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2014年09月15日

北方ジャーナル2014年10月号



9月15日発売。お求めは道内有名書店、セイコーマート、SPARオンライン書店『Fujisan.co.jp』、または当社(右サイドバーのメールボタンから)までお問い合わせください。


【報道特集】「第二の報酬」の透明度を問う

支給 179分の43、HP掲載 43分の4
全道自治体の「政務活動費」
領収証公開状況に地方格差



全国各地で話題が尽きない地方議員の「政務活動費」不適切支出。議員報酬とは別に支給されるこのお金、有権者が常にその使途をチェックできる環境は整っているといえるだろうか。たとえば、地元北海道は──。全道179市町村議会に「領収証の閲覧方法」を尋ねると、公開状況に地方格差が見えてきた。(小笠原淳)

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【アイヌ民族】
「金子市議発言騒動」で砂澤 陣氏がメディアと政治を痛烈批判!

「アイヌ系日本人の保護政策は
新たな差別を再生産する愚行」

「“マイノリティ救済”というバイアスが
マスメディアの事実を見る目を曇らせる」


「アイヌ民族なんて、いまはもういない」──札幌市東区選出の市議会議員、金子快之氏(43)が8月11日に短文投稿サイト、ツィッターに書き込んだ「つぶやき」が波紋を広げている。毎日新聞が報じるやいなやマスメディアによる総バッシングが繰り広げられ、政府の菅義偉官房長官までもが「極めて遺憾」と批判。ついには所属する自民党会派からも事実上追い出されるという事態に至った。しかし、氏は四面楚歌といもいえる中にあって、なお“持論”を曲げていない。全国区になったこの騒動の本質とは何なのか。そして「金子市議発言」をアイヌと呼ばれる人々はどう受け止めているのか。アイヌの血を引く世界的な彫刻家、砂澤ビッキ氏(故人)の長男で、工芸家の砂澤 陣氏(51)は「メディアと政治は差別を再生産しようとしている。どこにアイヌが民族として存在しているのか」と痛烈に批判する。(8月26日収録 聞き手=本誌代表・工藤年泰)

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【インタビュー】
「アイヌ民族問題」で炎上した金子快之市議を直撃!

「この国には言論の自由がないのかって感じです」


「アイヌ民族問題」に関する“つぶやき”で一躍“時の人”となった金子快之市議(43)。マスコミから集中砲火を浴び、ついには所属していた札幌市議会の自民党会派から離脱を余儀なくされたが、その心中はいかばかりか。抗議団体から寄せられた公開質問状への回答内容を自身の事務所で報道陣に説明した8月26日午後、当の金子市議を直撃した。

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【選挙】風雲急を告げる札幌市長選!

自民に公然と反旗を翻した「秋元副市長擁立」の衝撃度
本間vs秋元で分裂必至の保守層と経済界


来春の札幌市長選に向け、経済人約40人で作る「札幌の未来を考える有志の会」(以下、有志の会)が9月1日、秋元克広副市長(58)に出馬要請を行なった。秋元氏はこれを受けて5日、副市長を辞職。今月中旬にも正式に出馬会見を行なう運びとなっている。上田文雄市長(66)は4選不出馬を表明しており、次期市長選はこの秋元氏と自民党が推薦する本間奈々氏(45)の一騎打ちの公算が高い。だが、秋元氏を支持する経済人の多くは旧来の自民党支持層で、今回の戦いが保守層と経済界を大きく割ることになるのは必至の情勢。「秋元副市長擁立」の衝撃度は決して小さくない。「自民推薦」に公然と反旗を翻した経済人たちは、190万の市民を抱える政令市・札幌のトップを選ぶ選挙のスタイルを変えることができるのか──。(9月9日現在)

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