。
地球温暖化対策において、CO2の排出量が少なく、環境性に優れた天然ガスの需要は、今後も伸びるものと思われる。道内経済にとっても朗報といえるだろう。
建設予定地は現在あるタンクの左奥に広がる危険物取扱施設用地である。(ぢ)
Posted by 北方ジャーナル at 16:22│Comments(0)
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