対象商品を買って環境保全に寄与しよう! 今年も「北海道の森に海に乾杯」共同キャンペーンがスタート
参画9事業者の代表者と加納副知事(前列左から2番目)による会見後のフォトセッション(5月19日、札幌市中央区のサッポロファクトリーアトリウム)
コープさっぽろ、サッポログループ(サッポロビールとポッカサッポロ北海道)、マルハニチロ、カルビー、ホクレン、よつ葉乳業、北海道コカ・コーラボトリング、日糧製パンの9事業者は5月21日(水)から「北海道の森に海に乾杯」共同キャンペーンをスタートさせた。
対象となる各社の商品群
同キャンペーンは、各社の対象商品をコープさっぽろの店舗や宅配で購入してもらうことで、カーボン・オフセットによる環境負荷低減、森林や海の保全に貢献しようという狙いで始まったもの。2013年11月の第1弾を皮切りに今回で第13弾を迎えた。
すっかり恒例となった同キャンペーンのスタートに先立ち5月19日、札幌市中央区のサッポロファクトリーアトリウムで、9つの参画企業・団体の代表者と加納孝之・道副知事が出席して共同記者会見が開かれた。
会見の冒頭には、2024年度に行なった同キャンペーンで達成したカーボンオフセット・クレジット証明書が加納副知事から主催者を代表してコープさっぽろの大見英明理事長に贈呈された。
その後、挨拶に立った大見理事長は、「次の世代にどう地球環境を引き継ぐかを考えた時、例えば消費者が購買を通じて森林の保全ができるという体験によって、そういうことが可能になっていくのではないかと考えている」と述べた後、「さらにこの先10年も、この取り組みを続けていきたい」と意欲を示した。
2025年度のキャンペーンによるカーボン・オフセット量は、想定値で202トン、金額にして253万円となる見通し。
これにより、初回からの累計カーボンオフセット量は2097トン、金額では2846万円となる予定。会見では、参画企業・団体の代表者もひとりずつ登壇して、今回のキャンペーンに関する意気込みを述べた。
この中で参画企業の1社であるマルハニチロ北海道支社の村本泰生支社長は、来年(2026年)3月に社名をumios(ウミオス)に変更することも付け加えていた。
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