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2009年04月11日
New Golf(ゴルフVI)にチョイ乗り
VWが発売前に公開しているゴルフVIの姿
すでに昨秋から本国ドイツや欧州で発売されていた第6世代のNew Golf(ゴルフVI)が、来週4月14日(火)から全国のフォルクスワーゲン正規ディーラーから発売される。
社用車に前モデルのゴルフGTをリースしていることもあって、週末金曜日にディーラーに挨拶に寄ってみたら既に展示されており、しげしげ眺めていたら「試乗できますよ」とのお誘い。
メガネをかけクルマ好きなキャラが印象的だった若手営業マン氏からキーを預かり、エンジンをかけたのは「TSIハイライン」というモデル。1400ccツインチャージャーの160ps。このスペックは私が日頃ハンドルを握っているゴルフGTとほぼ同じだ。ギアボックスはフォルクスワーゲンが誇る7速のダブルクラッチ「DSG」。これは「湿式6速」から「乾式7速」に変更されている。
細かな話は後にして、道央道と平行して流れている札幌新道に、シルバーボディの「TSIハイライン」を早速乗り入れてみる。すぐに気づいたのはコクピット回りの変化だ。タコメーターやスピードメーターのイルミネーションが青色から白色に変わっている。好みが分かれるところだろうが、昼間でも見やすくドア回りや全体のスィッチが再配置されているのも印象的。品質感がさらに増してはいるが、先代モデルの雰囲気も色濃く残している。いかにもフォルクスワーゲン流、ゴルフ特有の一種の無骨さも健在といったところだ。
タイトルではないが、今回は試乗というより「ちょい乗り」だったため高速域は未体験。なので、まだまだなんとも言えないが、少しばかり走りの印象を報告しておこう。
まず加速については、エンジンやギアボックスが基本的に先代のゴルフGTとほぼ同じなため、驚くほどの変化は感じられない。1400ccとは思えない加速とトルクが低速域から得られるのも一緒。だが長い直線の時、感じたのが、以前にも増した加速のスムースさ。これは恐らく「7速化」が大いに寄与しているに違いない。
実は私が次期ゴルフに期待していたひとつは、静粛性。GTでは特に高速道路での風切り音が少しばかりうるさかったのだが、インプレッションでは相当に改善されたと聞く。今回は試すことができなかったが、信号待ちの時などの室内の静粛性は如実に増していた。
燃費は10.15モードで16.2km/l(発表値)。GTが14.2km/lだったから、さらにワンランク上がった形だ。これも恐らく7速DSGが大きな貢献を果たしているに違いない。ちなみに1400cc120psの「TSIコンフォートライン」は16.8km/l(発表値)。現GTでは帯広から日高の間で、編集部の記者が19km/l台を記録したことがある。経済性と環境性という点でも
「文句ないんだけど、これで。北海道だと四駆バージョンあるといいのにね~」
なんてことをメガネ君と話しながら30分ほどでディーラーに戻ってきた次第。言い忘れたが、エクステリアは直線が随所に採り入れられシャープさが増した印象。フロントマスクなどはGTの方がスポーティーと評する人もいるが、好感を持ったのがアルカンターラを素材にしたスポーツシートを標準にしたこと。従来のファブリック素材より上質感があり座り心地がさらに増していた。
今度は「チョイ乗り」ではなく、高速域も試してみたい──。結論から言うと今度そう思わせてくれたのが今回のインプレッションだった。カメラもあいにく持ち合わせていなかったため、VWが公開したプレスリリース用の1枚を掲載しておく。 (く)
細かな話は後にして、道央道と平行して流れている札幌新道に、シルバーボディの「TSIハイライン」を早速乗り入れてみる。すぐに気づいたのはコクピット回りの変化だ。タコメーターやスピードメーターのイルミネーションが青色から白色に変わっている。好みが分かれるところだろうが、昼間でも見やすくドア回りや全体のスィッチが再配置されているのも印象的。品質感がさらに増してはいるが、先代モデルの雰囲気も色濃く残している。いかにもフォルクスワーゲン流、ゴルフ特有の一種の無骨さも健在といったところだ。
タイトルではないが、今回は試乗というより「ちょい乗り」だったため高速域は未体験。なので、まだまだなんとも言えないが、少しばかり走りの印象を報告しておこう。
まず加速については、エンジンやギアボックスが基本的に先代のゴルフGTとほぼ同じなため、驚くほどの変化は感じられない。1400ccとは思えない加速とトルクが低速域から得られるのも一緒。だが長い直線の時、感じたのが、以前にも増した加速のスムースさ。これは恐らく「7速化」が大いに寄与しているに違いない。
実は私が次期ゴルフに期待していたひとつは、静粛性。GTでは特に高速道路での風切り音が少しばかりうるさかったのだが、インプレッションでは相当に改善されたと聞く。今回は試すことができなかったが、信号待ちの時などの室内の静粛性は如実に増していた。
燃費は10.15モードで16.2km/l(発表値)。GTが14.2km/lだったから、さらにワンランク上がった形だ。これも恐らく7速DSGが大きな貢献を果たしているに違いない。ちなみに1400cc120psの「TSIコンフォートライン」は16.8km/l(発表値)。現GTでは帯広から日高の間で、編集部の記者が19km/l台を記録したことがある。経済性と環境性という点でも
「文句ないんだけど、これで。北海道だと四駆バージョンあるといいのにね~」
なんてことをメガネ君と話しながら30分ほどでディーラーに戻ってきた次第。言い忘れたが、エクステリアは直線が随所に採り入れられシャープさが増した印象。フロントマスクなどはGTの方がスポーティーと評する人もいるが、好感を持ったのがアルカンターラを素材にしたスポーツシートを標準にしたこと。従来のファブリック素材より上質感があり座り心地がさらに増していた。
今度は「チョイ乗り」ではなく、高速域も試してみたい──。結論から言うと今度そう思わせてくれたのが今回のインプレッションだった。カメラもあいにく持ち合わせていなかったため、VWが公開したプレスリリース用の1枚を掲載しておく。 (く)
Posted by 北方ジャーナル at 20:46│Comments(0)
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