待ち望んでいた「ススキノ再起動」 第3グリーンビルのAPRグループ人気店をハシゴ取材

北方ジャーナル

2023年04月20日 15:47


すすきの茜豚と厳選のラム肉が楽しめる自慢のしゃぶしゃぶ(北海道しゃぶしゃぶ大地)

 ススキノを象徴するテナントビルのひとつ、第3グリーンビル。この2階に構えるのが期待の新店「北海道しゃぶしゃぶ 大地」、そしてニッカ党の聖地「THE NIKKA BAR」だ。コロナ禍がようやく沈静化する中で、待ち望んでいた「ススキノ再起動」を確認すべく、APRグループの人気店をハシゴ取材した。
北海道しゃぶしゃぶ 大地


広々とした店内にはさまざまな個室も用意されている(北海道しゃぶしゃぶ大地)

 飲食店への客足が本格的に戻り始めた2022年の9月下旬に新規開店した「北海道しゃぶしゃぶ 大地」。それからまだ半年余りだが、評判は上々だ。人気の理由は同店でしか味わえない独自のメニュー、リーズナブルな料金設定、そしてサービスの豊富さだろう。

 肉など具材をくぐらすしゃぶしゃぶ出汁は、羅臼産昆布とにんにくスライスのみの出汁とそれぞれの食材と合うよう開発された複数の出汁を用意。中でも好評なのは「金の出汁しゃぶ」で、カツオベースの少し濃いめの味が具材に染み入るだけでも舌鼓を打つ美味しさだ。同店では、つけだれにもこだわっており、中でも「特製卵つけだれ」は大地オリジナル。しゃぶしゃぶ肉を、相性ぴったりの長葱スライス、通称「ネギスラ」をお肉に絡ませて頂くというのも同店以外ではなかなか経験できないヘルシーな食べ方だ。

 しゃぶしゃぶの主役たるお肉。北海道を象徴する食材といえるラムしゃぶ肉は、あっさりながらしっかり旨味も堪能でき、同店自慢のさまざまな出汁にも好相性の特選ラム。ラム肉特有の臭みも職人が丁寧に下処理しているので、あまり感じることがないのも特長だ。

 豚しゃぶ肉は後志管内余市町の自社契約農場から直送される「北海道産すすきの茜豚」というブランド豚。北海道の太陽たるべき地元すすきのが彩る茜色の陽光をイメージして名付けられた。ストレスを与えないよう丁寧に、自然由来の飼料に麦も与えて育てられた同豚は、甘い脂肪と際立つ旨味が特長。加えて、お客様の要望に応える形で始めた牛しゃぶしゃぶの肉には、選りすぐりの北海道産和牛を提供している。

 このほか「ラム炙り寿司」などのサイドメニューの充実や、大宴会への対応にファミリールーム、充実した個室などバリエーション豊富な客席。丁寧な接客と同店の魅力は枚挙にいとまがない。飲み放題付きで4千円(税込)からという料金も大きな魅力。各コースの詳細は同店まで。

札幌市中央区南4条西3丁目 第3グリーンビル2F
℡ 011-511-8188(年中無休)
17:00~22:00
hokkaido-shabu-shabu-daichi.net


THE NIKKA BAR


同店自慢の「NIKKA」名酒(写真はTHE NIKKA BAR)

「北海道しゃぶしゃぶ 大地」の向い。食事の後の二次会利用にも打ってつけな「THE NIKKA BAR」。店名通り北海道にゆかりの深いニッカウヰスキーのお酒が充実したショットバーで、全国にあるNIKKA BARの中でも「THE」の冠を頂くのは同店のみだ。いわばNIKKA BARのフラッグシップ店。それ故道内はもとより道外、ひいては海外にも沢山のファンがいる。

 お好みのカクテルなど顧客からのオーダーにも柔軟に対応する同店だが、やはりここで味わって欲しいのは「NIKKA」ブランドの上質な各種ウイスキー。一般ではすっかり希少品となってしまった竹鶴や余市、宮城峡といった銘柄の年代物もストックしており、そんな貴重なウイスキーの飲み比べができるというのだから、お酒好きにはたまらない(※入荷状況で提供できない商品がある場合も)。

 ただ高級酒、希少酒だけではないウイスキーの楽しみ方も同店で是非経験してもらいたい。それはブラックニッカなど家庭でもお馴染みのリーズナブルなお酒をバーテンダーがつくるハイボールなどで味わうというもの。お酒の魅力を知り尽くしたプロが振る舞う、馴れ親しんだ銘柄のハイボールは日常の晩酌とは次元の異なる、“目から鱗”の美味しさだ。


落ち着いた雰囲気もたまらない店内

 そんな同店だが、昨年春からの新型コロナ行動規制緩和の動きを受け、全国のファンが着実に戻り始めているという。「行きたいのに行けなかった」といった我慢が解き放たれ、訪れる人々は「また来ることができて本当に良かった」「やはりここで飲む酒は格別」など嬉しさを素直に口にしながら、ニッカ党の聖地での時間を満喫している。

 ゆっくり静かにお酒を傾けたい人、美酒と共に仲間らとわいわい語らいたいケースなど来店客のニーズはさまざま。そういった多種多様な客層に対応できる広さ(約60坪)を備え、きめ細やかな接客、おもてなしも同店スタッフの真骨頂だ。

札幌市中央区南4条西3丁目 第3グリーンビル2F
℡011-518-3344(年中無休)
18:00~25:00
nikkabar.jp





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