フィッシングとアウトドアの「コルソ旭川」がオープン。女性向けアパレルや食品・雑貨も拡充
「コルソ旭川」の店頭に立つアイビックの牧野良彦社長(9月13日、イオン旭川春光ショッピングセンター内で)
【リアルエコノミー提携】アイビック(本社札幌・牧野良彦社長)は、フィッシングとアウトドアライフスタイルの専門店「コルソ旭川」を同市内にオープンさせた。9月13日に開業した「イオン旭川春光ショッピングセンター」(旭川市春光町10番地)の専門街にテナント出店したもので、「コルソ札幌」(札幌市手稲区)に次ぐ2号店。ショッピングセンター内には、初出店となった。(こ)
入り口付近にある食品とアウトドア雑貨のコーナー
「コルソ旭川」は、上質なフィッシングとアウトドアライフスタイルを提案するプロショップ。店舗面積は約340坪で、「コルソ札幌」の7割ほどの規模だが、約5万アイテム、約20万点の商品が陳列されている。
アイビックは、旭川市内に「つり具センター旭川店」(9条16丁目)と「つり具センター神楽岡店」(神楽岡5条5丁目)を展開していたが、2店舗の統廃合の目的もあって「コルソ旭川」をオープンさせた。ただ「つり具センター旭川店」には、固定客がついており、アイビックの「つり具センター」1号店でもあることから当面、営業を続ける方針。
フィッシング関連のコーナー
「コルソ旭川」は、ショッピングセンター内の店舗という環境を生かし、アパレルでは女性向けのウェートを増やし、店舗の入り口付近には、食品やアウトドア雑貨など、女性でも入りやすいコーナーを設けた。フィッシングについては、日本海での利用が多い「コルソ札幌」と違い、オホーツク、太平洋、日本海にも対応できるように品揃えの幅を広めている。
内外装は、戸建て住宅のデザインを専門としているスターウェッジ(札幌市中央区)が担当。什器類も黒で統一し、エアコンのカバーもブラックにして、上質感のある空間にしている。スポットライト照明を採り入れ、ライトの色は、自然光と同じにした。
アイビックの牧野良彦社長は、「専門店でありながら、女性客が気軽に入ることができるように品揃えを増やした。今のトレンドは、何屋か分からないという垣根の低さ。将来的には、店舗内にカフェをつくることも想定している」と話した。年間売り上げは、4億円を計画している。
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