2023年01月18日
コロナ禍を乗り越え国際雪合戦が4年ぶりに復活! 壮瞥町の昭和新山山麓で2月25、26日開幕へ
激しい攻防に思わず引き込まれること必至
「第34回昭和新山国際雪合戦」(国際雪合戦連合・NPO法人雪合戦インターナショナル主催)が2月25、26日の両日、壮瞥町の昭和新山山麓特設会場で開催される。新型コロナウイルス感染症を理由に2019年を最後に開催を見合せてきた公式大会が4年ぶりに復活。再び精鋭たちが“聖地”に集結し、戦いの幕が上がる運びだ。(く)
2019年の第31回大会レディース部で優勝したチーム「めしべ」
同大会一般の部で優勝したチーム「AS・SC」
実行委は今年を「リスタートの年」と位置付け、これまでの規模の半分に縮小。ジュニアとレジェンドの両部を実施しない代わりに勝敗にこだわらず雪合戦を楽しんでもらう「ビギナーズの部」(中学生以上を対象にした12チーム)を新設した。
一般の部(中学生以上を対象にした60チーム)とレディースの部(中学生以上の女子を対象にした12チーム)では、これまで通り予選リーグと決勝トーナメントを行ない、それぞれ頂点を目指す。
1989年に昭和新山の麓で生まれた「スポーツ雪合戦」は30年以上に亘り進化を続け、冬だけではなく通年楽しめるスポーツ競技として全国各地で大会が行なわれている。2013年には「国際雪合戦連合」が発足し、「YUKIGASSEN」が国際共通語として定着。フィンランドなどでは欧州選手権大会が、カナダでは選手権大会が行なわれるほどで、競技人口は世界へ広がりを見せている。
競技は10名(競技者7名と監督・補欠で3名)でチームを編成。1セット3分の3セットマッチで行なう。ヘルメットをつけた選手たちが、36m×10mのコート内でシェルターに身を隠しながら雪球を投げ合い、敵陣のフラッグを奪うか雪球で相手選手を倒して勝敗を競う。個人技よりもチームワーク力が優先され、瞬時の状況判断力と巧みな術や対局のかけひきが面白い。
観戦者が静観する中、3分間の緊迫の時間、白銀のコートでは筋書きのないドラマが繰り広げられる。前回覇者「AS・SC」(胆振支部)の連覇か、新チャンピオンの誕生か。新時代の決戦の行方に注目だ。
観戦や現地へのアクセスに関する問い合わせは下記へ。
■実行委員会事務局
︎☎︎0142-66-2244
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。