「友好関係は今も不変」日中平和友好条約締結45周年で在札幌中国総領事館が記念行事

北方ジャーナル

2023年09月30日 14:14


祝賀会で挨拶する夏少傑代理総領事(9月25日夕、札幌パークホテル)

 日中平和友好条約締結45周年を記念する祝賀レセプションが在札幌中国総領事館の主催で9月25日夕、札幌市内のホテルで開催された。

 会場には道内選出の国会議員をはじめ北海道、札幌市の行政機関や北海道日中友好協会の関係者が来賓として出席。道内在住の華人華僑もお祝いに駆けつけた。  (く)

祝賀会では中国楽器による演奏会も披露された

 冒頭、登壇した夏少傑代理総領事は、日中平和友好条約締結45周年を踏まえて、「過去45年に亘り中国と日本の互恵協力は実りある成果をもたらし、両国国民に多大な利益をもたらした。中国と日本は相互依存し、利益と発展において切り離せない共同体となっている。現在、両国関係は複雑な課題に直面しているが、関係の重要性は変わっていない」と強調。夏代理総領事は、昨年に続き「チャイナフェスティバル」を札幌で開催(10月21日・22日)することも明らかにし、友好を深める場として積極的な参加を促した。

 祝賀レセプションは中華人民共和国成立74周年も記念し、約450人が出席。二胡などの中国楽器による演奏会が宴に華を添えていた。
関連記事