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2008年08月12日

旭山動物園に行ってきたけれど

旭山動物園に行ってきたけれど

 先週、東川フォトフェスタに行ったついでに旭山動物園に行ってきた。当日は日曜日、しかも子供たちは夏休み。混むのは容易に想像できたので朝9時半の開園めざして東川を出発してました。
 旭山動物園に正門の方から入っていくと、何やら警備員がたくさんいて、盛んに「こっちに入れ」と棒を振っております。警備員の傍らには「無料駐車場は満車です」の文字。警備員の姿をした人が誘導しているので、危うく入りそうになりましたが、ようは有料駐車場に客を入れたいのだなとピンときました。数多くの警備員姿の呼び込みを無視して東門へ向かってみたら、案の定、なんなく駐車できました。

旭山動物園に行ってきたけれど
無料駐車場でなんなく駐車

 あの「無料駐車場は満車」の看板は何だったのよ。しかも、警備員姿って倫理的にどうよ。民間駐車場のやることだから、旭山動物園には関知することではなくても、あれじゃ心証悪いぞ。

 ところで、この無料駐車場は一面に結構荒い砂利が敷かれています。しかも傾斜があります。ようは、車が結構アクセルを踏むので石が飛ぶ可能性があるということです。以前、私はここで納車1カ月も満たない愛車のフロントガラスにヒビが入りました…。もちろん、駐車場で起きたことは関知しないというのが世の駐車場の鉄則です。みなさん、この駐車場ではやさしくアクセルを踏んで移動いたしましょう。飛び石が怖い人は、商売のやり方に倫理的な不満を感じてもグっとこらえて有料駐車場に入りましょう。

 さて、今回旭山動物園に来た第一の目的は今年オープンした「オオカミの森」をチェックすることであります。来園者の考えることはみんな一緒のようで、結構な人混みでした。

 その第一印象は「オオカミがいない…」。懲りずにもう一度入ってみると、暑いせいか木陰で休んでいるオオカミを発見。正確に言うと休んでいるオオカミの頭を発見。どうやら涼しい時期のほうが観ていて楽しいようです。案内のスタッフは「みなさん、立ち止まらないで進んでください!」とオオカミ以上に殺気立っていますので、そっちのほうが観ていて面白いかもしれません。

旭山動物園に行ってきたけれど

旭山動物園に行ってきたけれど

 目的は済ませたし、他の施設を見て回ろうかと思いましたが、開園から1時間も経つとすごい人混み。

旭山動物園に行ってきたけれど

 まずはタバコでも吸おうかと喫煙所を探すと門の近くにしかありませんでした。高台にある東門に行って吸っていると、見えるのは施設にとぐろを巻く人の行列。「なんだ、動物よりも人を観てる時間の方が長そうだな」と感じ、喫煙所から近い門をくぐって早々に退園いたしました。

旭山動物園に行ってきたけれど
喫煙所は門の近くにしかない

 動物の生態を把握して、それを活かした行動展示で名を馳せた旭山動物園だけど、もうちょっと観に来る人間の行動パターンや観る人の気持ちに気を配ってみたらどうかな、それが今の旭山の悩みの種なのかなと感じた夏の一日でした。


Posted by 北方ジャーナル at 18:36│Comments(0)
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