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2024年05月15日

本日発売! 北方ジャーナル2024年6月号




5月15日発売。お求めは道内有名書店、セイコーマート、インターネットではAmazon、またはオンライン書店『Fujisan.co.jp』、あるいは直接当社(右サイドバーのメールボタンから)までお問い合わせください。

【報道】保育事業の中和興産に浮上した不正受給疑惑を追う

“夜の街”に溶けた公金
国と札幌市が7千万円返還命令
園児と保育士の数を虚偽申請か



一部の道内放送局が事業者の名称を伏せて4月上旬から報じている保育園疑惑の全貌が明らかになってきた。企業主導型保育園への助成金や認可保育園への補助金が過払いだったとして、札幌市内で保育園事業を展開している中和興産株式会社(本社札幌)が国と市合わせて約7千万円の返還を命じられ、元職員らが「園児や保育士の数が大幅に水増しされていた」と告発の動きを強めている。公金の多くが“夜の街”に消えた疑いもあり、事件は巨額不正受給疑惑の様相を呈しつつある。大切な子どもを預ける現場でいったい何が起きていたのか──。 (本誌編集長・工藤年泰)

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【報道】先端半導体工場「ラピダス」の操業を危惧する藤原寿和さんに訊く

バラ色だけではない未来
半導体に潜む環境汚染
職業病などの負の側面



次世代半導体の国産化をめざし千歳市内で工場建設が進む「ラピダス」をめぐり、バラ色の未来ばかり語られるが、それは真実だろうか。40年あまり東京都職員として環境行政に携わり、全国の廃棄物問題の市民運動にも奔走してきた藤原寿和さんは今、新たな先端半導体工場の建設に疑問を募らせる。排水による環境汚染をはじめ労災・職業病や爆発・火災事故などの発生、環境アセスメントの不備など半導体製造の“負の側面”について、来札した藤原さんに訊いた。(ルポライター・滝川 康治)

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【報道】告発・絶望の学府㉜

道 自殺に「お詫び」せず
江差パワハラ死、謝罪1年
遺族代理人「騙された思い」



北海道立高等看護学院のパワーハラスメント問題で、当時の教員らに追い込まれて命を絶った学生の遺族が激しい後悔の念に苛まれることになりそうだ。ハラスメントと自殺との“相当因果関係”を認めた第三者調査に反し、学院設置者の道が同調査報告の重要な結論を事実上黙殺、昨年5月の遺族への謝罪は自殺の責任を詫びたものではなかったとの認識を明文化したのだ。当事者ならずとも徒労感を覚える、不可解な対応。この1年は、何だったのか――。(小笠原 淳)

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【報道】道警不祥事から考える〈70〉

監察トップ 泥酔
若手は大麻で免職・辞職
未発表疑いの副業事案も



職員の不祥事に対応する監察官室のトップが自ら失態を晒したかと思えば、拝命まもない若手職員間での薬物のやり取りが発覚する。新年度の幕開けは、地元警察にとって穏やかならぬ春となった。定期的な公文書開示でも、これまでに漏れず未発表が疑われる懲戒処分が確認でき、その総数も前年比2倍以上の増加を示すなど、負の話題には事欠かない。本年最初の速報を兼ね、現時点で伝わった事案の報告を――。(小笠原 淳)


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Posted by 北方ジャーナル at 00:00Comments(0)お知らせ

2024年05月13日

5月15日発売の本誌6月号がスタンバイ。今月のトップは「“夜の街”に溶けた保育の公金 中和興産の不正受給疑惑を追う」だ


5月13日朝、事務所に届いた6月号

 5月15日発売予定の本誌、北方ジャーナル2024年6月号が刷り上がり、13日朝に事務所へ到着。発売に先駆けて定期購読者や関係者に発送を終えた。今月も他誌では読めないコンテンツを是非、実物で確認してもらいたい。

 今月のトップ記事は、本誌独占スクープ「“夜の街”に溶けた公金 保育事業の中和興産に浮上した不正受給疑惑を追う」だ。 (く)  続きを読む

Posted by 北方ジャーナル at 12:34Comments(0)編集長日記

2024年05月11日

札幌心臓血管クリニックが豊平でもサテライト開業へ 医療講演会で「進化する低侵襲治療」を強調


今後の展望を新たに示した藤田理事長(4月27日午後、北海きたえーる)

 全国屈指の循環器専門病院として知られる札幌心臓血管クリニック(東区・107床)を運営する医療法人札幌ハートセンター(藤田勉理事長)が4月27日午後、通算17回となる医療講演会「札幌ハートセミナー」を開催。会場となった札幌市豊平区の北海きたえーるに約240人が来場し、経験豊富なドクターたちの話に耳を傾けた。

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2024年04月24日

北方ジャーナル5月号の誌面から 巻頭言「偉い人」


5月号の巻頭漫画は、こちら

 好評発売中の本誌5月号に掲載した巻頭言で、私は「偉い人」と題して次のように書いた。  (く)  続きを読む


Posted by 北方ジャーナル at 17:58Comments(0)編集長日記

2024年04月15日

北方ジャーナル2024年5月号




4月15日発売。お求めは道内有名書店、セイコーマート、インターネットではAmazon、またはオンライン書店『Fujisan.co.jp』、あるいは直接当社(右サイドバーのメールボタンから)までお問い合わせください。


【報道】課題が山積する北海道医療大の北広島移転

遅れる移転計画の策定
巨額資金調達に大きな壁か
“置き去り”の当別町で悲鳴



当別町と札幌市北区にキャンパスを構える北海道医療大学の移転計画に遅れが出始めている。2028年4月までに「北海道ボールパークFビレッジ」(BP・北広島市)に全施設を移すとして、運営する学校法人東日本学園(鈴木英二理事長)が本年3月までに基本計画をまとめる予定だったが、本誌の取材で計画策定が6月ごろまでずれ込むことが分かった。移転費用の調達などの課題が山積しているもようで、今回の移転自体を危ぶむ声も聞かれる。あらためて道医療大の北広島移転を問う──。(ジャーナリスト 黒田 伸)

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【報道】厚真の砂利採取場で起きた産廃不法投棄事件を追う

最終処分場に持ち込まれず
野ざらしにされた建築廃材



厚真町で砂利採取業を営んでいた事実上の経営者が産廃の不法投棄に手を染めていた疑いが浮上した。同氏は配偶者が苫小牧市内に所有していた家屋を社員を使って解体し、建築廃材などを処分場ではなく砂利採取場に運ばせていた。これらの産廃は、採取場の土地が他者のものになった現在も野ざらしのままだ。厚真の現場でいったい何が起きていたのか──。  (本誌編集長・工藤年泰)

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【報道】告発・絶望の学府㉛

道「因果関係」否定貫く
江差パワハラ死問題で交渉決裂
遺族落胆「謝罪は何だったのか」



記者会見で地元報道が質問を繰り返しても、議会で複数の会派が追及を続けても、ほかならぬ当事者の代理人が粘り強く交渉を重ねても、その役所は毫も動くことがない。北海道立高等看護学院の在学生自殺問題で、第三者調査が認定したハラスメントと自殺との因果関係を道は一貫して否定し続け、賠償交渉で譲歩した遺族の提案さえも拒絶した。真意を問われた知事は、事ここに到ってなお常套句を繰り返すのみ。「誠意をもって対応する」と――。(小笠原 淳)

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【報道】告発・陸の蟹工船〈5〉

報酬「お菓子やジュース」
週7日労働の障碍者に賃金なし
恵庭・虐待疑いの牧場主認める


「健常者に対しては許されないことが、障碍者相手ならば許されるのか」。訴えを起こした知的障碍者たちの代理人は憤りを隠さない。昨年10月号以降の誌面で報告を続けている、恵庭市の牧場経営者による虐待疑い事件。事態を隠蔽していたとされる自治体とともに損害賠償請求の訴えを受けた関係者が、指摘される長期間の賃金未払いを事実上認めた。無休の労働の対価は、「お菓子やジュース」だったという。(小笠原 淳)

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Posted by 北方ジャーナル at 00:00Comments(0)バックナンバー

2024年04月12日

4月15日発売の本誌5月号がスタンバイ。今月のトップ記事は「北海道医療大 北広島BP移転に暗雲か」だ。


4月12日朝、事務所に届いた5月号

 4月15日発売予定の本誌、北方ジャーナル2024年5月号が刷り上がり、12日朝に事務所へ到着。発売に先駆けて定期購読者や関係者に発送を終えた。今月も他誌では読めないコンテンツを是非、実物で確認してもらいたい。

 今月のトップ記事は、ジャーナリスト黒田 伸氏によるスクープレポート「北海道医療大 北広島BP移転に暗雲か」だ。  (く)
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Posted by 北方ジャーナル at 12:28Comments(0)編集長日記

2024年04月03日

新入行員も頭取も気持ち新たに船出を切った北洋銀行の入行式 「同期として一緒に頑張ろう」と津山新頭取


背筋を伸ばして式典に臨む北洋銀行の新入行員(4月1日午前)

 4月1日、北洋銀行の入行式が札幌市中央区の北洋大通センターで開かれた。この日は安田光春前頭取(現取締役会長)からバトンを託された津山博恒新頭取の就任日でもあり、同式典の挨拶冒頭で津山氏は「私も今日から頭取に就任しましたので、1年目という意味では皆さんと同期になります。一緒に頑張っていきましょう」と述べた。 (た)

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Posted by 北方ジャーナル at 09:57Comments(0)政治経済ニュース

2024年03月26日

北方ジャーナル4月号の誌面から 北海道フォトエッセイ「ひとときの美の競演 旭川の氷彫刻世界大会」


大氷像「雪の妖精」・撮影日:2024/2/9 ©️白井暢明

 本誌で「北海道フォトエッセイ」を連載中の白井暢明氏は、2月初旬に旭川で行なわれた「氷彫刻世界大会」に足を運び、そこで撮った絵を現在発売中の4月号に寄せてくれた。タイトルは「時空の“戯れ”を表現する、ひとときの美の競演」。変幻自在な水という存在をモチーフに、会場の美しい氷像を捉えた作品になっている。去りゆく冬。道民にとっては一見、迷惑な氷と雪だが、世界的に降雪地帯が狭まる傾向にあるという。その中にあって北海道は、ある種「聖地化」しつつあるのを感じる今日この頃だ。 (く)

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Posted by 北方ジャーナル at 00:21Comments(0)編集長日記

2024年03月21日

全自動調理ロボットのデモ展示を兼ねた中華料理店「日々中華」がプレオープン。本格開業に向けテイクアウト販売をスタート


調理ロボット「BOTINKIT MAX(ボッティンキット・マックス)」で調理する様子(3月18日、日々中華)

 北海道工商会(札幌市中央区・申恩哲社長)は、調理ロボットのデモ展示を兼ねた中華料理店「日々中華」(同区北7条西25丁目3-1)を3月18日にプレオープンさせた。4月23日(火)のグランドオープンまではテイクアウト専門とし、炒飯と回鍋肉弁当などを毎日30食限定、税込み300円というサービス価格で販売する。(こ)(く)
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2024年03月18日

北方ジャーナル4月号の誌面から 巻頭言「忘れないために」


画像は4月号の巻頭漫画 「“株価4万円超え” でも実感湧かず」

 今月の巻頭漫画では石川寿彦画伯が、株高の中での庶民の実感を描いてくださった。私はその下の巻頭言で次のように書いた。(く)

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Posted by 北方ジャーナル at 23:19Comments(0)編集長日記
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