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2008年11月21日
旭川『らーめんや天金 4条』
先日、田下先生のインタビューで旭川に行った際、編集長と(は)記者は『らーめんや天金 4条』に寄ってまいりました。いつも「天金らーめん」と呼んでましたが、正式にはこんな名前なんですねぇ。
実はこのお店。ちょいとラーメンには詳しいというか、この人の血液にはラーメンのスープが混じっているのではないかと思われるほどのラーメン好きで、当ブログのB級グルメ記事をほとんど手がけている(ひ)記者が一番大好きと言っても過言ではないほど思い入れのあるお店です。
今回の旭川取材の際にも(ひ)記者は忙しいスケジュールをなんとか調整して同行しようとしていました。ただただ天金らーめんを食べたいがために…。もちろん、そんなことは願いは叶いませんでしたが(笑)。
何年も前から評判は聞いてましたが、実はわたくし(は)記者がこのお店に訪れたのは、今回で2回目。旭川に行くときには必ずと言っていいほど立ち寄っていたのですが、いつもなぜか定休日だったのです。そんなときには老舗の「蜂屋」に行って、それはそれでおいしく頂いておりました。
そんなこんなで数年が過ぎ、念願叶ってようやく天金らーめんにお会いできたのが、今年の夏です。そのときは野菜らーめん(塩)を頂いたのですが。「???? そんなに言うほど旨い???」というのが正直な感想(あくまで個人的な感想でございますので悪しからず)。ようやく喰えたということで期待が大き過ぎたのか、もしくはもともと豚骨がそれほど好きではないことが原因なのか、そんな感想を(ひ)記者に漏らしたところ、
「今度は塩を喰え。いいから黙って塩を喰らえ」
と、とにかく天金の塩を食らわぬ輩には言葉も交わしたくないご様子。それはもうまるで若かりしエリック・クラプトンが「ロバート・ジョンソンを知らないヤツとは口も聞きたくねーよ」と言ってるかのようでした。
嗚呼、そこまで言うのなら私もブルースの神髄、いや、ラーメンの神髄に触れてみたい。(ひ)記者のご指示どおり、今回は黙って塩らーめん(735円)を注文いたしました。運ばれて来たラーメンとしばし対峙し、いざ勝負。
一口目。 「ウ~ム、やっぱりそれほどのものじゃ…」
二口目。 「ん?」
三口目。 「これ、麺が妙に旨いよなあ」
四口目。 「この麺にからみつくスープがなんともたまらん感じになってきましたなあ」
五口目。 「キタ━━━━(゜∀゜)━━━━ッ!!」
シンプルな塩を食べることで、ここのスープには食べ始めると止まらない何かがあることが分かりましたヨ。そして、しばらくの期間食べないでいると禁断症状が現れ、旭川に来る度に万難を排して天金ラーメンに向かう(ひ)記者の気持ちもよ~く分かりました。
塩分やらコレステロールは気になるけれど、レンゲの勢いは止まらずスープも全部飲み干し、わたしは空に向かって叫びたい衝動に駆られました。
「男は黙って天金らーめんのしお~~~~!!!!」
(は)
Posted by 北方ジャーナル at 10:58│Comments(2)
この記事へのコメント
やっぱり ラーメンです
Posted by しんた at 2008年11月21日 11:20
しょうゆも絶品ですね。名店です。
Posted by バニーメン at 2008年11月21日 17:59
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