EAGLE CUP シニアオープンで宮本勝昌プロが大逆転で初優勝 チャリティーで76万円を移植医療に寄付

北方ジャーナル

2024年08月26日 14:51


美山大会会長(左)から優勝トロフィーを渡された宮本プロ(8月15日、札幌ベイゴルフ倶楽部)

 昨年までの札幌オープンゴルフチャリティートーナメントに代わり、PGAツアー競技 倉本昌弘 INVITATIONAL「第1回EAGLE CUP シニアオープンチャリティートーナメント」(賞金総額2500万円)が8月14日、15日の2日間、札幌ベイゴルフ倶楽部(石狩市船場)で開催された。 (く)

写真は左から明神PGA会長、倉本プロ、宮本プロ、美山大会会長、勝田ベストアマ

 正栄プロジェクトHD(美山正広代表)とTHE EAGLE GOLF(同)が主催し、公益社団法人日本プロゴルフ協会の主管。男子プロ84人、男子アマ21人の計105人が参加し、頂点を目指して熱い戦いを繰り広げた。

 本大会で13アンダーを叩き出して優勝賞金450万円を手中にしたのは宮本勝昌プロ(51)。

 ファイナルラウンドの15日、前日まで首位を走っていた片山晋呉プロとの4打差を大逆転。さらに4打差をつけて「63」の好スコアでフィニッシュし、初代EAGLE CUPのチャンピオンに輝いた。

 宮本プロは、6月のスターツシニアに続き2大会連続優勝となり、シニア通算5勝目を挙げて賞金ランキング1位に立っている。


北海道移植医療推進財団の田尻稲雄理事(右)へ寄付金目録を贈った美山大会会長


 正栄プロジェクトがこれまで札幌オープンゴルフで続けてきたのが移植医療への応援チャリティー。今回の大会でも賞金の一部、観戦チケット収入全額、プロアマ大会のチャリティー金を合わせた総額約76万円が北海道移植医療推進財団に寄付された。閉会式の折、美山正広大会会長が同財団の田尻稲尾理事へ直接目録を手渡した。

 今回までの累計寄付金額は3380万円あまりにのぼる。主催者側は、ゴルフを通じた社会貢献に確かな手応えを感じているようだ。




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