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2008年03月29日

のぼりべつ~は、クマ牧場



 登別~壮瞥~洞爺湖ツアーの第3回。今回は筆者こだわりの「のぼりべつ クマ牧場」である。高速ゴンドラリフトに揺られて(実際はほとんど揺れずに快適だが)、ロープウェイ山頂駅に降り立つと、山麓と高低差が約300メートルあるせいか、ひんやりとした空気が漂う。

のぼりべつ~は、クマ牧場 クマ牧場といえば、ヒグマのショーやアヒルレースといったアトラクション、または季節ごとの多彩なイベントで知られる。たいがいの来園者は当日のスケジュールを確認してから、エゾヒグマの悠々たる姿を眺めに牧場か、国内屈指の透明度を誇る倶多楽湖を一望できる「クッタラ湖展望台」に向かうことだろう。

 取材日は3月25日で、第2牧場では飼育員の方が清掃と氷割りと水浴びの一石三鳥を兼ねてか、ホースで水を撒く姿が見られた。展望台から望む倶多楽湖には、まだ薄氷が浮かんでいる。新緑~盛夏~紅葉と折々の景観美を満喫できるので、登別に来たならここは外せないスポットだ。

のぼりべつ~は、クマ牧場 屋上に展望台があるせいか、足早に通り過ぎる来園者が多いようで残念に思っているのが「ヒグマ博物館」だ。剥製や骨格標本が「これでもか!」というほどに揃っており、ヒグマの一生をリアルに感じることができる。パネル展示も充実しており、筆者は毎度ついつい長居をしてしまう。ちなみに、冬眠中のクマくんも剥製です。

のぼりべつ~は、クマ牧場 園内でも定番中の定番なのが「人のオリ」で、これは人間の方が檻に入って間近でヒグマを見る(見られる?)という趣向。この日は開園まもない時間で、ヒグマたちも寝ぼけ眼といった風情だが、オンシーズンで人の気配があるとかなり活発に動き回っている。



 動画のなかでヒグマが近づいてくる場面があるが、それはデジカメ片手の筆者がエサをあげる道具に手をかけたから。エサをくれないと分かると、途端にそっぽを向いてしまうのである。意外と現金ね~。

のぼりべつ~は、クマ牧場 雪解け後は、明治初期のアイヌの生活様式を再現した「ユーカラの里」も見られるようになり、さらに魅力が増すクマ牧場。北方ジャーナル5月号(4月15日発売)の観光グラビアではイベントスケジュールなども紹介するので、こちらもチェックして下さいな。
(ひ)




Posted by 北方ジャーナル at 11:31│Comments(0)
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