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2008年09月29日

フォルクスワーゲン『ティグアン』試乗レポート

フォルクスワーゲン『ティグアン』試乗レポート
10/4・5はフォルクスワーゲン札幌東でデビューフェア開催

 明日9月30日(火)から全国のフォルクスワーゲン(以下VW)正規ディーラーより販売開始される『ティグアン』。同社初のコンパクトSUV、そしてヨーロッパで昨年末のデビューから高い人気を博し、ドイツ本国では年初から7月末まで7カ月連続でSUVセグメント登録台数ナンバーワンを獲得した“今最も注目を集めるSUV”が気にならないはずがありません。ちょいと車好き、乗っている車は同じくSUVカテゴリーのスバル・フォレスター(スバリスト歴10年)である「は」記者が早速、(株)北海道ブブのフォルクスワーゲン札幌東に試乗して『ティグアン』を走行性能を味わってまいりました! さて、国産SUVとの差はいかがなもんでしょう。

 フォルクスワーゲンといえば、思い起こされるのはやはり往年の名車「ゴルフ」。良質なファミリーカーを生み出すメーカーというのが記者の中でのVWのイメージだ。最近のゴルフGTIなどからはスパルタンな走り、優れた燃費性能といったこともイメージとして浮かび上がる。VWのSUVといえば、プレミアムSUVといった趣きの「トゥアレグ」。SUV好きであれば、誰もが憧れるような車だが記者のような一般庶民には600万円を超える車両本体価格はかなり高いハードルだ。今回デビューする「ティグアン」の車両本体価格は360万円(税込)。競合する他社の輸入コンパクトSUVと比べると価格面では大きなアドバンテージを持っているといえるだろう。

 全長4,460mm×全幅1,810mm×全高1,690mmの扱いやすいボディサイズ、低燃費とダイナミックな走りを両立させた新設計の直噴+過給機(ターボ)付2リッターTSIエンジン(170PS/280Nm)と、ティプトロニック付6速A/Tが生み出す2.8Lの自然吸気エンジン並みのトルクフルな走り…等々、カタログっぽいパフォーマンスはここまでにして、実際に乗ってみた感触はどうなのでしょう。ここから先はあくまで記者の個人的な感想なのであしからず。

フォルクスワーゲン『ティグアン』試乗レポート 乗車前、ティグアンの外観はやはりコンパクトSUVらしいこじんまりとしていて、ちょいと可愛らしくも感じました。ただ、フロントマスクは精悍な感じでかなりの好印象。国産車にありがちなどっかでみたようなデザインではなく、ありそうでない、個性的なデザインはやはり輸入車の魅力でしょう。

フォルクスワーゲン『ティグアン』試乗レポート 外から見ると小さく感じるボディですが、中は意外なほど広いです。これだけあれば、ベビーカーは余裕で積めますね。スバリスト(注:スバルしか見えてない人)である記者はスバル車との比較しかできなくて恐縮なのですが、後部座席の広さは新型フォレスターと同程度と感じました。記者の乗っている旧型フォレスターよりは確実に広いですね。

 さて、運転席に座る時にまず最初に気付いたのは乗り降りのしやすさ。SUVでありがちな「おっこらしょ」と乗る必要もないので、これなら女性も乗りやすい。運転席に座るとおそらく誰もがそのアイポイントの高さに驚くでしょう。車体もコンパクトなので非常に車幅を把握しやすい視線となっています。車を動かすとハンドルは軽く、スイスイと行きたい方向に車が進む感じ。街中をチョロチョロと買い物する時にもストレスを感じないでしょうね。

「これは女性向けの車かな???」
試乗してから数分はそんなふうに感じましたが、しばらくして長い直線を気ままに走るとステアリングを握る喜びを感じました。さすがターボ付き2リッターTSIエンジン。おおげさなターボ感みたいなものもなく、スムーズに加速します。しかも、意図しただけ車が前へ伸びてくれる。あまりの楽しさにアクセルを踏みすぎてしまったのですが、30分ほどの走行で燃費系が指した数字は1リットルあたり8km。燃費の公式な数字は9.5kmですから、この数字はかなり実際と近いと思われます。SUVでこれだけの燃費を実現するとはさすがVW。

フォルクスワーゲン『ティグアン』試乗レポート 試乗コースから戻り、ギアをバックに入れて車を駐車場に停めようとしたら、実に面白いものを発見しました。ティグアンには車庫入れや縦列駐車をサポートするリヤビューカメラ“Rear Assist”が標準装備されているのです。しかも、このカメラはかなりの優れもので、魚眼レンズのような歪みもないし、ハンドル操作に連動してガイドラインが動くんです。ようするに、自分が停めたい場所に車を誘導できてしまう。

 試乗を終えて一通りインテリアをチェックし、後部座席にも座ってみた記者のティグアンに対する感想は、「これ、ちょっと欲しいかも」というものである。この大きさなら妻も難なく運転できるし冬道も安心。家族を乗せずに男一人で運転するときも走る喜びを感じることができる。なにより、ティグアンに乗っている家族ってなんかカッコイイ。スバリストである記者が輸入車に浮気するなんてちょっと悔しいけれども、それだけの魅力がある一台、新車購入の際に選択肢からなかなか外せないような一台、それがティグアンという車だと感じました。

 フォルクスワーゲン札幌東店では今度の週末、10月4日(土)、5日(日)に『ティグアン デビュー フェア』を開催。この機会にその走行性能、居住性を自分の目で確かめてみてはいかがでしょう。

(は)



Posted by 北方ジャーナル at 20:42│Comments(0)
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