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2009年09月15日

地獄で天国、のち地獄

地獄で天国、のち地獄

 取材のため、当社代表と共に登別温泉に出掛けた。到着したのが昼時だったので「まずは腹ごしらえ」と相成り、8月末に開催された「登別地獄まつり」をトリビュートする意味でも、当地の人気ラーメン店「味の大王」の暖簾をくぐった。

地獄で天国、のち地獄 同店の名物といえば激辛の「地獄ラーメン」(800円)。これは0丁目から始まり、1丁(50円)増すごとに激辛度がアップするというもの。登別温泉街に来るたびに寄っている筆者は、これまでに7丁目まで制覇していたが、5丁目以降になると辛さに咽せてしまうので、当日は爽やかに3丁目(150円増し)の大盛り(100円増し)をチョイスした。

地獄で天国、のち地獄 地獄の入口に過ぎない0丁目で「辛いなぁー」と猫舌ならぬ子ども舌を披瀝する当社代表を尻目に、筆者はラーメン喰いの流儀として麺を途中で噛み切らずに一気に啜り込んでいたが、スープのコクが味わえる辛さという点で、3丁目はベストバランスと感じ入った。

 こりゃ、クセになる味である。当社行きつけの札幌市東区が誇る人気ラーメン店「麺's菜ヶ蔵」の辛味噌ラーメンがコンテンポラリーな激辛メニューであるとしたら、地獄ラーメンはノスタルジック。登別温泉に出向いた際は、「のぼりべつクマ牧場」への登り口に近い同店をお忘れなく。

地獄で天国、のち地獄 あ、そうそう、大のラーメン好きである筆者は、取材の帰路にもラーメンをもう一杯喰った。店の名誉のために詳細は伏せるが、具材にキノコが使われていることがウリのメニューを試したところ、スープにキノコの出汁が感じられず、ひどく落胆したのであった。

 食堂内には物凄い数のハエが飛び交っていて、箸を持たない方の手でドンブリをガードしながらでなければオチオチ啜ってもいられない。これ、味以前の問題ではないでしょうか。(ひ)



Posted by 北方ジャーナル at 22:52│Comments(0)
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