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テーマ展「イシカリのかたち」は、石狩市民図書館のエントランスホールほかで開催中

石狩市民図書館で、10周年記念事業として「石狩まるごと地図月間『地図を見よう・石狩を知ろう』」（主催・石狩市民図書館、いしかり砂丘の風資料館、石狩浜海浜植物センター）が開催されている。

パネル展示は同図書館のほか、砂丘の風資料館や厚田資料室、石狩浜海浜植物保護センターでそれぞれ行なわれており、貴重な資料や展示物を間近で見ることができる。

昭和20年代後半に描かれた石狩町鳥瞰図

同図書館のテーマ展は「イシカリのかたち ─地図から見た石狩の歴史─」（10月23日まで）。普段公開されていない地図なども多く集められているほか、昭和20年代後半の石狩町鳥瞰図といったビジュアル的にも楽しい資料が揃っており、地図に興味を持ったことがないという人でも楽しめる趣向となっている。

今週末の17日には、テーマ展と連動してフォーラム「地図と巡る冒険」とギャラリートーク＆トークバトルも開催される。同図書館内の視聴覚ホールで行なわれるフォーラムの講師は、立命館慶祥中学高校の教諭でジオグラファーの加藤敦史氏と、いしかり砂丘の風資料館学芸員の工藤義衛氏。


貴重な資料・地図が多数集められている

フォーラムは２人の講師による講演で幕を開け、加藤氏による「地図で知り、地図であそぶ」、工藤氏による「地図に現れる石狩」の後は、同図書館司書の丹羽秀人氏をコーディネーターに加え、パネルディスカッション「地図と巡る冒険」が行なわれる。このフォーラムに先立ち、「イシカリのかたち」の担当学芸員による資料解説やフォーラム講師とのトークバトルも予定されている。

フォーラム「地図と巡る冒険」は、10月17日（日）の午後２時〜４時の予定。定員は60名で参加費は無料、申込も不要だ。ギャラリートーク＆トークバトルは同日午後１時から。（ひ）

石狩市民図書館
石狩市花川北7条1丁目26　TEL: 0133-72-2000