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2012年06月30日

夕張・村上智彦医師、「信頼できない相手の取材は受けない」

夕張・村上智彦医師、「信頼できない相手の取材は受けない」
本誌の直撃に「活字の報道は信用しない」と、コメントを避けた村上智彦医師(右)
(30日夕、札幌市中央区の北海道経済センター)


 夕張市の市立診療所を運営する医療法人財団「夕張希望の杜」理事長を5月30日付で辞任した村上智彦医師(51)が30日夕、道内の民間団体の講演会・シンポジウムに招かれ、予防医療のあり方などについて講演した。終了後、本誌が理事長辞任の件などについて取材を試みると、村上医師は「信頼できない相手の取材は受けられない」と、対応を拒否、口を重くして会場を立ち去った。「前理事長から直接の報告が未だない」とする夕張市の見解に対しては、「(報告は)した」と反論している。

 本誌と村上医師らとのやりとりは、以下の通り。

本誌記者 北方ジャーナルと申します。
村上医師 ああ、はいはい。
記者 お話伺いたいんですけど、ちょっと2、3分いいですか。
村上 いや、あの、何の話ですか。
記者 取材を受けないのはなぜなのかっていうのを。
村上 はいはい、ぼくは一民間人だからですけれども。
記者 いや、理事長時代のお話を伺うこともできない?
村上 うん、ぼくは相手を選んで話をするので。
記者 雑誌は駄目と。
村上 普段ね、ぼくらの取り組みを一切報道しないで、こういう時だけ来る人っていうのは接しないことに決めてます。
記者 ん、どういうことですか。
村上 いや、あなただってそれ(不明)が目的でしょ。そういう人たちはぼく、相手にしたくないです。
記者 希望の杜は公的な機関だったわけですよね。市立診療所を運営…、
村上 違います。ぼくはもう民間人です。
記者 市長に報告しないのはなぜですか。
村上 関係ないです。
記者 関係ない?
村上 だってぼく民間人だもの。
記者 だから当時のことでもって…、
村上 関係ないです。ぼくもう民間人です。
記者 いや、なぜ理事長を辞めたのかってこととかの報告がまだないと。
村上 したっしょ。
記者 いや、していないという…、
村上 したよ。
記者 (鈴木市長は)「直接来てない」と…、
村上 したよ。
記者 鈴木さんに?
村上 してる、してる。
記者 間違いないですか。
村上 してるしてる、してる。あなたたちが勝手に面白おかしく書いてるだけ。だからぼくは日本の活字のジャーナリスト、もう信じていない。
記者 あ、そうですか。
村上 うん。北海道を駄目にしてる。
記者 今後はもうどこの取材も受けないということなんですかね。
村上 (無言で立ち去り、関係者のもとへ)。
  =約16分後=
記者 市役所の言い分は嘘だということなんですね。
村上 ぼくは、信頼できるジャーナリストの取材は受けるけど、あなたとぼくとは信頼関係ないので、あなたのは受けたくない。
記者 HTBの取材は受けて?
村上 あなたのは受けたくない。
スタッフA やめてください。
記者 今伺ったのは確認だけなんですよ。市役所の言ってることは嘘だってことでいいんですかね。
A 本人が受けないって言ってるんだから。
記者 (鈴木市長が)記者会見で言ってたことは嘘だと。
スタッフB いやがらせはやめましょう。
記者 いやがらせじゃない。
B だって本人いやがってるんだから、いやなものを追う必要ないでしょって!
記者 あー、わかった。あんまり大きい声出さないで。
B だからやめろっつってんの!
記者 あんまり大きい声出さないで。(身体を押し付けてきたスタッフに)暴力はやめていただきたい。
B 暴力じゃないっしょ!
記者 いや、あなたでなくて、この人。
B ああ。
記者 記者会見で鈴木さんが言ってたのは嘘だっていうことですか。
B だから、やだって言ってんだから!
記者 あなたに訊いてない。
B なんだそれ!
記者 あなたに訊いてない。彼に訊いてるんだ。
B なんだよそれ!
記者 彼に訊いてるんだから。
B やだって言ってんでしょうが!
記者 彼に訊いてんだ!
スタッフC いやいや、ほんと申し訳ない、申し訳ない。はい、はい。

 直後、村上医師は大勢のスタッフにガードされたまま、無言でエレベータに乗り込んだ。

 村上医師辞任後の市立診療所をめぐっては、今月下旬に何度目かの救急搬送受け入れについてのトラブルがあったと言われる。ことの真相を含め、詳細は本誌8月号(7月15日店頭発売)で報告する予定だ。  (ん)


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Posted by 北方ジャーナル at 19:53│Comments(28)ニュース
この記事へのコメント
そりゃあそうだ。
Posted by かとう at 2012年07月02日 02:08
取材不許可の、趣旨違いの、無関係の民間主催のイベントの会場内で、無理やり取材したそうですね。
Posted by 名無しさん at 2012年07月02日 21:30
この、『言った』『言ってない』までは、我慢出来ましたが、『嘘』の件で気分が悪くなりました。彼は嘘とは言っていないですよね。表現の自由を勘違いしています。
Posted by 民間人 at 2012年07月02日 22:43
 書き込みありがとうございます。
 疑義や苦情、抗議であっても、記事への反響は等しくありがたいものです。
 書き込むだけでは言い足りない、という方がいらっしゃいましたら、お手すきの際にも直接ご連絡いただければ、可能な限りお話に耳を傾けます(連絡先は下記)。
 個人的には、虚心坦懐に夕張市内を歩いても、これまでの報道(私自身、2007年にインタビューしています)にみられる村上さんの姿とはおよそ異なるエピソードばかりが集まるので、村上さんご自身による反論の機会が必要だと思った次第です。今回、その貴重な機会が失われたのはまことに残念なことでした(皮肉でなく)。第1報執筆までにいくつかの方法で繰り返し取材を申し込んだ経緯などは、弊誌7月号に掲載しておりますので、もし図書館などでお眼に留まったら、斜め読みでもご高覧賜れたらありがたく思います。同号発行後、直接取材が困難ならば文章によるコメントの執筆をお願いできないかとも相談申し上げたのですが(その際は当然、原稿料が発生)、これに対しても可否のご回答を頂戴できませんでした。ツイッターでの呼びかけはブロックされ、「支える医療」ブログへの書き込みは削除されました。関係者の皆さんには、ノーコメントがいかに雄弁なコメントであるか、取材拒否がいかに取材者側に有利な対応であるか、たびたび説明申し上げたのですが、ご理解をいただけませんでした。取材力のなさを露呈してまでこうした背景を綴るのは、ほかでもなく、村上さんは今こそあらゆる人のあらゆる問いに答えたほうがよい、と思っているからです。もとより当事者ではない皆さんに説明申し上げても本意が伝わらないかもしれませんが、この時点でいろいろな問題を軟着陸させておかないと、この先は加速度的にご自身の立場を追い込んでいくことになり、後戻りができなくなってしまうのではないか、と考えるものです。
 言葉足らずでしたら、ご海容にご容赦いただきたく。取材方法や記事への批判そのものは、大歓迎です。地上のあらゆる報道が、その手法も含めて、できるだけオープンに検証されるようになったらよいとすら思っています。記者のレベルも天下に晒して、自ら評価の対象となるべきだと思っています。
 今後ともよろしくどうぞ。

 小笠原 淳
 札幌市東区北9条東6丁目2-23-803 (自宅)
 090-8270-1435 (直通電話)
Posted by 小笠原 淳 at 2012年07月03日 01:27
まず、公の場で嫌がっている相手に執拗な取材を続ける非常識さを謝罪するべきです。あなたが信用に値しない記者であるがゆえの正当な対応です。財政破綻した町の地域医療を支える為行動する医師に、それが同郷人のすべき行動か、記者と名乗るならばよく考え行動してもらいたい。人として。
Posted by 人として。 at 2012年07月03日 09:25
どなたに、なぜ謝罪をする必要があるのでしょうか。
なお、村上さんには必ずしも信用していただかなくてもかまいません。彼はおそらく、事情をご存じないイエスマンしか信用なさっていない、あるいは誰も信用していないと思いますので。
Posted by 小笠原 淳 at 2012年07月03日 14:08
なぜ取材断ってるのに、執拗にせまったんですか?本人がどこの取材受けるか受けないなんて自由じゃないですか?取材拒否されて、ブログに一連の流れまで載せて、そういうことするから取材拒否されるんです。この記事自体消した方がよろしいのでは?普段のあなたたちの行動を改めるべきです。自分勝手すぎる。
Posted by ゆー at 2012年07月03日 14:50
記者への信頼、信用って何だろう?いろいろと考えさせられます。
Posted by 通りすがり at 2012年07月03日 16:04
 書き込みありがとうございます。
 たとえば「北海道電力の役員が嫌がっているのに取材したから、謝罪します」とは、おそらく大多数の記者が言わない筈です。
「計画停電は電気事業法に違反していませんか? ごめんなさい」
「火力発電所の検査は本当に160日間も必要なのですか? 申し訳ありません」
 傍で聴くぶんには面白いですが、かえって相手は混乱すると思います。
Posted by 小笠原 淳 at 2012年07月03日 17:22
取材に対し非難しているコメントが多いようですが、私はそう思いません。なぜならば前職が夕張希望の杜の理事長であって、過去にあれだけTVや新聞に登場し道民に認知された人なのです。だからこそ、キチンと取材に応じる必要があります。個人という問題ではないと思います。
企業や団体の代表者は大小はありますが、社会的責任があり説明責任があります。
村上医師は信念があるなら、生々堂々と自分の意見を述べるべきでしょう。
Posted by ま~くん at 2012年07月04日 15:12
取材拒否されたなら、取材拒否されましたぐらいの報告でいいのでは?
全部の流れまで載せなくていいじゃないですか。
Posted by あい at 2012年07月04日 22:49
 ゼネラルモーターズの会長に取材を断られ続け、「ここにいる」と告げられた場所では門前払いされ、最後にとある集まりで直撃するまでの“経過そのもの”を90分間にまとめた、マイケル・ムーア氏の『ロジャー&ミー』というドキュメンタリー映画は、ご覧になったことがおありでしょうか。
 お勧めです。
Posted by 小笠原 淳 at 2012年07月05日 00:02
屁理屈ばっか。
ここは日本だし、外国の話しされても困ります。
Posted by あい at 2012年07月05日 22:40
 拝見した瞬間、本当に日本は幸福に満ちたよい国だと、心から思いました。
 さて、そろそろ皆さん飽きてきていると思いますが、まだ続けますか。ただ、「あい」さんに全力で来られても、私はたぶん1割以上の力が出てこないと思います。今も膝と顎の関節がはずれそうで困っています。しばらく治りそうにないので救急車で栗山へ、ではなかった、夕張まで搬送して貰おうかしら。
Posted by 小笠原 淳 at 2012年07月05日 23:27
あいさんへ

貴方のことば、村上医師のことでしょか?
屁理屈ばっか、外国の話?よく村上医師が言ってますよね。

そのまま、村上医師へ熨斗をつけてお贈りします。
Posted by 元夕張住民 at 2012年07月06日 17:41
ゼネラルモーターズ・・・については、一度リセットしたからこそ直近の本決算で過去最高益を達成できたのではないでしょうか?
そもそも破産法11条ですから、再生目的の破産です。したがって現在の市場原理主義では利益がでなければ、解雇もあり得るのは当然の措置です。また、GMは役員でなく下っ端の組立工すら年収1,000万に手厚い企業年金がありましたら、映画での経営者そのものを間接的に批判するのは間違っていると感じました。そしてちゃんと役員も責任をとらされたではないですか。GMのCDSが吹っ飛べばもっと深刻な状況に陥っていたでしょう。
会社で一番の権力者は株主ですから、株主の方針で行ったことですから、批判されるいわれはないとおもいますよ。
小笠原さん、国際経済をよく勉強なさってからGMや映画のことを言ってくださいね。電話や自宅の住所を明記しても特段すごいことではないですから。
小笠原さん含め、あなた方のやっていることはジャーナリズムではなく、反社会的な取材手法で情報をあつめ、広告次第でのらりくらりと論調をかえる手法そのものが市場原理主義の罠にはまっているといえます。真実を晒すのが記者の役割なら、あなた方の真実を晒されたらもっと困るでしょう。節度をもって取材してください。
Posted by 名無し at 2012年07月08日 18:40
 「真実を晒す」もなにも、私は客観的な「真実」などないと思っていますので、取材のいいわけに使うこともないし、国際経済の「真実」を鵜呑みにすることもできません。もちろん、ムーア氏の作品も。
 あと、ここに投稿なさる皆さんはどうも“ブラックジャーナリズム”批判がお好きのようで、すべてのメディアに真っ白も真っ黒もないと考えている私にとっては、ちょっと不思議なことです。追及なさるのはご自由なので、どうぞ。「北方ジャーナル事件」については私も大いに関心がありますが、それはいずれ自分で追及します。
 余談ながら、「ジャーナリズム」とか「社会的」とかの言葉の使い方を微笑ましく感じました。すべての「ジャーナリズム」が「市場原理主義の罠」にはまらなくなるとよいですね。
Posted by 小笠原 淳 at 2012年07月08日 21:15
今回の事件がなぜ起きたのか、私にはよく分かりません。北海道新聞をはじめ他の新聞の取り上げ方も思ったほど大きくないのはどうしてでしょうか。

村上医師の考え方(予防を大切にする医療)には
私も共感するところがありましたが、何か奇妙な事件が起きてしまい、人間的にどうなのか、と思うようになりました。

N被告のストーカー的行動に悩まされていたと村上医師は話していたと思いますが、それであれば警察に相談すべきだったのです。不思議なのは、被告が合い鍵を黙って作っていたとのことですが、普通であれば鍵は身近な人にしか触れされませんよね。

行政を批判するのは結構、今の医療体制を貶すのも構いませんけど、自分に不利になるようなこと
は絶対に話さないとは、何ともキ○タマの小さいお方ですね。正直、私は今回の件で、村上医師に失望しています。

どうか事実を話していただけませんか。
Posted by 遠江守 at 2012年07月09日 21:20
私が説明不足だったかもしれませが、北方ジャーナルはブラックでもホワイトでもないですよ。
広告主の悪口は書かない。そして、広告主のライバル会社の批判を記事にする。毎号毎号「ふーん」としか思わないような記事ばかりで、フリーペーパーのようです。つまらないです。名誉毀損もおそれず攻めた記事をきたいしたいところです。取材にもっとカネをかけなきゃ良い記事もかけませんよ。ここ数年、すっぱ抜いた記事なんてないでしょ?
Posted by 名無し at 2012年07月10日 07:21
 そういう話なら、北方ジャーナルは新聞テレビなんかよりぜんぜん良心的だと思いますけどね。記事読みゃだいたい「ああ、これはあれか」とわかるじゃないですか。そういうのがわかりにくい大手だけが生き残り、メディアリテラシーのない消費者を洗脳していく方が、よっぽどおっそろしいと私は思いますけど。「すっぱ抜いた記事」なんて、どのメディアの何を指してるのか知りませんが、文字通りのそれがそんなに普通にあるとお思いですか。
 ということも踏まえてのエールなら「つまらなくて申し訳ない、もっとがんばります」と申し上げます。
 ただ、「フリーペーパーのよう」とか「カネをかけなきゃ」とかをここでさらっと言うのは、この場に出で来ようもないところの、いろんな頸木の中で四苦八苦してるフリーペーパーやカネないなりによい仕事してる同業者に失礼ではないかと、ちょっと思いました。
Posted by 小笠原 淳 at 2012年07月10日 23:30
元夕張住民さんへ  
村上医師にではなく、小笠原さんにしたコメントです。
誤解も招いてすいません。
Posted by あい at 2012年07月11日 07:10
どんな取材手法かなんて正直どうでもいいけど、結局、この小笠原って記者は自ら「取材対象から情報を得ることができなかった」わけでしょう。

この記者にとって何が結果なのかと言えば、今回ならばこの村上という医師から本音を聞き出すことが結果なのに、それができなかった。それを恥じるどころか「私は結果を出せませんでした!」という失敗の過程をそのまま載せちゃうって厚顔無恥にも程がある(笑)

ジャーナリズムじゃなくてただの炎上マーケティングでしょう。実はこの人、営業の人なんじゃないの?(笑)北方ジャーナルなんて、いにしえの事件からこっち、ずっとそういうメディアだからと言われればその通りだろうけど(笑)広告の塊の財札とどっこい、みたいな。

(表面上)イエスマンになって信頼を得て情報を引き出すのもこうやって突撃取材するのも記者個々人の勝手で、どのような手法で情報を得るかなんて一切文句言われる必要はないんだけど、その代わりに結果が出せないと単にカッコ悪いだけ。

単に7月号を売りたいから炎上させた、と思われてもしょうがないんじゃないの。コトの真相とやらも本人からのコメントが無ければ片手オチと言われてもしょうがない(笑)

取材対象を怒らせた後でいくら「反論の機会」「コメントの執筆」と言ったところで、それは相手に対して無礼とかそんな感情論はどうでも良くて、単にミスを取り繕っただけ。ああカッコ悪い。
Posted by 通りすがり at 2012年07月15日 02:21
小笠原さん、2012年07月10日 07:21にコメントした名無しです。確かに大手メディアの方が商業主義ではありますね。
いろいろ失礼なことを言ってしまいすみませんでしたね。
私が貴社に期待したいのは、月刊誌や週刊誌の特権的なスクープ、過激ネタを期待しているのです。
名誉毀損裁判も広告主離れもなんのその!書きたいことは書く!覚悟の上で「さすが月刊誌」といわれるような雑誌になればと願っております(週刊新潮etc)。小笠原さん自身書きたいことはたくさんあるのでしょうが、やはり商売ですから抑えている部分もあるのでしょうか・・・。

※ 今月号の恵庭OL殺人事件は良いですね。
Posted by 名無し at 2012年07月16日 00:59
「通りすがり」様。
 ああ、面白い。
 奇矯、ではなかった、貴重なご意見に、眼の醒める思いです。文末に「(笑)」の多いことが、少し心配になりました。どうぞ、すこやかに。

「名無し」様。
 ご感想ありがとうございます。
 およそ「過激なスクープ」のような勇ましさがないのは面目ないことですが、今月の恵庭事件対談など、地味でもこうしてご関心を寄せていただける記事を少しでも増やしていけたら、と思うものです。何年経ってもそういう記事が増えなかったとしたら、それこそ完全にこちらの力不足です。
 名誉毀損訴訟は未経験ですが、スポンサー批判は何度か。昨年は、北海道電力批判が原因で北電の年間購読契約(50冊)がストップしました。
 次号で決まっているのは、たとえば某宗教団体代表氏のインタビュー。これもスクープとは違いますが、先月・今月と彼を出しまくった週刊誌や民放テレビとは少し異なるアプローチができないかと考えているところです。
 わずかずつながら実売部数は伸びていますので、これを励みに頑張りたいと思います。
 それはともかく、880円はちょっと高いですね。
 それと、公式サイトがブログのみというのも寂しい。
 そのあたりも変えていけたらと思っています。
Posted by 小笠原 淳 at 2012年07月16日 14:58
8月号、職場の近くの書店に行ったら、売り切れでした。近くのコンビニに行ったらまだ置いてありました。

少なくても、財界さっぽろよりはマシだとおもいますけどね。一時期は月刊クオリティを読んでいましたが、内部でいろいろあったようで、最近は興味深い記事が減ったと感じています。

北方ジャーナルに関しては、確かに昔はいろいろありましたけど、最近は結構健闘していると思いますよ。

個人的にはスマートフォンやiPad等で読めるような形になって欲しいと思います。アマゾンのキンドルもそろそろ日本での書籍を販売するようですし。500円位で売り出せば他誌より読者を獲得できるのではないでしょうか。
Posted by 遠江守 at 2012年07月17日 20:34
免許の偽造に関しては、背後に暴力団やマフィアが絡んでいることが多そうですね。自動車の運転免許証や卒業証書の偽造はネットでも散見されます。

あの東日本大震災の際、医療行為をしていたニセ医師も韓国の知人に作ってもらったという医師免許(正確には「医師国家資格認定証」)で医療行為をしていましたね。

数年前には。函館のあるお方が、運転免許証等の偽造を請け負って2000万円の利益を得ていたという事件がありました。

偽装は、グラフィックソフトがあれば可能、という話もありますが、殺人未遂事件より、看護師免許偽造の方が背後に何か大きな組織があるような気がしてなりません。

N被告が誰かに依頼して偽造したのか、それとも自分で作成したのか(私はその可能性は低いと思っています)、誰かが偽造してN被告に提出させたのか、真実は闇の中です。もっともいずれ法廷で明らかになるでしょうが。

ちなみに、N被告が卒業した高校のOBには厚労省や道庁、道警で働いている者もいます。過去にこの高校で暴力沙汰があったときも、新聞には一切報道されませんでした。他の高校の時は真っ先に報道しますが。

北海道の黒い闇をどうか明らかにしてください。これからも応援しています。
Posted by 遠江守 at 2012年07月17日 21:03
小笠原様へ
元地元民として気になることもあり見させて頂いたのですが、私の無知、勉強不足なところもあり教えて頂きたくメールしました。村上医師のエピソードと異なる行動とは?私に伝わる話は良い先生と言う話ししか入ってきませんでした。私も以前、診療所に電話対応でしたが助けられたので悪い印象はありませんでしたが、今回小笠原様が村上医師に執拗に取材しているので何故かと思った事と、夕張市がこの数年間で夕張の医療としてどのような実績を残しているかなども、もちろん取材されていらっしゃると思いますので教えて頂けますでしょうか?
Posted by さく at 2012年07月20日 13:19
 書き込みありがとうございます。
 私が知り、かつ現時点で公表に値すると判断した事実は、ほとんど本誌7月号及び8月号に書きましたので、そちらをご覧いただきたく思います。買うほどでもないという場合は、公共図書館などで閲覧できます。また、私の手元にも何冊か残っているので、編集部宛てメールなどでお送り先をご指定くだされば、無料でお分けすることもできます。
 あと、「夕張市がこの数年間で夕張の医療としてどのような実績を残しているかなども、もちろん取材されていらっしゃると思いますので」とのことですが、それらを「もちろん」取材すべきと仰言る根拠がよくわかりませんでした。私の関心は「夕張市がこの数年間で夕張の医療としてどのような実績を残しているか」ではなく、「『夕張市がこの数年間で夕張の医療としてどのような実績を残しているか』ということなどを異常なまでに執拗に追及し続け、時に患者や一般市民さえも激しく批判する村上さんの理解不能な言動」などです。
 その関心が読者の関心と一致すれば反響は大きくなり、ずれていれば読まれません。今回の記事は、いずれも大きな反響がありました。私の取材法を強く批判なさった方のお一人からも昨日、直接お電話があり、「たいへんよく書けている」とのご感想を頂戴したばかりです。
 「夕張市がこの数年間で夕張の医療としてどのような実績を残しているか」も大切なことではありますが、それ以上に大切なこともあるのではないでしょうか。参考までに、7月号で取材に応じてくださった方のお一人の言葉を、一部ここに採録しておきます。
 《破綻したマチの再生に取り組む夕張において、医療の立て直しはもちろん大事な問題ですが、それ以上に大事なのは破綻で傷ついた市民の『誇りの再生』です。行政や市民を一方的に貶め続ける人物を『救世主』と呼ぶことを、地域の人々がどう感じるか。そこをメディアの方には想像して欲しいし、わかりやすさを求めるあまり一面的・短絡的構図を描くことの害も自覚して欲しい》
 「さく」さんの知る村上さんの姿も、もちろん真実の姿だと思います。私が最も強くお伝えしたいのは、「そうではない見方がある」ということです。先のコメントに綴ったように、現在はそういう声ばかりが聴こえてきます。つい先週も鹿ノ谷駅前で、私を記者と知らずに声をかけてきたおばあさんが村上さんへの強い批判を語り始め、JR列車に乗り遅れるところでした。
 繰り返しになりますが、この視点が読者の関心と重なる限りにおいて、私は現在のスタンスで取材を続けます。
Posted by 小笠原 淳 at 2012年07月20日 19:34
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